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ヘッドスピードを上げるために、最初に覚えることは?

2013年02月27日 14:23

 ヘッドスピードを上げるには、貴方ならどのように力を加えますか?

 ゴルフを始めたばかりの頃は、スイング軌道が楕円を描くため、その軌道に沿って力を加えようとしがちです。

 確かにクラブヘッドは円運動に近い軌道を描きますが、人間の骨格は電気モーターのように、軸が回転するような構造ではありませんよね。

 どちらかと言うと、レシプロエンジンのように、クランク機構の働きで、ピストンの直線的な往復運動を回転運動に変換する構造に見立てて考えた方が、人のスイングを考える上で適しています。

 もっと身近なことで例えるなら、子供の頃に遊んだブランコ遊び(立ちこぎ)を思い出してみてください。

 誰に教えられたわけでもないのに、感覚的にブランコを小さく揺すりながら、膝の曲げ延ばしをタイミングよく繰り返していくと、ブランコの揺れは段々大きくなっていきます。

 ブランコの上に乗っている状態では、外部から得られる力は重力以外にないため、自然とこうした動作になります。

 揺れ始めは別として、常に働いている重力と同じ方向へ、直線的に力を加えていった方が効率の良いことを子供も経験的に掴んでいます。

 自転車も同じ原理で、ペダルに乗せた足を回転させているのではなく、同じように下方向に直線的な力を加えています。

 ところで、ブランコが停止している位置から、地面を蹴ったり、誰かの助けを借りたりせずに、動き出すのはなかなか大変ですよね。

 それは、クランク機構には加えた力がうまく回転運動に変換されない点(死点)が存在するためです。

 時計の文字盤に例えた場合、6時と12時の位置が死点となります。

 もちろん、ブランコでは12時の死点は無視しますが。
 
 こうした視点でゴルフスイングを捉えると、腕の力を使う方向とタイミングが見えてきます。

 理科で習った力のベクトルで、力の合成を思い浮かべてみれば、同じ方向の力を合わせるのと、方向のずれた力を合わせるのでは、前者の方が合力は大きくなりますよね。

 腕の力も、重力を利用するため、できるだけ”真下の方向”に力が発揮できるように扱うのが効率的です。

 ゴルフでは飛距離だけを追求するだけでなく、方向性がより大事ですから、より小さい動作でスイングを加速できれば、スイングプレーンのズレも少なくて済むのが利点でもあります。

 腕の力を使うタイミングは、12時のトップの位置、そして6時のインパクト付近では、力の無駄遣いになります。

 下向きの力が最大限に発揮される3時の前後付近が、ベストなタイミングです。

 これでハンドスピードが上がります。

 これに伴ってヘッドスピードも上がりますが、言うまでもなくヘッドスピードを上げる要因のすべてではありません。

 ヘッドスピードは一箇所でトップスピードにもっていくものではなく、ショットの軌道の安定性を考えて、別の方法も合わせて多段階に加速させていくものだと考えています。

 ヘッドスピードが上がったからといって、それだけでは飛距離はたいして伸びないのも事実です。

 そもそも飛距離を伸ばす目的も、本来はスコアを良くするためのものだったはずです。

 このことも忘れず、心の片隅に置きながら、飛距離アップの方法を楽しみたいですね。

 まずは、腕の力を下向きの方向へタイミングよく扱えるように!


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