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スロープレー解消に寄与!国内女子ゴルフツアーでイエローカード導入

2012年03月02日 15:45

 今日開幕した女子ゴルフの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。

 ギャラリーの方は今までと違った、なんだ!と思わせられる光景を目にするかもしれない。

 サッカーでお馴染みのイエローカードが導入される。

 そもそも、ゴルフには審判が存在しない稀な競技。

 貴族のたしなみとして始まったゴルフでは紳士的な振舞いが求められる。

 それゆえにゴルフ規則の第1章はエチケットから説かれていることはよく話に上る。

 当初、ゴルフはマッチプレーが基本だったので、お互いが了解していればいいことで、公平・公正の基本から外れていなければ、事前に細かい取り決めをしていなくても、特段問題にはならなかったことも関係している。

 その後、ストロークプレーが普及し、マッチプレーのような直接対決ではなく、大勢のプレーヤーがスコアで競争するためのルール作りがなされてきた。

 近年では競技ゴルフを観戦する機会が増えてきたため、見る者にもわかりやすいルールとして配慮された結果がこのイエローカード導入という訳だ。

 昨今、国内女子ゴルフツアーでスロープレーに対するペナルティの問題が話題を集めている。

 2010年「サロンパスワールドレディス」の三塚優子プロの棄権騒動や昨年「マンシングウェアレディース東海クラシック」で同組だった横峯さくらプロと金田久美子プロともに2打罰が課せられたもの記憶に新しい。

 ところで、ゴルフ規則の中では、第3章でプレーについての規則として、プレーヤーの責任が課せられている。

 スロープレー(不当の遅延)についての記述はJGAゴルフ規則6-7で、
「プレーヤーは不当に遅れることなく、委員会がプレーのペースについてのガイドラインを決めているときはそれに従ってプレーしなければならない。なお、1ホールのプレーを終えたあと次のティーインググラウンドからプレーするまでの間も、プレーを不当に遅らせてはならない。」とされ、

 その違反の罰はマッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2打罰と規定されている。

 具体的にプレーのペースについてのガイドラインを決めるのは委員会とあるように、国内女子ゴルフツアーではLPGAが競技規定を定めている。

 LPGAと言っても、『全米女子プロゴルフ協会』の方が大本で、LPGA Pace of Play Policy and Rulesにプレーのペースについての記述があった。

 『日本女子プロゴルフ協会』でもこれを準用しているのだろうが、LPGA日本女子プロゴルフ協会の公式サイトにこの手の規定の原文・翻訳が掲載されていない残念なことだ。

 さて、当の規定内容は・・・

 前の組と間隔が空いた場合、競技委員から口頭で警告され、計測が開始される。

 計測対象となった組では、1ストローク(パットを含む)の所要時間が60秒以上の場合の者はペナルティ対象。

 また、1ホールでの平均的な所要時間は1打当たり平均30秒が目安となり、ホールアウトした打数×30秒+11秒以上がペナルティの対象となる。

 これはティーアップしてからホールアウトまでにかかった時間ではなく、自分の持ち時間の合計。

 3打でホールアウトした場合、101秒(1分41秒)でアウト。
 4打の場合、131秒(2分11秒)
 5打の場合、161秒(2分41秒)
 6打の場合、191秒(3分11秒)がペナルティと例示されている。

 ただし、2フィート(50センチ)未満のタップインでのパットを10秒以下で打った場合、ストロークの所要時間には含めないとも決められている。

 ゴルフ漫画『ゴルフ煮っころがし』でも、以前に30秒ルールというテーマを取り上げていました。

 前の人が打ち終わってから、自分が打ち終わるまで30秒というのは、やってみると意外と大変。

 情報収集やクラブ選択などは移動中に効率よく行うことが大事なのがよく理解できるようになります。


 今回のイエローカードは、プレー時間計測を始める注意喚起である警告が競技委員による口頭では曖昧との理由から導入されたもの。

 最近、大活躍の韓国勢を始め、海外選手の参加機会が増えていることも少なからず影響しているらしい。

 イエローカードが出された時点では、あくまでも警告で、2打罰を受けた訳ではないことに注意して観戦してみてください。
【追記・・・】

 国内女子ツアー2戦目で、イエローカード第1号が出ました。

  詳しい内容はこちら


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