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アンプレヤブルとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年04月02日 08:21

 アンプレヤブル(unplayable) とは ・・・

 ウォーターハザード内にある場合を除き、コース上にある球はどこであっても、プレーヤー自身の判断によって、「アンプレヤブル」と宣言すれば、1打付加の上で救済を受けることができるルール(ゴルフ規則28)のことを言います。

 とはいえ、1打罰になるわけですから、通常は木の根の間にボールが入り込んでしまったり、木の上にボールが乗ってしまったりと、そのままでは打てないとき、もしくは打ちたくないときなどに、この救済処置を活用することになります。

 その際の処置は、次の3種類の中からプレーヤー自身が選択することができます。

 処置①(ゴルフ規則28a)
  最後にプレーした場所にできるだけ近い箇所からプレーする。


 直前にプレーした位置がティーインググラウンドならティーアップすることができ、スルーザグリーンやバンカーならドロップ、グリーン上ならプレースすることになります。

 これは『ストロークと距離の処置』と云って、1打(ストローク)の罰を付加されるだけでなく、打った距離を失うという厳しいものですから、選択する意味がないと考える人もいるでしょうが、実はそうとばかりは言えない部分があります。

 最後にボールを打った場所ではなく、『最後にプレーした場所』と云うのが味噌。

 アンプレヤブルを宣言した後、もし、そこで空振りやチョロをしてしまえば、空振りやチョロをした場所が最後にプレーした場所になってしまいます。

 この後で、もう一度「アンプレヤブル」を宣言しても、その前にボールを打った場所には戻ることはできなくなってしまうので、アンプレヤブルで処置を選ぶときには、適切な状況判断が必要とされます。

 ただし、次に説明する処置②、③を選択した場合、ドロップ行為自体はプレーではないので、ドロップした状況を判断した末、プレーをする前であれば、再度アンプレヤブルを宣言して、2打罰にはなりますが、処置①の選択として、前にボールを打った場所に戻ることはできます。

 なので、ドロップ後であっても打つ前には、再度適切な状況判断が求められるというわけです。

 このストロークと距離の処置だけは罰則が厳しいだけに、自分のボールと確認できなくても、選択することができる点もメリットと言えます。

 処置②(ゴルフ規則28b)
  ホールと球あった箇所を結んだ後方線上にドロップする。


 後方に下がる際に、距離の制限はなく、後方線上であれば、フェアウェイなどのライの良い場所であったり、自分の得意な距離まで下がったりと、有利になるポジションを選択することも可能です。

 特に、球を高く上げても距離感が狂わせない技術であったり、左右の曲げ幅を自在にコントロールできる技術があったりすると、ライの良い場所まで下がるというこの選択肢が思いのほか有利に働くことがあります。

 ただし、自分の球であることを確認できなければ、この処置を取ることはできません。

 処置③(ゴルフ規則28c)
 球のあった地点からホールに近づかずに、2クラブレングス以内の場所にドロップする。


 この処置のメリットは、1度アンプレヤブルを宣言して2クラブレングス以内の場所にドロップした後、続けてアンプレヤブルを宣言して更に2クラブレングス以内の場所にドロップすることを繰り返せる点です。

 ブッシュの中に打ち込んでしまった場合、1回分のアンプレヤブルで無理して打つよりも、罰打はアンプレヤブルの回数分だけ増えますが、この処置③を複数回繰り返して、難なく打てる場所まで抜け出してから打つ方が有利になる場合もあります。

 また、木の上に引っかかって落ちてこないボールをアンプレヤブルにする場合では、ボールのある場所から地面に対して垂直方向に投影した真下の地点から2クラブレングス以内にドロップすることになります。

 ただし、こちらも自分の球であることを確認できなければ、この処置を取ることはできないことが難点です。

 バンカー内にあるボールをアンプレヤブルにするとき、プレーヤーが処置②、もしくは処置③を選択する場合には、そのバンカーから出ることはできず、そのバンカー内にドロップしなければなりません。

 なお、ハモックバンカーの浮島のように、バンカー内の草で覆われた部分はバンカーの一部とは見なされないので、バンカーの外にもドロップすることができます。

 逆に、スルーザグリーンにあるボールをアンプレヤブルとする場合には、バンカー内にもドロップすることができます。

 どの処置であっても、拾い上げたボールは拭くことができますし、別の球に取り替えることも許されています。

 自分の技術と状況判断との兼ね合いで、最も確実な方法を選択することが結果的には有利になることが多いものです。

 トラブルの時ほど冷静に判断できるように、日頃から頭の中で色々な想定した上で、事前にある程度の事は決めておくと、慌てずに済みますよ。


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