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パー3コンテストとは?〔ゴルフ用語説明〕

2018年04月06日 08:10

 パー3コンテスト(Par 3 contest) とは ・・・

 メジャートーナメントであるマスターズの前日に、1960年以来、オーガスタナショナルGCの本コースに隣接するショートコースにおいて、毎年恒例で開催されているイベントのことを言います。

 今でこそ、プレミアムチケットとなる大人気のマスターズですが、当初はまだ知名度も低く、試合前にドライビングコンテストやアイアンコンテストが催されていました。

 その名残とも言えるのがこのパー3コンテストです。

 ジョージ・コッブが設計し、1958年に完成した9ホール・PAR27・全長1060ヤードのコースで行われています。

 選手の家族や友人などがキャディーを務めることができ、マスターズのキャディー専用の緑色の帽子と白いつなぎを着ることや最終ホールではショットやパットを打つことも許されているため、選手ばかりでなく、その家族・友人にとってもかけがえのない経験ができる場として人気があります。

 2016年にはケビン・ナのキャディーとして参加したリディア・コ(当時の女子世界ランキング1位)が最終ホールでピンそば90cmにつけて喝采を浴びたりもしています。

 日頃、真剣にプレーしている選手達がこどもや孫を連れて、和気あいあいとした雰囲気の中、プレーする様子は何とも言えない微笑ましい光景に映ります。

 最も長い9番ホールでも135ヤードしかなく、最も距離の短い7番ホールでは70ヤードという短いショートホールでのプレーということもあって、往年の名選手が熟練の技を存分に披露してくれる場でもあります。

 残念ながら、2017年には雷雨の影響によって、コンテスト始まって以来初となる途中での中止となってしまいましたが。

 今年の2018年にはジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー、トム・ワトソンが同組で回り、ショットばかりでなく、アプローチやパターの冴えを見せ、パトロンが何度も舌を巻くシーンがありました。

 ジャック・ニクラウスとトム・ワトソンが優勝争いをする中、最終9番ホールではニクラウスのお孫さんで、キャディーを務めていた15歳のゲーリー・ニクラウスJr.君が、お株を奪う人生初のホールインワンを達成して、パトロンから大喝采を浴びていました。

 最終的には68歳のトム・ワトソンが6アンダーでパー3コンテストの最年長優勝を飾ったシーンも感動的です。

 ちなみに、コースレコードは8アンダー19で、1965年に優勝したアート・ウォールJr.(1959年マスターズ覇者)と1973年に優勝したゲイ・ブリュワーJr.(1967年マスターズ覇者)がそれまで持っていた記録7アンダー20を、ジミー・ウォーカーが2016年に更新した記録です。

 ただし、その年のパー3コンテスト優勝者はその年のマスターズ本大会に優勝できないというジンクスがいまなお続いています。

 優勝候補ともなると、このジンクスを嫌って、パー3コンテストには参加しないという選手が出てくるくらい強力なジンクスになっています。

 また、本グリーンと同程度のグリーンスピードで、傾斜もあることから難しいグリーンでありながら、選り抜きの名選手が参加していることもあって、やたらとホールインワンが多いのも特徴です。

 2016年には当時80歳のゲーリー・プレーヤーがホールインワンを出すなど、この年には計9個のホールインワンが出て、最多記録を更新しています。

 エキシビション的なイベントであるにもかかわらず、その技術レベルの高さに、翌日以降のメジャー本大会への期待がいやがうえにも高まるというものです。


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