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トウダウンとナイスショット

2010年01月22日 21:12

 ゴルフクラブの構造について、少し理解していただくための話をさせていただきたいと思います。

 人間の感覚に正直な道具は、野球のバットやテニスクラブなどグリップの延長線上に重心がある道具です。

 人間は感覚的にグリップ(手のひら)の延長線上で、ボールを捉えようとするため、初心者でもストレートに限っては比較的簡単に打ち返すことができます。

 しかし、ゴルフクラブは真直ぐなシャフトの先にクラブヘッドが片側に偏って取り付けてあるために、グリップの延長線上に重心がない特殊な構造になっています。

 ゴルフ初心者がボールを芯で捉えることを難しくしている要因のひとつに、この特殊な構造を挙げることができます。

 また、この特殊な構造故に、スイングすると鉛直方向にクラブがしなる現象が起こります。

 この現象をトウダウンと呼びますが、インパクトの瞬間などにまさしくクラブフェーストウ側が下がります。

 フラットライよりもつま先上がりではトウダウンの度合いが増し、つま先下がりではトウダウンの度合いが減ります。

 ティーチングプロで有名な江連忠プロはトウダウンの現象を理解させるために、腰の高さくらいの位置にまで特別にティーアップしたボールを練習生やプロなどに打たせることがあります。

 試した人はプロであっても、最初はうまく当たらないか、空振りをしてしまうことがほとんどだそうです。

 もし、仮にトウダウンしないクラブで打とうとした場合、プロであってもいきなりだったら、無意識に普段のトウダウンの感覚が残っているので、ジャストミートできない可能性が高いと思います。

 ゴルフ規則のクラブデザインの規定上、完全にトウダウンしないクラブは販売されていませんが、トウダウンが少ないクラブを選ぶことはできます。

 グリップ・シャフトの延長線上に重心がないことでトウダウンが生じるということは、重心距離が長いほどトウダウンしやすく、重心距離が短いほどトウダウンが少ない事になります。

 重心距離が長いクラブを使っている方が、重心距離が短いクラブに代えればトウダウンは少なくなるでしょう。(参照;アイアンの重心距離一覧)

 ただし、重心距離が短いクラブは重心距離が長いクラブに比べて、操作性がいいかわりにミスヒットにはシビアですから、よく考えて選ぶことをおすすめします。

 また、技術的には普段の自分のスイングで、どの程度トウダウンするのか練習で掴んで、ボールの位置を調節して対応するのが良いと思います。

 トウダウンの度合いを抑えたい場合は、スイングリズムを急激に変えないことが肝心です。

 切り返しで自分のヘッドスピード以上にシャフトが特別しなるヒッタータイプの人はトウダウンも大きい傾向があるので注意が必要です。
   
 柔らかくグリップすることを保って、クラブを徐々に加速(等加速度運動)させるようにスイングすることを心掛けてみてください。


 トウダウン抑制ナイスショット!!

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