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ゴルフ上級者特有のミスは複数のルーティーンが影響している?!

2013年02月21日 11:26

 いつもやり慣れていることをぼーっと何も考えずに実行した場合、何かの拍子にまったく別のことをしてしまうといったことがあります。

 これには認知心理学で言うところの行為の『自動化』が関わっています。

 『自動化』は、2000回程度の反復から発生するようです。

 この自動化は注意力を節約するため効率が良いのですが、そのことで先のような誤作動の問題が生じることがあります。

 途中まで同じ行程を経る行為で、途中から別の行程に移行していく行為の場合、ルーティーン化が結果的にミスを誘ってしまうことがあるのです。

 ミスを少なくする手段として、ゴルフではプレショットルーティーンが広く知れ渡っていますが、使い方を間違うとかえってミスに繋がることもあるので、よく理解した上でルーティーン化を実践することが大事です。

 すべてのクラブを同じリズム・タイミング・テンポでスイングし、1種類のテクニックでショットを繰り出す場合、プレショットルーティーンは絶大な効果を発揮してくれます。

 たまに、まったく別のテクニックを行っても問題は起きません。

 まったく別の行程を踏むタイプのテクニックであれば、それぞれのスイングをルーティーン化しても問題はありません。

 ただし、最初の段階から途中までのスイング行程が一緒であるテクニックが2つ以上ある場合、それぞれのルーティーン化が完了した段階で、潜在的なミスの引き金になってしまいます。

 冒頭で言ったことがまさに起ころうとしているわけですね。

 プロゴルファーのような上級者のみが失敗する原因がこれです。

 これは、ミスへの注意喚起や練習などでは防ぐことが難しく、熟練者特有のミスで突発的に起こることから、『スポラディックエラー』と呼ばれています。

 トーナメントは難しいコースセッティングになっていることが普通ですが、そんな難しい状況ではなく、何でもないところで、プロが素人のような失敗をするのにはこうした理由からです。

 失敗したからといって、その後、闇雲に反復練習を繰り返してみても原因が取り除かれることは無いことが理解していただけるかと思います。

 この種のミスを改善するには、テクニックの修得段階から出直しが必要です。

 別の結果をもたらすテクニックを身につける場合、できるだけ重複するような行程を避け、意識的にスイングを組み立てることがポイントとなります。

 ゴルフスイングの自由度との関係で、効率性を若干犠牲にしなければならないことも出てくるので、かなり難しい課題ではありますが・・・。

 もし、あなたがゴルフ上級者で、ごく希に起こるミスショットに悩んでいるのでしたら、見直すべきはルーティーンかもしれません。

 今回は、アベレージにとっての強力な武器であるルーティーンも、上級者にとっては諸刃の剣になりかねないというお話でした。



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