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復活が嬉しい『レッドターニー』、悲しい『ゴールドターニー』

2012年02月21日 16:24

 日本でマグレガーと言えば、今でこそスライサー御用達の「マックテック」シリーズが有名だが、私の中では父親が持っていた「ターニー」、「ジャック・ニクラス」といったプロ・上級者モデルのイメージが強い。

 マグレガーは100年以上の歴史のある、世界で2番目に古いゴルフブランド。

 今では当たり前となっているアイアンのスコアリング、ラバーグリップやスチールシャフトを世界で初めて採用したのもマグレガーでした。

 『ターニーM85』ドライバーや『MTターニー』ウェッジをはじめ「ターニー」シリーズには名器が多かったようです。

 今年創業115年を記念し、新「ターニー」シリーズを発売すると発表がありました。

 「レッドターニー」と「ゴールドターニー」の2つのシリーズ。

 「レッドターニー」シリーズはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、パターのラインナップ。

 ドライバーは往年の名器「ターニー」を彷彿とさせ、安心感のある洋梨型のクラシックタイプで、ツインウエイトフォーステクノロジーや周辺肉薄カップフェースを採用した、伝統と新技術の融合が図られています。

 2012年4月下旬発売予定、販売予定価格は84,000円。

 「レッドターニー」は文句無く、かっこいい。


 問題なのは、超高反発の「ゴールドターニー」の方。

 このシリーズ(ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンの全て)の反発係数は、ルールの上限である0.83以上を超えている。

 「勝つためのクラブというコンセプトで飛距離性能をとことん追求」とマグレガーゴルフジャパンは説明しており、飛距離に悩むプレミアムクラブと言えば聞こえはいいが、ルールを無視するのはゴルフクラブメーカーとしてどうなのでしょうか?

 せっかくの「ターニー」復活なのに、マナーやルールに厳しい良き時代にゴルフを学んだ、往年のマグレガーファンに愛想をつかされる結果にならなければよいが・・・。

 ゴルフは体力を技術でかなり補え、他のスポーツでは叶わない生涯現役を通せる稀な競技。

 歳を取ってもいても、いぶし銀の技を披露する人と一緒にプレーできると、こちらも嬉しくなってしまう。

 憧れてしまう。

 加齢で体力の衰えて、スコアが悪くなっていても、幻滅したりしない。

 飛ばなくなっていても、幻滅にしたりしない。

 でも、ルール違反をするように変わっていたら・・・。

 もし、尊敬していた大先輩がルール違反の高反発クラブを使うのを目にしたら、その人から教わった大切なこと全てが嘘になってしまうようで怖い。

 平気でルール違反をする輩は、その場で指摘されなくても、噂が広がり、行く行くはゴルフに呼ばれなくなってしまう。

 ルール違反である高反発クラブを使用する事は、飛ばなかったボールを足で蹴る行為と同じこと。

 使う方が悪いのだけど、今回のルール違反はメーカーも同罪。

 ゴルフクラブメーカーがそんな悲しい事の手助けをしないで。

 ルール違反を"売り"にするなんて、長年ゴルフの発展に貢献してきたマグレガーらしくない。

 「レッドターニー」だけなら良かったのに・・・。


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