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メンバーズバウンスとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年07月21日 09:52

 メンバーズバウンス(member’s bounce) とは ・・・

 コースから逸れて外れていくようなショットが落下して着弾した際に、普通では想像もつかない方向に弾み、フェアウェイやグリーン方向へと戻ってくることを言います。

 日本では『メンバーキック(和製英語)』と呼ばれています。

 このメンバーとは、勿論、メンバーシップコース(会員制ゴルフ場)の会員のことです。

 今でこそ、誰でもプレーできるパブリックコースやセミパブリックコースが増えましたが、以前には会員制ゴルフ場で、会員になるか、もしくはその会員の紹介として、会員と同伴でなければ、そもそもプレーすることができませんでした。

 好きな時にゴルフをするには、高額の会員券代・名義変更料金、年会費等を払ってでも、会員にならなければ、叶わなかったわけです。

 そのため、よほど財力があって、複数のコースの会員にならない限り、今ほど自由に様々なコースでプレーできたわけではありません。

 必然的にホームコースが特定され、何度も同じコースをラウンドすることによって、コースの癖を隅から隅まで知ることになります。

 そんな経験の中、会員でなければ知りようのない攻略ルートに気づいたりもします。

 季節毎の芝草の刈高や雑草の長さを理解した上で、正規のプレーイングルートをわざと外し、法面などにぶつけて、ボールの勢いを殺したり、斜面の傾斜を積極的に利用して、思った方向に転がして寄せるなど、そのコースに特化した独自の方法が存在したりします。

 ビジターが同じ攻略ルートを真似しようとしても、当てる高さや弾道の向きなどに微妙なコツがあったりして、途中の急斜面に止まってトラブルになってしまうことも。
 
 メンバーズバウンス(メンバーキック)は、単なる幸運だけによる『ナイスキック』とは少しニュアンスが違って、豊富な経験を拠り所としたものであるということです。

 そのコースのスペシャリストの証とも言えます。

 もっとも、ビジターの打球があり得ないようなラッキーなキックをした場合にも、茶化して『メンバーズバウンス(メンバーキック)』と呼んだりはしますが。

 現在では、比較的自由に色々なコースをプレーすることができ、初めてのコースを回る場合、より安全な正規の攻略ルートを辿ることになりがちです。

 それはそれで定石として良いことではあるのですが、ともすると、イマジネーションを狭めてしまうことにも。

 ホームコースを何度もプレーすることによって、ある種の飽きが出てくると、それを解消するため、より危険とされるルートにも挑戦するでしょう。

 そうした試行錯誤の中、攻略ルートのイマジネーションも育まれていくことになります。

 同じ様な条件で、どの程度までがセーフで、どこからがアウトなのかを何回も試すことによって、程良い頃合いは見えてくるものです。

 こうした頃合いをホームコースだけでなく、他のコースでも同じ様に使えるようになって、初めて技やコースマネジメントを修得したことになるわけです。

 『メンバーズバウンス(メンバーキック)』に留まらず、他のコースでも応用できるか試してみてくださいね。


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