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ドライバブル4とは?〔ゴルフ用語説明〕

2018年03月13日 09:35

 ドライバブル4(drivable four) とは ・・・

 飛ばし屋であれば1オン可能なほどの距離の短いパー4のホールのことを言います。

 メタルヘッドドライバーの時代まではだいたい325ヤード程度までのホールが対象となっていたが、チタンヘッドの登場以来、年々ツアープロのドライバーの飛距離が伸びていることから、現在では360ヤード以内のホールまでもが含まれるようになってきています。

 2017~2018シーズンのセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンにおいて、ダスティン・ジョンソンが433ヤードのパー4をあわやホールインワンしそうになったのは記憶に新しいと思います。

 ただし、これは確かに特殊なケースで、このホールをドライバブル4と呼ぶにはいささか抵抗があるわけですが、ダスティン・ジョンソン本人にとってはそうなり得るわけです。

 ダスティン・ジョンソンだけでなく、米PGAツアーや欧州ツアーで活躍する男子プロの中には、飛び過ぎてドライバーを使うホールがなかなか見当たらないトニー・フィナウ、飛び過ぎないように曲げまくってコースに収めるバッバ・ワトソンを始め、数え切れないほどの飛ばし屋が揃っています。

 ドライバブル4とはいえ、スプーン(3番ウッド)、場合よってはクリーク(5番ウッド)などでも届いてしまうことがあり、圧巻です。

 面白いのはこうした超弩級の飛ばし屋がスタッツにおけるドライビングディスタンス1位になることにあまりというか、ほとんど拘っていない点です。

 1オン可能なパー4では、1オンすることによって、イーグルの可能性が高まることから、1打目でグリーンを狙ってくることもありますが、イーグルの可能性が低い場合にはアイアンでフェアウェイに確実に刻んでくることも少なくありません。

 これは米PGAツアーの賞金が他のツアーと比べても破格に高額であることが関係しています。

 誰が一番飛ぶのかは戦っている本人同士が一番理解していますし。

 単なるスタッツ上の順位を競うよりも、実利を伴うスコアによる順位に拘りやすい環境が整っていることです。

 ドライバブル4は、比較的良いスコアが出しやすいこともあって、一般的には『サービスホール』とも呼ばれていますが、コース設計的には距離が短い分、グリーン周りやグリーン上が比較的難しい造りになっていることが普通です。

 そのため、サービスホールでこそ、確実に2打目が狙いやすい位置に刻むことがゴルフではセオリーとされています。

 特にグリーンがどの方向に長くなっているのかを意識することによって、グリーンの入口がどこか、すなわち1打目に狙うべき位置が明確になってきます。

 考えも無しにグリーンに近づいてしまうと、スピンコントロールがしにくい中途半端な距離からになり、更に難しい方向から狙わざるをえないという状況に追い込まれ、たとえ大きなミスをしなくても、トラブルになってしまうケースも多々あるからです。

 これが1打目でグリーンまで届くとなると、上手くいけば、バーディー確実かつイーグルの目まであり、失敗しても、パーで収まる可能性が高くなります。

 また、更に距離的に余裕があれば、ティーショットを意図的に曲げて、グリーンの入口方向からグリーンを長く使うこともできるので、圧倒的な飛距離が出ることは非常に武器になることは確かです。

 ただし、こうして攻めた結果、パーになってしまった場合には少し注意が必要です。

 たとえパーであったとしても失敗した結果であるため、精神的なストレスを残して、次のホールのティーショットに悪影響を及ぼす可能性があるからです。

 1オンを狙った後始末として、気持ちの切り替えというメンタルコントロールも大切な要素となってくるというわけです。

 アマチュアゴルファーの場合、よほど風が味方してくれたり、まぐれでカート道という高速道路を利用できて、結果として斜面を転がったりして届くことはあったとしても、ドライバブル4として事前に意識できるようなホールは少ないかもしれません。

 サービスホールでもほとんどの場合は刻む方が無難なわけですが。

 確実に刻んだつもりの結果的なミスの場合であっても、グリーン周りやグリーン上が比較的難しい造りになっていることを思い出して、次のホールに引きずらないように上手にストレスを処理してあげる必要があることは同じになります。


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