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目玉(フライドエッグ)とは?〔ゴルフ用語説明〕

2018年01月13日 09:57

 目玉(フライドエッグ、fried egg) とは ・・・

 バンカーに打ち込んだボールが砂の中に半分埋まった状態のライのことを言います。

 高く上がったボールがバンカーに直接落ちると、隕石の落下時にできるクレーターのように、ボール周りの砂を周辺に吹き飛ばします。

 落下地点であるボール周囲は円形状に凹み、その外側には押しやられた砂で盛り上がった状態になっています。

 この見た目が目玉焼きに似ていることから、日本でも欧米でも共通して、こうした名で呼ばれているというわけです。

 ただし、バンカーに入ったボールが全てこのように砂に埋まるわけではありません。

 まず、第一条件として、ボールの突入スピードが速いこと。

 高い位置からの落下であったり、バンカーの斜面に直接ライナーで刺さったりする場合です。

 ウェッジはロフト角が大きいので、ロングアイアンやミドルアイアンなどと比べて、弾道が高いと考えがちですが、打ち出し角は大きくなるものの、最高到達点はどのクラブも同じです。

 昔からショットメーカーはロフト角が違うクラブを使っても、すべて最高到達点を揃えることが大事とされてきましたし、最近の弾道測定器のデータからもそれが裏付けられています。

 そのため、上手な人ではボールの最高到達点はヘッドスピードに比例することになります。

 ヘッドスピードが速い人は最高到達点が高くなるので、それだけ目玉になりやすい傾向にあります。

 ただし、球を上げようとロブショット気味に打っている場合は別。

 ヘッドスピード遅い人の場合、無意識にボールを上げようと、ロフトを寝かせてしまう傾向があります。

 こうした場合にはヘッドスピードに関係なく、最高到達点が高くなってしまい、目玉になることも。

 それでも、バックスピンが多くかかっているので、目玉になりにくいものです。

 そう、目玉になる第二条件はスピン量です。

 向かい風の場合には、経験的にも球の弾道が高くなることが知られています。

 物理的には、ボールの回転によって、普段からマグヌス効果による揚力を得て、ボールを空中に浮かしているわけですが、これが向かい風によって、更に力を増すわけです。

 マグヌス効果とは、空気中を回転する物体が移動する場合、進行方向に対して直角に回転面に沿った力が働くことを言います。

 スピン量が多いほど、ボールスピードが速いほど、そして向かい風が強いほど、このマグヌス力(この場合はボールの揚力として働く力)が強くなるわけです。

 そのため、向かい風に向かって打ち出されたボールは吹き上がるような高い弾道になってしまいます。

 そして、向かい風に抵抗して、ボールの回転エネルギーが完全に消費され、無回転状態で落下してくることによって、重たい球質になるため、更にボールが目玉になりやすくなるというわけです。

 プロのように硬いグリーンに止めるため、スピンコントロールされた高い弾道のボールを打っている場合には、無風状態であっても目玉になりやすいとも言えます。

 また、ミスショットでトップした場合、低スピン状態のライナーがバンカーの斜面に突き刺さるのも、角度こそ違えども条件は同じというわけです。

 目玉になりやすい第三の条件は砂質です。

 日本でバンカーに使用されている砂には、砕砂(人工砂)・山砂・湖砂・川砂・海砂などがあります。

 例に挙げた順に、左のものほど、砂が形成される行程で、粒子が丸みを帯びてきます。

 粒子が丸いほど、そして、粒径が小さいほど、崩れやすくなるため、目玉になりやすくもなります。

 ただし、真っ白なバンカーに使用されている砕砂(人工砂)は別。

 岩石としては非常に硬度が低い大理石を砕いたもので、使用するほど粒径が細かくなってしまうため、特に目玉になりやすい砂質と言えます。


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