FC2ブログ
                           人気ブログランキングへ 

ステイブルフォード形式とは?〔ゴルフ用語説明〕

2018年04月02日 12:00

 ステイブルフォード形式(Stableford format) とは ・・・

 各ホールのスコアをスコア毎に予め決められたポイントに換算し直して、その得点の合計を競う形式のゴルフ競技のことを言います。

 内科医のフランク・ステイブルフォード氏によって発明された競技で、その名を取ってステイブルフォードと呼ばれています。

 また、ポイント換算方式から、『ポイントターニー』という名でも呼ばれることがあります。

 なぜ、こんな面倒くさいことをするのかと言えば、これが生まれた英国のゴルフコースに起因しています。

 箱庭のごとく管理され尽くした日本のゴルフコースと違って、リンクスコースを始め、英国のコースでは今以上にありのままの自然が活かされていました。

 原初当時のバンカーやラフを映した写真を一度でも見たことがある人は、あまりの未開の地ぶりに呆れるはずです。

 日本では難しいとされるアリソンバンカーであっても、日本人というゴルフ未経験者達のために、アリソン氏が非常にやさしく、加減して作ってくれたことが理解できるというものです。

 苛烈を極める難しいコースにあっては、マッチプレー形式の競技からゴルフ競技が始まったことも理解できます。

 1ホールの大叩きが勝負全体の行方を左右しかねないストロークプレーと違って、マッチプレーにおいては、難しいホールでいくら大叩きしたとしても、そのホールが負けになるだけで済みます。

 ステイブルフォード形式も同じ意味合いを含んだ競技になります。

 それではステイブルフォード形式のやり方について、簡単に説明しましょう。

 まず、個々人のハンディキャップに応じて、スコアカードの規定打数をご自身の基準打数となるマイパーとも呼べる数値に設定し直します。

 これはハンディキャップの数に応じて、スコアカードの記載されているホールHDCPの少ない順に1つずつPARの数に足していくことになります。

 例えば、ハンディキャップ15であれば、HDCPの数値が1から15までのホールに対して、スコアカードのPARの数に1ずつ足した数がそのホールでの自身の基準打数となります。

 ハンディキャップ36であれば、HDCPの1から18までのすべてのホールにおいて、PARに2ずつ足した数が自身の基準打数となるわけです。

 ステイブルフォード形式では、この自分の基準打数を元に、以下のポイントが割り振られることになります。

0ポイント : 自分の規準打数よりも2打以上多いスコア、もしくはギブアップ
1ポイント : 自分の規準打数よりも1打多いスコア
2ポイント : 自分の規準打数
3ポイント : 自分の規準打数よりも1打少ないスコア
4ポイント : 自分の規準打数よりも2打少ないスコア
5ポイント : 自分の規準打数よりも3打少ないスコア
6ポイント : 自分の規準打数よりも4打少ないスコア

 各ホールで獲得したポイントを合計した総ポイントが多い者が最終的な勝者となります。

 この換算表からもわかるとおり、いくら大叩きしても、途中でギブアップしたとしても、減点されることがないことがステイブルフォード形式の一番の特徴と言えます。

 また、途中でギブアップすることもでき、プレーの遅延を和らげることができるので、初心者を伴うラウンドにも向いています。

 大多数の初心者にとっては、ストロークプレーの初ラウンドは辛い思い出になることがほとんどです。

 最初から少しでもゴルフを楽しんでもらえるためには、初ラウンドをステイブルフォード形式にしてあげるといった工夫も、ゴルフ人口を増やすための方策になり得るはずです。

 また、こうした発明された経緯から理解できるように、プロの競技においては、現在ほとんど採用されることがありません。

 当然のことながら、プロの場合にはハンデ戦にはならないので、修正されたステイブルフォード形式が採用されます。

 より良いスコアに対して、加重されたポイントが割り当てられており、ストロークプレーよりもアグレッシブなプレーが引き出されることが人気の一つとなっています。

 ただし、ボギーやダブルボギー以上ではマイナスポイントも割り当てられており、それがステイブルフォード形式の本質を損なっているためか、プロツアー競技としては定着しない理由となっているようです。


 ゴルフ用語説明 さ行 カテゴリ〔サイトマップ〕へ戻る
 ゴルフ用語説明 は行 カテゴリ〔サイトマップ〕へ戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
スポンサーサイト



最新記事