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クラブ総重量とは?〔ゴルフ用語説明〕

2018年01月17日 08:03

 クラブ総重量 とは ・・・

 ゴルフクラブのスペックの一つで、クラブヘッドとシャフト、グリップの重量を合計したゴルフクラブ全体の重さのことを言います。

 スペックとは呼べないほど単純なものでありながら、クラブセッティングにおいては非常に重要な要素となります。

 ゴルフスイングの再現性を高めるには、一定のリズムを保って振ることが大切です。

 メトロノームを想像してください。

 人はメトロノームの音で聴くと同時に、その動きも目で追って、見た感じも併せて、リズムを捉えているところがあります。

 ゴルフを始めたての頃は、スイング中のクラブの状態を目で見て確認したいという気持ちもあるでしょうが、どうしてもスイング全体の中には目で追えない範囲があります。

 手首でクラブをコックした状態にも拠りますが、概ね腰の高さよりも両腕が上側にきた状態になると、クラブヘッドの位置を目で追いにくくなってきます。

 ただし、人間には実際に物を見なくとも、頭の中で動きをシミュレートして、イメージできるものです。

 また、実際に物を見なくとも、クラブが今どこにあるかも、振る際にクラブヘッドに遠心力がかかった状態であれば、力のかかり具合を感じながら、クラブの位置を推測することができます。

 頭の中で一定のリズムを刻みながら、そのイメージに合わせてクラブを振ることで、誰にでも簡単にスイングを安定させることができるわけです。

 ただし、これにはクラブ全体の重さが大いに関係しています。

 プロであっても、いきなり初心者用のクラブを借りて打った場合には、本来の飛距離も正確性も出すことはできません。

 その人の体力に合ったクラブの重さというものが存在するからです。

 先ほども挙げたとおり、クラブの位置を把握するには、目で見るのではなく、身体で加速度による力を感じる必要がどうしても出てきます。

 逆を言えば、クラブヘッドに加速度をかけられないと、クラブヘッドの位置を見失うとも考えられます。

 自分の身体的スペックよりも軽いクラブを使用した場合に、クラブヘッドの位置を知るために、必要以上に諸々の動作が速くなります。

 ヘッドスピードが速くなるのも一つの利点ですが、諸々の動作のタイミングが早くなり、自分が心地良いと思えるテンポを超えて、リズムが一定しなくなってしまうのが難点の一つと言えます。

 そのため、トップボールが出やすくなる傾向があります。

 反対に、自分の身体的スペックよりも重いクラブを使用した場合には、重力を感じて、クラブヘッドの位置を知るのは容易くなる反面、クラブの運動にかかる慣性力が強くなり、必要以上に諸々の動作が遅くなります。

 重さを利用して一定のリズムを刻みやすくなるのが利点ですが、慣性力を制御しにくくなる分、諸々の動作のタイミングが遅くなり、ヘッドスピードも遅くなるのが難点の一つと言えます。

 そのため、慣性力に押され、切り返しのタイミングが遅れてオーバースイングになったり、身体の回転スピードが不足して、アーリーリリースになった結果、ダフりやすくなったりするのも難点です。

 振ったときに重さを感じやすく、自分が心地良いと思えるテンポで、諸々の動作のタイミングが取りやすいクラブの重さが、自分の体力に合ったクラブの重さというわけです。

 ただし、ゴルフクラブは回転運動になる関係上、慣性モーメントを考慮する必要があります。

 同じ重量のクラブであっても、クラブは長くなるほど、スイングする際の体感は重く感じるものです。

 全番手を同じリズムでスイングするためには、クラブの長さに応じて、クラブ総重量をある程度比例させたセッティングしてあげることが大切です。

 クラブの長さが最も長い1番ウッドの総重量を最も小さくし、最も短いウエッジ類の総重量を最も大きくする必要があるというわけです。

 クラブセッティングの中に1本でも自分の体力に合わないクラブが混ざっていると、他のクラブのスイングリズムまで狂いかねません。

 クラブ総重量はそれほど重要な要素になっています。


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