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ターフとは?〔ゴルフ用語説明〕

2020年02月26日 10:48

  ターフ(turf) とは ・・・

 芝生がマット状に形成された葉・茎・根、土壌を含む表層部分のことを言います。

 ゴルフでは「ターフを取る」という表現がよく使われますが、これは芝の表層を削ることを意味しています。

 ただし、ボールの手前から土ごと削ってしまった『ダフリ』とは区別され、ボールの位置よりも先のターゲット側を薄く削ることを指すことがゴルフでの慣例となっています。

 こうしたボールの位置よりも先のターフを削るには、右打ちの場合、スイング軌道の最下点をボールの位置よりも左側にあらかじめセットしておかなければなりません。

 このセットアップによって、結果としてクラブヘッドがボールの位置を通過する際に、スイング軌道のブロー角がダウンブローになるというわけです。

 ターフが取れない方の多くが、ボールの最下点(ボールと地面との接地点)にクラブヘッドを落とそうとしている傾向があります。

 ターフを取る、すなわち、ダウンブローにボールを捉えるのには、ボールを地球に例えると、赤道面から南極に該当するエリアからクラブヘッドが入ってさえいれば、事足ります。

 より薄く長くターフを取るには、ブロー角とボールとの接点、荷重移動などを調整する必要がありますが・・・。

 もっとも、ターフが取れる条件として、見逃しがちなのは芝の種類です。

 日本のゴルフ場のフェアウェイによく使用されているコウライ芝など、ランナー(ほふく茎・地下茎)が横に伸びるクリーピングタイプの芝草では、物理的にも株同士が連結しているため、なかなかきれいな形のターフは取れません。

 芝が取れても、ほとんどの場合、デブリ(芝かす)となって散ってしまいます。

 ランナー(ほふく茎・地下茎)が横に伸びるクリーピングタイプの芝草では、芝生を増やす際に、こうしたターフの部分を正方形に深く切り出して、ソッド(芝土)ごと、張り芝として使用していることからも、クラブ程度で削るのでは無理であることを窺い知ることができます。

 プロのゴルフトーナメントの中継などで見かけるきれいな形のターフが取れているケースとは、ベント芝などの株立ちタイプで、比較的根が浅く生育するタイプの芝がフェアウェイに使用されている場合がほとんどです。

 芝の管理技術の向上もあって、日本でもグリーンにベント芝が使用されている地域は増えましたが、フェアウェイのような広域に渡る場合、気候的にベント芝に適した北海道や東北地方の一部のゴルフコースに限られています。

 北海道で開催されるトーナメントなどでは、日本でも数少ないきれいなターフが取れるシーンを目にすることができるというわけです。

 また、これに加え、使用するクラブの形状もターフに関係しています。

 ベント芝のフェアウェイでは、コウライ芝などの旺盛な芝と違って、芝自体が非常に柔らかいため、ボールの重さに耐えきれず、芝に沈んだ状態のライになります。

 海外メーカーや日本国内メーカーでも海外トーナメントに参戦する選手にクラブを提供している場合には、こうした状況で打ちやすいような形状のヘッドを製造しているものです。

 わかりやすいデザインで言えば、ネック形状がグースネックになっているものか、ストレートネックになっているかの違いです。

 ストレートネックのクラブは、リーディングエッジを入れやすく、裏を返せばダフリやすいという特徴でもありますが、ベアグランドやそれに近いボールが沈んだ状況でも打ちやすい性質があります。

 このように打ち方・クラブの種類・芝の種類がマッチしていないと、基本的にはきれいなターフは取れません。

 そこを理解せずに、ターフを取ること自体を目的にしてしまうと、スイングが壊れかねませんので、ご注意してください。


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