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ウッドのミスヒットはバルジとロールでナイスショット

2011年08月06日 19:23

 クラブフェースは平らではなく、少し丸みを帯びていることにお気づきの方も多いと思います。

 「フェース面が丸いとボールがどこへ飛んでいくかわからない。フェース面は平らな方が安心する。なんで丸くするの?」と普通なら思ってしまいます。

 この横方向の丸みはバルジと言い、縦方向の丸みはロールと呼ばれています。

 ウッドがまだ本当の木で出来ており、フェザリーボールを使用していた時代には、フェース面はまだ平らでした。

 その後、硬い樹脂製のガッティボールが使用されるようになると、木で出来たフェース面は凹んでデコボコになっていたそうです。 

 そこで凹みを防ぐためにフェース面に丸みをつけてみたところ、平らなフェース面のクラブよりも、ミスヒットしたときのボールの方向性が安定することが偶然発見され、今日に至るという経緯があります。

 スイートスポットの左右に外してヒットした場合、ボールにはサイドスピン(回転軸の傾き)が生じます。

 スイートスポットよりもトウ側にボールが当たると、ヘッドは時計回りに回転し、ボールにはヘッドと逆回転の反時計回りのフック回転がかかって、左に曲がります。

 ヒール側にボールが当たると、ヘッドは反時計回りに回転し、ボールにはヘッドと逆回転の時計回りのスライス回転がかかって、右に曲がると現象が起こります。

 この時、回転でボールが曲がる分、打ち出し方向を調整して、方向を補正してくれるのがバルジの機能です。

 トウ側にミスヒットしたフックボールでも、フェースの丸みによって、右方向に打ち出して、目標方向に近づけてくれます。

 また、ヒール側にミスヒットしたスライスボールも、フェースの丸みによって、左方向に打ち出して、目標方向に近づけてくれる訳です。

 この補正機能はギア効果と呼ばれています。

 フェースがちゃんと目標に向いていれば、スイートスポットを外してもギア効果が補正してくれますが、フェースが明後日の方向を向いてしまえば、たとえギア効果でもどうしようもないので注意が必要です。

 また、縦方向の丸みであるロールでは、縦方向のギア効果が生じます。

 ドライバーの飛距離をあげる方法として、スイートスポットの少し上部でヒットした方がスイートスポットより飛ぶことはよく知られていますが、これは縦のギア効果に関係しています。

 クラブにはロフトがあるので、フェースの上でも下でも何処にヒットしても、通常はバックスピンが生じます。

 スイートスポットより上でヒットした場合には、バックスピン量は減少することに加え、ロールの影響でスイートスポットよりロフト角が増加するので、高打ち出し角で低スピンを実現し、飛距離が伸びる訳です。

 逆にスイートスポットより下でヒットしたトップ気味のボールでも、バックスピン量が増加することで、なんとかボールに浮力を与えてくれたりもします。
 
 このギア効果は重心深度がある程度深くないと、うまく機能しません。

 ギア効果は重心位置を深くすることができないアイアンには期待できず、重心位置を深くすることが可能なウッドに特有な機能と言えます。


 ウッドのミスヒットはバルジとロールナイスショット!!

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