人気ブログランキングへ 

練習成果をラウンドに活かすためには?

2012年09月10日 10:38

 ゴルフ練習場ではどんな風に練習をしていますか?

 まず、ボールを打ち、そのボールがスライスしようものなら、今度はフェースが開かないように注意して打ち、次は曲がった程度に応じて、また調整する。

 こんな感じでしょうか?

 これを何回?何十回か繰り返せば、練習場では球が真っ直ぐ飛ぶように調整されるので、一見、問題は解決したように思いますが・・・。

 実際のラウンドでは、練習場で打てたような球はなかなか打てないですよね。

 別にスライスの矯正に限ったことではなく、ミス全般に対して同じことが言えると思います。

 ミスの対処法として、ショットの結果をフィードバックして調整に役立てる方法自体には問題は無いはずですが、何がいけないのでしょうか?

 レンジボールとコースで使用しているボールの性質の違いとか、人工芝と芝生の違い、傾斜や風などの諸条件やコース設計家が施した錯覚などが影響していることはよく指摘されます。

 こうしたゴルフコースと練習場との条件の違いもひとつの原因だと考えられますが、それだけでもなさそうです。

【普段の練習がコースで活かされない理由】

 この原因には練習時における身体の状態変化も関係があると考えています。

 セオリーでは、通常、ランニングなどで身体を温めた後、ストレッチで身体の柔軟性を高めてからショットの練習を始めますね。

 ショットの練習をする段階でも、まだ、ウォーミングアップの意味も兼ねて、ウェッジなどの短いクラブで短い距離のアプローチから徐々にスイングを大きくしていくのが一般的な練習手順です。

 柔軟性や筋力、バランスなどの身体の状態を確認しながら、テクニックが発揮しやすいベストな状態に持っていくわけです。

 こうして見ると、各人の課題を克服するために行っている練習は、かなり肉体的にも技術的にも調整に調整を重ねたベストに近いコンディションで終わるのではないでしょうか?

これはスイング動作がしやすい万全のコンディション用の調整方法と言えます。

 プロの場合には、ある程度、試合前の練習環境が保証されていますから、調整したベストな状態をそのまま試合に持ち込めますが、アマチュアの場合は必ずしもそうはいきません。

 練習環境の問題はもちろんのこと、そればかりでなく、本人のコンディションへの意識が不足していることも問題になります。

 こうした理由で、アマチュアゴルファーがラウンドで朝一のショットをする段階では、かなりの身体的な準備不足が予想されます。

 仮にストレッチやラウンド前の練習をしていたとしても、朝起きてから間もない時間帯を考えると、身体の準備が完全には整っていないはずです。

 特に、冬場など気温が低い場合には、この傾向は顕著となります。

 試しに飛距離測定の機能が付いているGPSゴルフナビを使用して、出だしの3ホールとそれ以降の飛距離の推移を比較してみると、自分の朝の身体がいかに普段の力を発揮できていないかを確認することができます。

 出だしの3ホールくらいの間は、クラブの各番手の飛距離が最低でも1番手、ウォーミングアップ不足だと2番手くらいは違うことに気づくはずです。

 身体の状態を認識せずに、無理にいつもの飛距離を出そうとすると、出だしのホールで大たたきをします。

 そんな経験ありませんか?

 万全のコンディションに合わせて調整したテクニックが、こんな準備不足のコンディションにマッチしなくても当然です。

【出だし数ホール用の準備が必要】

 朝一のコンディションに合わせた調整方法も用意しておいて損はないと思います。

 出だしの数ホールの身体の状態に近い、普段の練習で開始直後から身体が温まるまでの時間帯をこうした練習に当てましょう。

 疲れて集中力を欠いたときと同様に、身体が温まっていない段階は、身体的な特徴に起因した癖が出やすい傾向があります。

 自分に潜む内在的なミスの傾向を知る上でも、練習の開始直後は最も適した時間帯となります。

 まず、ボールを5球続けて打って、身体の動きや球筋など、普段と違うところをよく観察してみましょう。

 この時の注意点は、球筋を見て微調整しようとはせずに、自分が気持ちいいと感じるスイングで打ちます。

 気持ちのいいスイングとしたのにも理由があります。

 現在のスタンダードとされるゴルフスイングは、ゴルフ用の体づくりができていない経験の浅いゴルファーにとっては、楽な動作ではありません。

 そのため、気持ちのいいスイングをしようとすると、今の身体で楽なスイングをしてしまいます。

 そのため、その人の身体的な特徴に根づく悪い癖が表面化しやすいので、更に自分の癖を把握しやすいというわけです。

 身体が温まっていない段階にどんなミスが出やすいのか、その傾向をしっかり確認してくださいね。

 その対策はスイング調整で対応するのではなく、目標方向の調整など、より単純に対応できる方法を用意すると結果が良いようです。

 身体が温まっていない段階の調整方法を準備しておくと、ラウンド開始直後に「こんなはずじゃない」と慌てなくて済みます。

 身体が温まるまでの調整方法で、出だし3ホールくらいを慎重にプレーすると、その日1日、滑らかに普段のプレーに入っていけます。

 後は日頃の練習成果を発揮してくださいね。

 ゴルフコースマネージメント カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
スポンサーサイト



最新記事