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球筋の違いでゴルフの難易度は変わる!スタンス微調整の難しさ

2012年06月17日 19:40

 ゴルフには球の高さを除けば、ドロー・ストレート・フェード・フック・スライスなど、いろんな球種があります。

 横方向の球種の違いは、スイング軌道とフェースの向きの二つだけで単純に説明できることを以前説明しました。

 これはショットメカニズムの基本的な部分なので、教科書的なレッスン書を通じて、ご存じな方もいるでしょうが、少しおさらいしておきましょう!

図a【球筋とスイング軌道・フェイス角度】

 図aのように、スタンスの向きを基準にアウトサイドイン・ストレート・インサイドアウトの3種類のスイング軌道があります。

 また、それぞれのスイング軌道に対するフェース向きもクローズ・スクエア・オープンの3種類が考えられます。

 そのため、3 × 3 = 9種類の球筋に分類することができるわけです。

 この図だけ見ると、スタンスの向きと一致するのは③だけ、⑤と⑦の球筋もスタンスラインに戻ってくるので、実戦で有効なのはこの3つだけと誤解しそうですが、そう単純ではありません。

 この図は球筋の分類を説明するのに便利なため、スタンスの向きを基準にしただけのもの。

 もちろん③のストレートボールでは、スタンスと・スイング軌道・フェースの向きが同じ方向を向いているので、目標を狙いやすい球筋であることは間違いありません。

 ③や⑦の球筋では少し事情が複雑になってきます。

 ③を例に説明すると、スイング軌道はスタンスの向きに対して、アウトサイドインに振り抜いています。

 そのため、出球(ボールの飛び出す方向)はスタンスラインより左側に打ち出されます。

 ただし、フェースの向きがスイング軌道に対して開いてインパクトしているので、ボールにはスライス回転がかかります。

 左に打ち出されたボールは、スライス回転で右に曲がり、スタンスラインに徐々に近づいてきます。

 左に打ち出した分と回転で右に曲げた分が等しい場合、スタンスの方向に戻ってきますが、スライス回転が足らないと戻りきりません。

 また、回転がかかり過ぎたら右に行き過ぎてしまいます。

 左右に打ち出し分と回転で戻す分を一致させられる場合のみ、シンプルにスタンスの向きを目標に合わせるだけで済みます。

 ③と⑦の球筋の場合でも、スイング軌道とフェースの向きの度合いによっては、スタンスの向きを目標から左右にずらしてあげる必要が生じます。

 スタンスの向きを変える場合、ボールとの距離を変えずに、ボールを中心として回転しながら方向転換しなければ、スイング軌道とフェースの向きの関係が崩れ、ミスショットの原因になるので、細心の注意を払ってください。

 スタンスの向きの調整というと、簡単に聞こえるかもしれませんが、これがなかなか難易度の高い問題。

 これを簡単にできる人は空間認識力の高く、ゴルフ向きです。

 空間認識力はエイミングばかりでなく、コースマネジメントなどにも影響してくる能力なので、大いに開発したいものです。

 目にした風景を頭の中で立体視して3Dイメージにしたり、そのイメージを回転させて鳥瞰図のように上空から視点で眺めたりすることで、空間認識力を鍛えることができるようです。

 当然事ながら、①②④⑥⑧⑨の場合でも、スタンスの向きを調整しないと、ボールを目標方向に運ぶことができません。

 もちろん、⑤のストレートボールであっても、目標にスタンスを向ける必要があります。

 目標にスタンスを向ける作業だけでも、ゴルフ場で正確に実践するのは難しく、プロであっても練習場でクラブやツアースティックなどの練習器具を足元に置いて、正しくアドレスしているか確認しているくらいです。 

 持ち球によって、さらに微調整が必要となると、より難易度が増すのは当然のことです。

 もし、まだ自分の持ち球が安定していない人は、幾分扱いやすく、スタンスの調整を必要としない⑤、及び③と⑦の一部の球筋を基本として身につける練習を優先する方が、ゴルフ上達の早道となるかもしれません。


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