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神の子ガルシア悲願のメジャー初制覇

2017年04月11日 10:38

 メジャー挑戦74戦目にして初の栄冠を手にしたセルヒオ・ガルシア。

 メジャーに出場するという条件を満たすことですら、それこそ世界のトッププロとして認められることであるが、それを74回もクリアし続けているということだけでも、優勝が無いにしても称賛に値するもの。

 今回はそれに優勝の二文字が加わり、誰からもわかる形での評価となった。

 アマチュア時代から神童とされ、10代から欧州ツアーで優勝するなど、「神の子(エルニーニョ)」と呼ばれて、若き日のタイガー・ウッズの好敵手として期待され続けてきたガルシア。

 メジャー未勝利選手ながら、世界ランキングでの最高位は2位になるなど、世界ランキング上位を維持し続けていて、実力の程は誰もが認めるところ。

 それ故に、これほどまでにメジャーの栄冠が遠いとは、本人はおろか、誰しも思いもよらなかったことだろう。

 それこそ、ゴルフの七不思議に例えられるほど。

 「神の子」と呼ばれ続けた彼の行動は、時にはスポンサーの看板にシューズ投げつけたり、パターをへし折ったり、発言が問題になったりと、悪ガキのような素行は必ずしも褒められるものではなかった。

 アーノルド・パーマーの絶頂期にジャック・ニクラスが悪役に仕立て上げられそうになったように、タイガー・ウッズ時代にガルシアが悪者にされたという感もあるが。

 プレー中もミルキングワッグルの数の多さに対する野次であったり、自身のプレーに対してイライラを見せるシーンも多く、優勝争いをしていても、どこか内面から崩れてしまう脆さが多々見受けられたりもした。

 今回のマスターズの最終日では、若い頃から知り合い出もあるジャスティン・ローズとの最終組ということもあって、ミスがあっても落ち着きを失わずに、重圧と正面から向き合っている姿勢には心を揺さぶられた。

 ローズが持病の背中痛を再発した中、プレーを続けるような場面でも、彼を労わるような素ぶりを見せたりと、次第にパトロンの応援も多くなっていく。

 満身創痍でも笑顔で好プレーを続けるローズとメジャーの重圧に何度も押しつぶされそうになって耐え忍ぶガルシア。

 互いにサムアップで称え合いながら、正々堂々戦う二人の姿に対して、パトロンも最大限の歓声で答えていた。

 ただ強いだけでは人々は魅了されない。

 今回のようなスポーツマンシップに則った名勝負だからこそ、応援にも熱が入る。

 もはや悪役に仕立て上げられるガルシアではなく、主役としてガルシアが迎い入れられていた。

 ガルシアの内面的な成長があってこそ、パトロンという外からの力を得られたわけだ。

 こうした心持ちの変化には何が関わっているのかは知る由は無いが、年内に結婚する予定もあるそうで、その影響も少なからずあるだろう。

 ゴルフチャンネルのレボーターであるフィアンセとの出会いは、これまでの呪いとも言えるほどの不運を弾き飛ばすほどの良縁だったのかもしれない。

 何度も浮名を流したガルシアだが、世界最強の『あげまん』かもしれないフィアンセのエイキンスさんを大事にしなければ。

 下世話な話になってしまった感があるが、ゴルフには心の平穏が何よりも大事だったりする。

 どんな形のものであれ不安を抱えたままでは、プレーに支障をきたす。

 不安を抱えたままでは、どんなに素晴らしいプレーヤーであっても、ゴルフはままならない。

 マスターズが終われば、待望のゴルフシーズンが始まります。

 家族を大切にして、心の底から楽しめるゴルフに出かけましょうね。


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