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パットの距離感はボールの転がりの観察でナイスパット

2011年10月12日 12:22

 前回はパット練習の前段階として腹筋を鍛えようという内容でしたので、今回も引き続きパットの話をしたいと思います。

 言うまでもなく、パッティングではグリーン上でボールを転がしてカップに入れることを最終目的としています。

 ワンパットでボールをカップに沈めることがグリーンでの至上命題。

 でも、スコアメイクを考えると、グリーンに乗った状況次第ではできるだけスリーパットをしないように、ファーストパットでカップに寄せて、セカンドパットで確実にカップインすることも切実な問題です。

 入れるにしろ、寄せるにしろ、目標を狙うという行為には必ず向きと強さを定める必要が生じます。

 パッティングにおいて、向きに相当するものがラインで、強さに相当するものがタッチと呼ばれる距離感。

 正しいラインに乗せるには、傾斜や芝目などから正しいラインを読み、アドレスでフェースの向きを正しく目標に合わせ、正しいスイング軌道で、スイートスポットでボールを捉え、インパクトでもフェースの向きが目標に正対していなければなりません。

 ただし、上の要素のすべてが正しい状態で正しいラインに乗る反面、二つ以上の要素が間違っていても、それぞれの要素が打ち消しあって、偶然正しいラインに乗ってしまうことがあります。

 未熟な技術であっても本人が自覚していないケースがままあるのは、そんな偶然が結構起こるからです。

 

【距離感を身につけるには、どうしたらいい?】


 タッチを合わせるには、傾斜や芝目などからグリーンの速さを・読み、癖のない順回転で、適正な推進力をボールに与えなくてはなりません。

 ラインにしてもタッチにしても、パッティングの技術の他に、ラインやグリーンの状態を把握する観察眼が重要な位置を占めています。

 また、観察は程よい加減でボールをヒットして適正な推進力をボールに与えるタッチの肝の部分にも寄与してくれます。

 個人的には程よい加減を体現するのに、曖昧なやり方でなく、できるだけ論理的に行いたいと思案していますが、実際にはなかなか難しいと感じています。

 パットの振り幅でタッチを管理するなど、単純でわかりやすい方法を利用できればいいのですが・・・。

 

【タッチを振り幅で調節できるのか?】


 振り子運動における力学的エネルギー保存則から、振り子の振幅とボールの転がる距離の関係は2倍の距離を転がすには振り幅を2倍にするような関係にはなく、2乗の比例関係にあります。

 例えば、振り幅を2倍にすると4倍もの距離を転がってしまい、距離を半分にしようとすると振り幅を4分の1に抑えなければならないような関係にあります。

 最低でも1m程度の打ち分けが必要なパッティングにおいては非常に精緻なハンドコーディネーションが要求され、振り幅で距離を調整するのは常人には無理があると思えます。

 ただし、この方法は1m間隔の打ち分けには利用しにくいですが、初心者にありがちなノーカンパットを防止するのに大変役立ち、距離感を身につける第一歩として利用できます。

 

【気持ちいい振り幅の結果を利用する】


 ゴルフ場で標準的なグリーンの速さは8~9フィートですから、同程度に調整された練習グリーンやパターマットで、是非とも自分で振りやすい振り幅がどの程度のタッチが出るかを観察してください。
(ちなみに、家で利用しているのは、LITEのパターマット M-240で、フローリングに複数枚並べると、余分な縁取りが無いため、1枚の長いパターマットと遜色なく使用できるので、ロングパットの練習に重宝しています。)

 ほとんど練習せずとも自分のリズムで気持ちよく自然に振り分けられる振り幅を1つ、少し練習すれば振り分けられる振り幅が2つできれば上出来です。

 自然に振り分けた結果がどの程度の距離を転がるかを把握することが大事なので、偶然、3つの振り幅が5mの間隔程度になった場合は別として、くれぐれも利用しやすいからといって5m・10m・15mなどの等間隔になるように調節する練習はしないでください。

 大して練習しなくても、難なく3つの振り幅を振り分けられるようになれば、大まかではありますが、距離感の基準となる大切な物差しを手に入れたことになります。

 この粗い目の物差しの目盛りを埋める何か良い方法はないでしょうか?

 

【目に焼きついたイメージがハンドコーディネーションを高める】


 距離感の基準から1m間隔程度の打ち分けするには、振り幅に力加減を加味する方法が適当と思われます。

 力加減というと感覚的で曖昧の印象を受けますが、ゴルフもスポーツである以上、感覚的な要素が少しくらい残っている方がスポーツとしての面白みがあるのかもしれません。

 脳内でどのような演算処理がされているかはわかりませんが、反復による経験の蓄積で打ち分けの精度を上げられることも確かです。

 いきなりボールを打って、力加減を身につけようとせずに、まずは手でボールを転がし転がるところを何度も観察して目に焼き付けるようにしてください。

 ボールが静止するまでの挙動をしっかり観察し、目を瞑ってもボールが止まるところをイメージできるようになるまで繰り返します。

 特にボールが止まる前後を意識して目に焼き付けるといいでしょう。

 ボールを転がす間隔を少しずつ変えていけば、イメージトレーニングとハンドコーディネーションのいい訓練になります。

 最後に、イメージを思い描きながら、パッティングで打ち分けの練習をすれば、距離感を身につける練習は完了です。


 パットの距離感はボールの転がりの観察で ナイスパット!!

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