人気ブログランキングへ 

グリップ圧を上げずにグリップの一体感を高める方法とは?

2017年05月23日 09:34

 グリップがクラブと身体との唯一の接点であると考えると、大事であることは疑いのようがありません。

 ですが、プロゴルファーの握り方にしても、なかなか共通点を見出すことは難しいものです。

 共通な部分がないのだから、ゴルフの基本ではないとすら考える人もいるくらいです。

 他人のグリップをチェックする場合、グリップの外側を観察することになるわけですが、クラブとの接点という側面で考えると、なかなか観察することができないグリップの内側がより大切であることが理解できるはずです。

 グリップの本質は、外からは見えない内側に隠れているものです。

 身体とクラブとの接点を意識すると、どうしても手のひらとグリップとの圧力で生じる摩擦の大きさ、つまり、グリップ力が必要と考えてしまうかもしれませんが、健康な人であれば、そこに問題が生じることはまずありません。

 設計上、ゴルフクラブのグリップの形状や材質の他、ゴルフグローブの材質や成形によっても充分グリップ力は賄われているので、強くスイングしても、クラブがすっぽ抜けて飛んで行ったりしないので、安心してください。

 グリップで問題となるのは、グリップ力の機能ではなく、ジョイントとしての機能にあります。

 昔からよく言われる『手の中の小鳥を両手で包み込むように優しく握る』とは、グリップ力の云々を語ったものではなく、グリッププレッシャーを高めることによって、前腕に力が入り過ぎて、手首の動きがロックされてしまうことを嫌ったものです。

 これには絶対的なグリッププレッシャーを弱くするということではなく、相対的なグリッププレッシャーを弱くすること。

 たとえ同じ握力値で握っていたとしても、握力の強い人が余裕を持って握っているのならOKですが、握力の弱い人が全力で握っているのでは、他の部分に悪影響が出るので良くないということです。

 この他、『左手の親指を右手の生命線に合わせて握る』とも昔から言われています。

 これは左右の手の一体感を出す方法として知られています。

 更に一体感を求めたいのなら、左手の親指を右手の生命線に合わせた後、グリップする前に『左手の親指の爪側を右手の親指の腹で押さえる意識を持つ』と、強く握らずとも、両手の一体感を出すことができます。

 ちょうど蝶々のような形になるため、バタフライグリップとも言います。

 試してもらえばわかると思いますが、この状態では親指に意識が向き、人差し指から小指までの力が入りにくい状態になります。

 スイング中、両手の一体感を保ちつつ、サム・スニードが云うような『手の中の小鳥を両手で包み込むように優しく握る』ことにも繋がります。

 もう一つグリップの注意点として挙げるなら、日本の文化として箸での生活習慣が問題になります。

 ゴルフはナイフとフォークの文化から生まれたスポーツですから、ナイフとフォークの持ち方がグリップの基本となるとも言われています。

 日本人との違いは『両手とも親指の基節部分を締めて、人差し指側との隙間を空けない』という点です。

 こうした見えない、もしくは見えにくい二つのポイントを押さえておくと、スイングの邪魔になるような無駄な力みとは、おさらばできるはずです。


 事前準備 アドレス・アライメント カテゴリ 〔サイトマップ〕へ戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
スポンサーサイト



最新記事