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アンダークラビングとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年05月15日 11:58

 アンダークラビング(under clubbing) とは ・・・

 意図した距離を運ぶのには、余りにも小さすぎて届かない番手のクラブを選ぶというクラブ選択上のミスのことを言います。

 ゴルフを始めた頃には、ほとんどの人がボールを遠くに飛ばすことに苦労します。

 そのため、この時期には『遠くに飛ばす』 = 『ゴルフ上手』の図式 が無意識に構築されてしまう恐れがあります。

 ある程度、ボールを遠くに飛ばす技術が身について、飛ばすことよりもゴルフでは正確性が大事であることを頭で理解したつもりであっても、この図式は心のどこかにこびりついたまま残っているものです。

 いざグリーンを狙う段になると、この図式から生じた見栄がクラブ選択で大いに影響を及ぼすことになります。

 特に男性ゴルファーであったり、女性ゴルファーであっても男性ホルモンの分泌が多いほど、アンダークラビング(under clubbing)的なミスが多くなる傾向があります。

 闘争心を煽る男性ホルモンの影響によって、自分を力強く見せたいという衝動が働くようです。

 ゴルフでも飛距離は大切な要素のひとつではありますが、正確性の前提があってこそということはゴルファーなら誰しも頭では理解しているはず。

 でも、実際にグリーンを狙う段になって、最も正確性・確実性の高いクラブを選ぶことができる人は非常に稀な存在です。

 ティーグラウンドに立つと、大抵の人がそのクラブの最大飛距離でやっと届くほどの短いクラブを選びます。

 これがもし受けグリーンの傾斜を気にして、絶対にピンをオーバーさせたくないという戦略で選ばれたものであれば、何の問題もないのですが・・・。

 それが見栄でクラブ選択をしているのであれば、その後のスイングで力みを生じることになり、技術的なミスを引き起こすことになります。

 見た目上は単なるミスショットであるため、本人も気が付いていない場合も多いのですが、これは技術的なミスではなく、クラブ選択ミスの範疇です。

 歴史に名を残すトッププレーヤーであったり、著名なティーチングプロも推奨するように、ゴルフスイングの要諦は腰もしく肩から下のハーフスイングにあると言われています。

 これは何もスイング作りというレベルの話ばかりでなく、ハーフショットやスリークォーターショットでゲームを組み立てることの重要性をも説いています。

 アンダークラビング症候群の人からすると、オーバークラビングにしか見えないクラブ選択でハーフショットして正確に打つことがゴルフの基礎となります。

 もしハーフスイングでミスショットになりやすい場合には、ビジネスゾーンで上体と腕の動きの同調が崩れている状態で、いわゆる手打ちの判断材料としても使えます。

 脇の締まった状態でスイングできるようになると、ハーフスイングであっても、手打ちの時のフルスイング以上に飛ぶようにもなるのも魅力です。

 プロとアマチュアの番手はかなり違うものですが、プロはオーバークラビングによるハーフショット・スリークォーターショットを基本として、ゲームを組み立てているので、アマチュアとの飛距離の差は実際に使用される番手以上にずっと大きいものです。

 この差を埋めるには、無理に大きな番手でプレーするのではなく、ビジネスゾーンで上体と腕の動きの同調が取れたスイングを練習し、ゲームメークの上でも日常的に使用する習慣が大切です。

 ただし、頭ではわかっていながら、なかなか実行に移せないわけですから、これはもうアンダークラビング症候群とも呼べるゴルフ病と言えます。

 だからこそ、病気と捉えて、きっちりと治していくことを強くお勧めするわけです。


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