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スインガーとは?〔ゴルフ用語説明〕

2018年02月02日 12:31

 スインガー(swinger) とは ・・・

 ゴルフスイングを2つに区分する方法の一つで、主に遠心力によって、クラブを加速するタイプのゴルファーのことを言います。

 ヒッター(hitter)タイプとの大別のために使用される呼び方です。

 スイングには『振り回す』という意味の他に、『揺り動かす』とか、『ブランコを漕ぐ』という意味があります。

 子供の時分を思い出してください。

 ブランコを大きく揺らすには、揺れる動きに合わせて、膝の曲げ伸ばしをタイミングよく繰り返す必要がありましたよね。

 ブランコの場合、吊られている板の上に乗っているため、膝の曲げ伸ばしで働く力の方向がブランコの揺れる面と一致しているため、タイミングさえ合えば、子供でも比較的簡単に揺らすことができるわけです。

 また、四六時中、重力に抗して生活していることもあって、人間の身体の中では下半身に筋肉が量的に集中しており、最も出力の大きい足の筋肉を動力として使うことができるので効率的です。

 これがゴルフのスイングとなると、少し勝手が違ってきます。

 ゴルフのスイング軌道では、ブランコの軌道とは違って、斜めに傾いている点が問題です。

 クラブの軌道では、クラブのライ角に沿ったクラブプレーン上を動かすことが理想とされ、少なくともインパクト付近でこのクラブプレーンを外れていると、ストレートボールを打つことができません。

 クラブの加速も、できるだけこのクラブのライ角の面に沿って、力を加えてあげることが最も効率が良いというわけです。

 ここでも最も筋出力の大きい足の筋肉を使いたいわけですが、重力に沿って真下や真上に対して漕いでしまうと、あっという間にライ角の面から外れる動きになってしまいます。

 確かに、ライ角の面に対して、上下動させた場合であっても、タイミングによっては打点の変化によるデメリットも起こり得ますが、それ以上にヘッドの加速に寄与してくれるメリットは見逃せません。

 また、足の力によって動力を得られるため、腕の力を込めなければ、腕の長さが変わることがないので、打点が安定し、再現性が高くなるのもメリットの一つです。

 頭を上下動させる動きはダメと注意されるにもかかわらず、トッププロの頭が明らかに上下動しているのには、こうした方向の違いが理由だったりするわけです。

 クラブの円運動をその軌道面に沿った直線的な引きという単純な動きで導いているわけですが、人間の身体は200もの骨と600もの筋肉で構成させており、骨の大きさも筋肉の強さも個々人で違うため、その使われ方は千差万別です。

 現代のゴルフ理論のほとんどが、この漕ぐという意味のスイングを中心に据えながら、様々なバリエーションが生まれてしまう理由でもあります。

 引きの動きに上乗せするため、足の動きを使った骨盤の回転や上体の捻り戻しの回転を利用したりと、遠心力を増す工夫も様々です。

 多く理論がスインガーの理論で構成されている点が、その根幹の重要性を物語っています。

 ただし、ヒッターとしての押しの要素が無駄とは言いきれません。

 剣術の手の内のように、支点と力点の両方の機能を併せ持った使い方があるように、究極的には押しと引きを融合させた動きがあって然るべきです。

 それでも、安易に両方の良いとこ取りをしようと欲張ると、どららも中途半端になって身につかないものですから、まずは中核を占めるスインガーの要素を中心に学んでいくことがセオリーとなっています。


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