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グリーンマイルとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年08月14日 10:23

 グリーンマイル(The Green Mile) とは ・・・

 クエイルホロークラブ(Quail Hollow Club)の上がり3ホール(16~18番ホール)の俗称のことを言います。

 映画『グリーンマイル』では、監獄から電気椅子へと続く通路が古ぼけた緑色だったことから、映画のタイトルとなったものですが、まさに死刑執行へのカウントダウンを意識せざるをえない空間です。

 クエイルホロークラブの上がり3ホールもPGAツアー屈指の難易度を誇り、まさに死刑執行への道の異名のとおり、優勝を狙う選手達の希望を奪うものとなっています。

 難易度の高い3ホールとして異名を持つものには、PGAナショナルの『ベアトラップ(15~17番ホール)』やオーガスタナショナルGCの『アーメンコーナー(11~13番ホール)』もありますが、上がり3ホールとしてはイニスブルック&GCの『スネークピッド』と共に、異質な難しさを伴っています。

 クエイルホロークラブは、2016-2017年シーズンには全米プロの会場に選ばれましたが、毎年、『ウェルズファーゴ選手権』の舞台として、PGAツアーメンバーにとってはお馴染みのゴルフコースです。

 毎年、上がり3ホールの難易度がPGAツアーでも3本の指に数えられるほどですから、15番ホールまでに少しでもスコアを伸ばしておきたいとゴルファーの誰もが思うところ。

 ただし、これが選手のリズムを崩すことにも繋がります。

 たとえプロであっても、無理やりバーディーを狙えば、スコアを崩すのがゴルフ。

 スコアを崩すまで行かなくとも、スコアを伸ばしきれなかった選手は焦りが生まれ、終盤のグリーンマイルの罠にも嵌りやすくもなります。

 意図したとおりに15番までにスコアを伸ばせた選手が、ある程度余裕を持って望めるのとは、全く心境が違うというわけです。

 そんな中でも、グリーンマイルでもものともせず、スコアを伸ばしていく選手が必ずいます。

 技術的な確固たる自信を背景に、スコアを伸ばしていく姿は圧巻。

 世界中から有力選手が集まるPGAツアーでは、レベルの高さばかりでなく、選手層の厚さにも常日頃から脱帽するばかりです。

 過去にメジャーを制した選手であっても、ポイントランキングが100位以下に落ちることも日常茶飯事なPGAツアーにあっては、好不調の差こそあれ、ひとつひとつのプレーだけを見た場合には、正直なところ、技術的なポテンシャルの違いはわかりません。

 グリーンマイルのような異名を持つ難易度の高いホール群が、そのレベルの高い参加選手達をふるいにかけて、我々にもわかる形で教えてくれるというわけです。

 その試合で最も技術的にも精神的にも充実し、コースの流れすら読める選手を選り分ける役割として。


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