人気ブログランキングへ 

ナイストライとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年04月14日 11:42

 ナイストライ(nice try) とは・・・

 達成難易度が高い難しい課題に挑戦した結果、惜しくも失敗してしまった場合に、『残念だったね!』『惜しかったね!』的な意味合いで使う相手を慰める言葉です。

 ゴルフにおいて、この掛け声をよく耳にするケースはグリーン上のシーンです。

 難しいラインであったり、距離の長いパットであったりと、精神的にもプレッシャーのかかるパッティングに対して、チャレンジを試みカップインしなかったプレーヤーに対して、同伴者やギャラリーがよく使います。

 ちなみに、ごく普通の難易度のパッティングをぎりぎりで外した場合には、『あともう少しだったね!』の『almost』や『close』の方が英語の意味合い的には近いようです。

 また、ゴルフのプレーとは関係ありませんが、『nice try』には自分を騙そうとする相手の行為に対して、『その手にはひっかからないぞ!』的な意味合いで使われることもあります。

 他にも、テレビ中継されているプロゴルフトーナメントで、パー5のセカンドショットを果敢に池越えでグリーンを狙った結果、池ポチャした場合にも『ナイストライ!』と解説者が言ったりしますが、これこそまさしく慰めの言葉です。

 スコア的にはコースマネジメントが悪かったということは重々分かってはいるものの、プロとしてギャラリーを魅了する派手なプレーが追求していかないと、いずれはファンが離れていってしまうかもしれません。

 かといって、派手なプレーだけでは、地味だが確実なプレーの重要性を理解しているコアなファンは納得しないものです。

 地味だが確実なプレーか、派手だが一か八かのプレーのどちらがよりゴルフファンを引き付けることができるのかというジレンマをプロゴルファーは抱えています。

 これは将来的なゴルフ人気、ひいてはスポンサーの出資、今後の賞金額にも関わる大きな問題です。

 解説者のほとんどがレギュラーツアーを引退したプロゴルファーですから、そうした気持ちを汲んでの『ナイストライ』というわけです。

 全世界のスポーツがテレビ中継や動画で簡単に見ることができる現在、世界最高レベルのプレーを見る機会が増えました。

 悲しいことに人の目はすぐに慣れてしまうもの。

 当たり前ではないプレーが当たり前にすら見えてしまいます。

 これによって、次の若い世代ではよりレベルの高いプレーを可能にするというメリットがある反面、世界で二番目に高いレベルくらいのツアーであっても、どこか物足りなさを感じてしまうというデメリットな側面もあります。

 そのため、どのスポーツ業界でも一緒ですが、世界最高レベルのツアーやリーグにだけ、資金が集中するという結果に。

 これは何もスポーツ業界だけに限ったことではないでしょうが、選手もツアーですらも、2位ではだめになってしまったのがプロスポーツの現実です。

 現実は厳しいもので、『ナイストライ』を『ナイストライ』のまま終わらせていたら、そのツアーの人気はじり貧というわけです。


 ゴルフ用語説明 な行 カテゴリ〔サイトマップ〕へ戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
スポンサーサイト



最新記事