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ボールを取り替えできる場合とは?

2017年04月08日 11:23

 原則として、ゴルフ規則にはプレーヤーはティーインググラウンドからプレーした球でホールアウトしなければならない(規則15-1)と規定されていますが、例外として、ボールを取り替えることができる場合も明示されています。

 ゴルフ規則をよく読んだことがある人はお気づきの方もいるかと思いますが、ゴルフ規則の『球』という表記の中には、一部、太字かつ下線で『』と表記されているものが含まれています。

 ゴルフ規則の注釈にもあるとおり、別の球に取り替えることが許されている場合に限り、この太字下線の『』という表記が使用されています。

 具体的には、以下の条文の中に使用されており、その際に別の球に取り替えることができます。

  プレーに適さない球(規則5-3)
  プレーの中断からプレーを再開する場合の処置(規則6-8d)
  プレーの順番>マッチプレー>1ホールのプレー中(規則10-1b)
  プレーの順番>マッチプレー>違った順番でプレーした場合(規則10-1c)
  ティーインググラウンドの外からプレー(規則11-4)
  ウォーターハザード(ラテラル・ウォーターハザードを含む)(規則26)
  ストロークと距離に基づく処置(規則27-1a)
  アウトオブバウンズの球(規則27-1b)
  5分以内に見つからない球(規則27-1c)
  アンプレヤブルの球(規則28)

【その他のプレー形式】
  スリーサムとフォアサム>ストロークプレー(規則29-3)
  ベストボールとフォアボール・マッチプレー>誤球(規則30-3c)
  フォアボール・ストロークプレー>誤球(規則31-5)


 この場合の「別の球に取り替える」とは、ボールのプリントナンバーは異なっても良いが、あくまでも同じメーカーの同一ブランド・同一モデルのボールへの取り替えができるということです。

 ホールアウトするまでのプレー中には、2009年以降のワンボール条件が課されていないアマチュア競技においても、別のモデルのボールに取り替えることはできません。

 つまり、ティーショットにディスタンス系ボールをした後、アプローチではスピン系ボールに変えたり、パッティングで柔らかい打感のボールに変えたりなどといったことはルール違反というわけです。

 逆を言えば、ホールアウトした後であれば、アマチュア競技の場合、公認球リストに掲載されているボールという制約はあるものの、ホール毎に使用球を変えることができます。

 ですから、グリーンの止まりにくいホールでは、バックスピン量の多いスピンタイプのボールを使用し、距離の長めのホールでは飛距離の出るディスタンスタイプのホールを使用することはルール上では問題ありません。

 実際には、距離感を揃えることが難しくなって、かえってスコアが悪くなることもあるでしょうが・・・。

 ワンボール条件はもともとゼネラルルールではなく、ボールの種類を取り替えることによって、何らかのメリットが得られるプロゴルファーのようなエリートゴルファーにのみローカルルールで適用するのが適切とされたもの。

 故に、現在、プロのツアー競技にのみ採用されているローカルルールです。

 とはいうももの、通常、プロのトーナメントは数日に渡って開催されるわけですが、ワーンボール条件が課されるのはラウンド単位だけです。

 プロツアーであっても、ラウンド毎に異なるモデルのボールを使用しても、ワーンボール条件の規定に抵触はしません。

 プロツアーであっても、公認球リストに掲載されているボールの中から、その日のコンディションに合わせて、最も条件の良いモデルのボールを選択することだけはできるというわけです。


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