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下手を固めるとは?〔ゴルフ用語説明〕

2018年07月11日 11:53

 下手を固める とは ・・・

 何の目的もなく、闇雲にミスを繰り返すことによって、身体に間違ったスイングを定着させてしまう練習のことを言います。

 ミスショットの再現性を高め、あたかも下手になることを目的として練習しているかのように見えることから、そう呼ばれています。

 ただし、本人からすれば、そんなつもりはさらさらなく、上手くなるために一生懸命練習しているつもりのはず。

 どうしてこんな齟齬が生じるのかと言えば、練習の意味を理解していないからです。

 『練習』と云う文字の意味を改めて見てみましょう。

 まずは後ろ文字の『習(ならう・ならわし)』という漢字から。

 『習』という漢字は、『白』の上に『羽』と書きます。

 羽を動かす様子を表わした文字で、鳥が羽ばたく際、何度も何度も同じ動作を繰り返す様を表わしたものです。

 この場合の『白』は『自』の変形であり、『羽』の動詞を表わす記号となっています。

 次に『練(ねる)』という漢字です。

 『練』という漢字は、『糸』へんに『柬(かん)』と書きます。

 更に、『柬』の字は、『束(たばねる)』と『八印(わける)』の会意文字で、集めたものの中から上質なものを選り分けることの意です。

 故に『練(ねる)』とは、生糸を柔らくして、上質なものに選り分ける作業を意味しています。

 こうして『練』と『習』という漢字をそれぞれ調べてみると、『練習』とは、集めた知識・技術の中から上質なものを選り分けて、その上質なものだけを繰り返し行って、それが習わしとなるまで続けるという意味だということがわかります。

 さて、ここで『下手を固めている』人は、こうした本当の意味での練習をしているのかが問題となります。

 繰り返すという意味での『習(ならう)』は、できています。

 ただし、集めたものの中から上質なものに選り分けるという意味での『練(ねる)』ができていませんよね。

 何の計画もなく、ただただゴルフボールをひたすら打って、その行方に一喜一憂し、小手先で修正しているだけでは、ゴルフの練習にはなりません。

 下手を固めないためには、練習に行く前に、この『練(ねる)』ための準備が必要となるというわけです。

 それにはまず練習の課題を探すことから始めます。

 今、何ができずに上手くいっていないのかを明確にして、その解決に役立ちそうなアイデアを捻出してみましょう。

 どうしても自分で想い描けないのであれば、初めのうちは他から良さそうな情報を集めても結構です。

 ある程度、試すべきアイデアが溜まったら、練習場に行き、その良し悪しを試します。

 最初は『習(ならう)』は行わず、『練(ねる)』という試行実験だけに集中します。

 ほとんどのアイデアが意図に反して上手くいかないかもしれませんが、その中からすぐに上手くいったものや手応えのあったものだけを選り分けて、記録しておきましょう。

 そして、その選りすぐりだけを繰り返し、身につくけることが本当の意味での練習となります。

 ちなみに繰り返しの回数の目安は、動作の自動化の目安となる1万回が最低ラインとなります。

 とはいうものの、ゴルフ初心者にとっては、何から手をつけてよいのやら、わからなくて当然です。

 最初はゴルフスクールに通うのも一つの手。

 ゴルフスクールでは、習う側のレベルに応じた選りすぐりを専門家が提供してくれることを謳い文句としています。

 その良し悪しを自分で評価できるようになるまでに、下手を固めないように、利用できるものは最大限利用して、ゴルフに慣れてください。

 最終的に自分で考えて、下手を避ける判断を下すことがゴルフコースでは何より大切となります。

 そのためにも、日頃から自分で考えて、判断を下す習慣がゴルフ上達に欠かせないというわけです。


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