人気ブログランキングへ 

ヤーデージブックとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年10月14日 13:20

 ヤーデージブック(yardage book) とは ・・・

 コースレイアウト図にティーグラウンドからハザードやフロントエッジまでの距離などが記載されているゴルフラウンド用の手帳のことを言います。

 コースレイアウト、方角、高低差、フェアウェイ幅、R/O(ランアウト…フェアウェイを突き抜けてラフまで行く距離)、レイアップ距離、グリーンレイアウト、傾斜、段差、マウンド、ヤードグリッドの他、グリーンエッジからバンカー、グラスバンカー、ウォーターハザード、立木、排水溝、スプリンクラー、散水栓などまでの距離が記載され、現在位置からどの程度の距離が残っているかを計算することができるようになっています。

 ヤーデージブックにはコースマネジメントをする上で必要とされる客観的な情報が網羅されていますが、練習ラウンドやトーナメント本番を通じて、過去の使用番手・風向きなど個々に必要とする情報を独自に書き込んでいくことによって、各々完成に近づけていくものです。

 日本の男子ツアーで、まず、プロキャディとして数々の優勝経験のあるサイモン・クラーク氏が使用していたラウンド用のメモが注目を集めることになります。

 他のキャディー達もこのメモを使用したいという要望に応えて、販売され始めたのが、かの有名な『サイモンメモ 』で、当時はまだ手書きのものでした。

 一個人のキャディーのメモからスタートしたものなので、当初はトーナメントが開催される全ゴルフコースを網羅したものではありませんでした。

 ジョージ・エドワーズ氏もまた、プロキャディーとしての経験の中で、ヤーデージブックの必要性を感じて、使用・作成していた人の一人です。

 こちらもジョージ氏独自の工夫であったり、他のキャディーの意見を取り入れて人気を博し、『The Golf Memo(ザ・ゴルフメモ) 』の名で2003年から発売されました。

 こちらはチャレンジツアーやQTの試合を中心に展開され、2012年には男子レギュラーツアーの全試合を網羅しています。

 また、男子ツアーでの興隆を受けて、女子ツアーでのヤーデージブックとして初めて、長谷川輝夫(愛称ベア)氏によって、『ベアメモ(BEAR Yardage Book) 』が作成・販売されています。

 他のヤーデージブックと違い、女子選手がグリーン上の傾斜よりも、グリーン上のボールの転がりを書き込む傾向があることに着目して、転がり具合を書き込めるように大きめなグリーンレイアウトになっているのが特徴です。

 さて、最近のゴルフトーナメントのテレビ中継では、『TYB』の大きなロゴが目立つ。

 こちらはサイモン氏の元にいた渡辺孝太郎氏が『サイモンメモ』を引き継ぐ形で、2012年から販売されている『TYB 18 』というもの。

 『TYB』はThe Yardage Bookの略で、『18』はトーナメント仕様の18ホールを表わしています。

 現在では、一部のアマチュア競技においても、ヤーデージブックが作成される機会が増えています。

 ゴルフメンバーであれば、ホームコースのヤーデージブックを欲しがるのは当然です。

 そうしたゴルフ場向けに作成依頼も受け付けているようです。

 ヤーデージブックが用意されたコースを売りにすれば、熱意のあるビジターに対しての集客効果を期待できるはず。

 どのゴルフコースでも、フロントやマスター室で簡単に手に入るような時代になってほしいものです。


 ゴルフ用語説明 や行 カテゴリ 〔サイトマップ〕へ戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
スポンサーサイト



最新記事