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強い!と叫ばれるほどキュッと止まる低弾道高回転ウェッジショットの打ち方

2018年04月22日 11:42

 グリーン奥から下り傾斜へのアプローチで、バックエッジからピンまでの距離も近く、左足下がりのライともなれば、どうやって寄せていくのか試案のしどころ。

 また、グリーン手前まで来て樹木がスタイミーとなり、木を越すような高い球を打つだけの距離も無く、木の枝が張り出していて、枝の下の空間は開いているけれども、バンカー越えになってしまう場合なども困りものですよね。

 そんなシチュエーションで役に立つのがローランチハイスピン、低弾道高回転ウェッジショットともいうべき技術です。

 下り傾斜のグリーンに向かって打つと、「ああ強過ぎ!」と思わずキャディーさんが叫んでしまうほど、強く打ち出された低い弾道のボールが、「キュッ!」とスピンが効いて小さく弾んだ後、一度止まりかけて下り傾斜なりにトロトロとカップに寄っていくのがこのアプローチショットの肝。

 平らな場所では「キュッ!」とスピンが効いて、「ピタッ!」と止まる様子は、スコアに寄与するシーンかどうかを度外視してでも、ただただ憧れてしまう人も出てくるほどです。

 さて、この低弾道高回転ウェッジショットの打ち方は?

 この低弾道高回転ショットは、スピン系のロブショットの練習をしていると、たまたま勝手に起きてしまう現象でもあります。

 スピン系ロブショットに類似した部分があるということです。

 もちろん、高く上げる部分ではなく、高回転のスピンをかける部分がです。

 スピン系ロブショットの回転をかける部分を参考に、その打ち方を採用してみてください。

 まず、スタンスはオープンに構えて、スタンスなりの向きでインサイドインの軌道でスイングします。

 これは打ち出し方向の視点で見ると、アウトサイドインのスイング軌道になっています。

 こうしたスピン系のショットではナイスショットとシャンクは紙一重ですが、ボールに対して左に振り抜くことによって、幾分かシャンクを予防する効果が期待できるからです。

 フェースを開いて、ヒール側からバウンスを使って地面を滑らせて、トウ側へと斜めにフェースを抜いていく感じで、素早く振り抜きます。

 この際、フェースの上をボールが斜めに滑りながら、長い距離を移動する間に、フェースに施された数多くの溝によって、より多くのスピンがかかるといったイメージが大切。

 また、スピンをかけるためにはゆっくり振るのではなく、ある程度のスピードも必要になってきます。

 スピン系ロブショットほどではないものの、ランニング系のアプローチに比べると、比較にならないほどのスイングスピードが速くなりますが、オーバーを怖がらずに思い切って振り抜くことが必須です。

 スイング軌道がアウトサイドインで、フェースを開くため、ボールの打ち出し方向がどの方向になるか不安になる方もいるかもしれませんが、ボールが打ち出される方向は、フェースの向きと振り抜く方向の間で、フェースの向きにかなり近い方向に打ち出されます。

 打ち出したい方向よりもフェースを2割程度開き、8割程度左へ向いて構えて振り抜くイメージで真っ直ぐ打ち出されると覚えておくと便利です。

 ここまでがスピン系ロブショットと共通しているスピンをより多くかけるという部分になります。

 後はこのスピンがかかるのを邪魔せずに、低く打ち出す方法を付け加えてあげるだけ。

 まず、高く打ち出すには、バックスイングよりもフォロースルーを大きく取ることがポイントなるわけですが、これとは反対に、低く打ち出すには、バックスイングを大きく取り、フォロースルーを小さく抑えることがポイントになります。

 また、スイング軌道におけるダウン軌道中にボールを捉えることができる位置にボールを置くことも大切になってきます。

 フェースを開いているものの、入射角をダウンブロー気味にすることによって、打ち出し角を若干低くする効果があるためです。

 ジャック・ニクラウスのように体重移動が上手に扱えると、ボール位置が左足踵の前でもダウン軌道でボールを捉えることができますが、一般的には右寄りにボールを置く方がダウン軌道でボールを捉えることはやさしく、セオリーになっています。

 ただし、右に置き過ぎると、急激に打ち込むようなダウンブローを助長し、フェースの上を長く滑らせてスピンをより多くかけるという目的が果たせなくなるため、むしろタブーと言えます。

 ダウンブローだからといって、目標となる1点に対してシビアにリーディングエッジを入れるというイメージではなく、もっと緩くボールの南半球部分という漠然とした範囲から緩やかに切り込み、押しながら低く左に抜くイメージが良いかもしれません。

 また、アプローチで大切な要素は再現性が高く、何度でも同じ結果になることが条件となります。

 安定したダウン軌道にするため、ボールとの距離はできるだけ近づいて構えますが、スイングスピードを確保する必要があるため、クラブは普通の長さで持ちます。

 短く持った方がボールに近づけるわけですが、短く持った分、スイングスピードが落ちてしまうので、その分のスピードをコックのリリースなどで補ってあげる必要が出てきてしまいます。

 アプローチのように精度が命となる場合には不向きと言わざるをえません。

 最後に忘れてならないのは、使用するボールの種類とウェッジのコンディションです。

 ディスタンス系ボールよりも、アプローチでスピンのかかりやすいスピン系ボールが適しています。

 バンカー練習や長年の使用でフェースの溝が擦り減ったウェッジでは無理が生じますから、ルール規制の範囲内で溝のしっかりとしたウェッジを使用することをおすすめします。

 逆目のラフなどフェースとボールの間に芝が噛んでスピンがかかりにくい場面では選択肢からはずさなければならない使用頻度の低い技術ではありますが、適切なシーンで意図的に打てれば、相当格好の良いことも確かです。


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