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その弾道、本当にはストレートボール?!

2017年09月20日 09:59

 青空を真二つに分かつようなストレート弾道は、ゴルファーにとって何とも感慨深いものですよね。

 散々、苦労した結果の末、ストレートボールが打てたとしても、いつでも打てるようになったわけでもなく、偶々に過ぎないわけですが・・・。

 それほど真正のストレートボールを打つことが難しいという証でもあります。

 しかも、その弾道、本当にストレートボールだったのでしょうか?

 なぜこんな話をするかというと、ゴルフにはいろいろと錯覚が生じやすいからです。

 まず、ゴルフに慣れていないと、打ち出し方向を誤認しやすいという問題が挙げられます。

 ゴルフという競技は、地面にあるボールをクラブで打って、目的の場所に運ぶのですが、物理的に飛ばせる距離の限界を考えて、規定打数の回数が設定されています。

 このため、ある程度は遠くに飛ばすことが前提として必要です。

 遠くに飛ばすために、ゴルフ用具には様々な工夫が取り入れられています。

 その一つがクラブに設けられたロフト角。

 地面にあるボールを空中に打ち上げるために考え出されたものです。

 また、ボールが打ち出される際の上下方向の角度は、『打ち出し角』と呼ばれています。

 この『打ち出し角』が錯覚を生む原因となります。

 普通の人が日常的な生活をする中では、重力に逆らった運動を見慣れていません。

 見慣れていない上下方向に動かれると、普段見慣れている平面的な動きと誤認し、横方向の動きへと変換ミスを犯してしまうことが多々あります。

 ゴルフボールの挙動に慣れていないゴルフ初心者の方は、ボールが打ち上げられる打ち出し角度を見た場合、これを平面的な動きとして、飛球線よりも右方向に打ち出したものと誤解してしまうのです。

 初心者が真っ直ぐと感じている方向は、実のところ、飛球線よりも左方向だったりするわけです。

 この誤認の自然の成り行きとして、左方向へ打ち出しやすいスイング軌道であるアウトサイドインへと移行していくことにもなります。

 ゴルフを始めたばかりの頃は、縦方向の打ち出し角によるものか、横方向の打ち出し方向によるものかを注視し、その違いに見慣れることが大切です。

 ゴルフという3次元的なゲームを日常感覚に引っ張られた結果、平面的に捉える習慣を身につけてしまうと、上達が非常に遅れてしまう可能性があるので注意してください。

 また、これとは別にもう一つの錯覚があります。

 打ち終わった飛球を見送る場合、アドレスの前傾姿勢よりはフィニッシュでは幾分崩れて、立ち気味になるものの、ある程度の前傾角度を保ったまま、傾いた視点になっています。

 前傾して傾いた視点で、落ちる段階でやや右に傾くフェードボールの弾道を見た場合、前傾角度と曲がりの程度が一致していると、ストレート弾道に見えたりします。

 自分はストレートボールだと思っていたのに、同伴者に「ナイスフェード!」なんて声をかけられた経験のある人は要注意。

 フェードボール自体悪いものではないのですが、ストレートボールと勘違いしていると、ドローボールがやや打ちにくくなり、得意不得意が出来てしまいます。

 より高度にドローとフェードの打ち分けのバランスを保ちたいのなら、自分の球筋を正確に把握する習慣を是非とも身につけてくださいね。


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