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ロングパットの距離感は段階的振り幅調節にタッチを上乗せする!?

2018年08月24日 09:48

 前回、自宅でも出来るパッティングの距離感を育成する方法というか、グッズを紹介しました。

 その中で、少しずつ距離を伸ばして練習していくと、距離感を掴みにくい距離に達する話をしたのですが、今回はその続きです。

 こうしたことがなぜ起こるのか?どうしたら打ち分けられるようになるのか?をお話ししたいと思います。

 ゴルフショットにおいての距離調節の方法としては、スピードで調節するもの、振り幅で調節、スイング打点で調節、スイング軌道で調節、フェースの向きで調節するものなど、多岐に渡ります。

 パッティングではストロークのスピードが遅いことから、ボールの回転数や回転軸の向きの調節が効きにくいこともあって、スイングスピードや振り幅で距離を調節するものが主となります。

 まず、パッティングでの距離の打ち分けを『スイングスピード』の調節で行う方法から見ていきましょう。

 誰でも日常生活で培う経験と同じで、試しに何度か転がすという実験結果を踏まえ、フィードバック機能によって、大体の力加減を覚えていくというもの。

 と言っても、打感やボール初速に注意を払いながら、転がるイメージとタッチの感覚をリンクさせていくことによって、微妙な距離感も調節できるようになるというメリットがあります。

 ただし、この力加減に頼った方法では、意外と使用できる範囲が狭いのがデメリットで、ある一定の強さを超えると、感覚センサーが上手く働かなくなってしまうものです。

 これは筋出力の限界域に近づくほど、結合組織の活発な動きが神経・血流系を圧迫するようになるため、微妙な調節に悪影響を及ぼすことに関係しています。

 しかも、感性の鋭い小さな筋肉ほど、筋出力も相対的に低いので、おのずとその限界値も低いものとなるのは致し方ありません。

 この力加減に頼った方法だけだと、いずれ冒頭で挙げた距離調節が難しい距離に直面することになります。

 この対処法を挙げる前に、もう一つの『振り幅』による距離調節の方法を考えてみましょう。

 振り幅の調節による距離の打ち分けは、ショットでは一般的ですが、パッティングでは大きなデメリットがあります。

 それは、パッティングのように比較的狭い間隔での距離の打ち分けを振り幅の大きさだけで調節することは難しいという点です。

 その理由は、力学エネルギー的視点からパッティングストロークを振り子運動と見なした場合、振り子の振り幅とボールの転がる距離の関係が『2乗の比例』という少し複雑な関係になるからです。

 例えば、振り幅を2倍にすると転がる距離は4倍になり、距離を半分にしようとすると振り幅を4分の1に抑えなければならないというわけです。

 このため、等間隔で全ての距離で打ち分けようと試みる場合には、少し不向きな方法と言えます。

 とはいえ、等間隔にさえ拘らなければ、少し飛び飛びにはなるものの、打ち分けられる距離を伸ばすことができるというメリットがあります。

 スイングスピードにしろ・振り幅にしろ、どちらも単独ではメリットもデメリットもあり、どちらが優れているとは言い難い側面があります。

 であるなら、両方のメリットが活きるように使えば良いだけです。

 スイングスピードだけで打ち分けにくい距離まで来たら、振り幅を少し大きく取ってスイング自体の運動エネルギーを確保してあげます。

 その大きくした振り幅を一定に維持したまま、スイングスピードによる打感調節を上乗せして、ボール初速のイメージに変換し、再度、その領域での微妙な距離感を修得するだけの話です。

 また暫くすると、同様に打ち分けにくい距離に直面したら、更に振り幅を大きくしたブースターの上で、スイングスピードによる細かな作業とう行程を繰り返すだけ。

 前回紹介したGSTと睨めっこしながら、フィードバック調整していけば、比較的簡単に修得できるはずです。

 ロングパットの距離では、『振り幅とスイングスピードを併用』するという手法で対応してみてくださいね。


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