人気ブログランキングへ 

素振りは実際に打つときよりもヘッドスピードが速いのが正解!

2017年05月27日 11:49

 一昔前とは違い、大型店のゴルフショップだけでなく、ゴルフ練習場であったり、廉価版のヘッドスピード測定器が販売されていたりと、自分のヘッドスピードを測れる環境には恵まれています。

 実際にヘッドスピードを測ってみると、測定値にかなり違いがみられる場合が多々あります。

 これは測定誤差が大きいということよりも、むしろ設定誤差が大きいということに起因しているようです。

 例えば、ゴルフクラブを売りつけたいと考えるショップは、ヘッドスピードが速いと煽てて気分良くするために、ヘッドスピードの測定値が高めに出るように設定された機械を使用する傾向があることは昔から噂されているところです。

 市販の廉価版ヘッドスピード測定器は、最初はシャフトの先端に取り付けるバネタイプの簡素なアナログ式のものでした。

 その後、磁気テープをヘッドに貼るデジタル式のプロギア『ヘッドスピードステスター』が発売されました。

 やっとデジタル化された測定値を気軽に測れる気分を味わえたものです。

 ただし、測定器の傍を磁気テープが通らないと、測定ができず、初心者にはかなり緊張を強いられるという弱点がありました。

 2007年に発売されたブリヂストン『サイエンスアイポータブル』もまた磁気テープタイプでした。

 2008年にはマグネットテープが必要とせず、レーダー測定の技術を利用したユピテル『ヘッドスピードテスター GST-1』が発売されたのは画期的な出来事でした。

 その後、アトラス『ゴルフスイングトレーナー(GST)』シリーズとして、廉価版ヘッドスピード測定器の主流になっていきます

 また、初期型のGST-1が発売された翌2009年には、ユピテル製でプロギアOEM製品のプロギア『レッドアイズポケット』が発売されています。

 以前、こうした廉価版のヘッドスピード測定器を同時に並べて測定したところ、

ヘッドスピードステスター > ゴルフスイングトレーナー > レッドアイズポケット

 の順で、2~3m/sずつ測定値が低く出たのを記憶しています。

 自分のヘッドスピードを測る機会は増えたにしても、本当のところは自分のヘッドスピードがどの程度なのかという疑問はまだまだ残るかもしれませんね。

 こうした各測定器による値の違いはあるものの、測定器毎の測定誤差はそれほど大きくないので、これから飛距離を伸ばそうとする場合には初期値として充分使用できます。

 飛距離はヘッドスピードだけで決まるものではないので、あくまでも目安として使用することにはなりますが、フィードバックするための手掛かりの一つになることは確かです。

 さて、お題の素振りと実際に球を打つ際のヘッドスピードの違いです。

 磁気テープタイプはインパクトゾーンのヘッドスピードを測るものでしたが、移動体を検知するレーダータイプで、素振りを測定した場合には測定範囲の中で最速の測定値を表示することになります。

 素振りでのスイング中、インパクト前が最速であっても、インパクトゾーンで最速になっていても、はたまたインパクト後に最速になっていたとしても、その最速値が同じであれば、その値がそのまま表示されます。

 素振りで出た高い値は、インパクト時のヘッドスピードを必ずしも示すものではないということです。

 実際に球を打つ場合、インパクトでボールとヘッドが衝突すると、ヘッドのエネルギーがボールの加速に消費されてしまうので、当然のことながら、インパクト後のヘッドスピードは減速してしまうわけです。

 このことから、実際に球を打った場合の測定値は、ダウンスイングして測定可能エリアにヘッドが侵入してからインパクトまでの間の最速値ということになります。

 素振りと実際に球を打った際の測定値にかなり違いが出て困惑する人もいるかと思いますが、違いが出て当たり前です。

 と言うか、素振りの測定値が実際に球を打つ際よりも速い場合には、インパクト以降までしっかり加速できているので、当たり負けしないエネルギー効率的に正しいスイングと言えます。

 かたや、素振りと実際に球を打った際の測定値が変わらない場合は、インパクトで丁度最速を向かえているか、もしくはインパクト前にヘッドスピードが最速になり、インパクトまでに減速している可能性すらあります。

 真っ直ぐ飛ぶにもかかわらず、ヘッドスピードの割には飛距離が出ない場合には、こういう減速スイングをしている方が多いものです。

 素振りで出た値を自身のヘッドスピードと捉えるのには誤解があるものの、スイングの覚え方としては素振りの値が高く出るように振ることが正解ということですね。


 飛距離アップテクニック カテゴリ 〔サイトマップ〕
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
スポンサーサイト



最新記事