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飛ばし要素となる前傾姿勢とは?!

2017年03月29日 13:37

 ゴルフレッスンを受けたり、ゴルフスクールに通ったりしたことがある人は、必ずと言っていいほど、前傾姿勢の大切さを教え込まれます。

 レッスン本から独学でゴルフを学んだ人にしても、その重要性に気づかずに読み飛ばしていたとしても、読んだ本の中のどこかには、前傾姿勢の大切さが語られていたはずです。

 これほどまでに重要視されてきた前傾姿勢ですが、その内容はスイングの再現性に関するものがほとんどしょう。

 その内容というのは、スイングは楕円軌道となるため、スイングプレーンに対して直角な軸を用意してあげること。

 クラブ設計通りのライ角に沿ったスイングプレーンを作るには、そのスイングプレーンの面に対して直角になる角度まで、上体を前傾させることが必要とされます。

 これをもって、スイングが歪まず、プレーン上を滑らかに振ることができるというものです。

 これまではゴルフをしてきた者なら、誰でも聞いたり、読んだりしてきた内容なので、改めて詳しく説明する必要はないでしょう。

 ここで問題とするのは、スイング中にプロがこの前傾姿勢を保っているかという点です。

 その週に調子の良い選手のスイングを取り上げて、スロー再生を見ながら、解説者が「前傾姿勢が崩れず、頭の位置が変わりませんね。」なんてコメントをすることを目にする機会が多いと思います。

 実際、アマチュアと比べれば、相対的に前傾姿勢が保たれ、頭の位置も激しく変化しないのですが、「あれ?結構、変わっているよね?」と疑問に思った方も多いはず。

 そうなのです。

 プロの中には前傾姿勢をかなり変化させるタイプの選手がいるのです。

 特に最近の選手は幼少期からゴルフに親しんだボーンゴルファーであることに加え、プロツアーで活躍する年齢も若年化していることもあって、そのジュニア時代のスイングが色濃く残る傾向が強まっています。

 体重も少なく、身長も低い子供達が一生懸命に飛ばそうとして、本能的に編み出すジャンプアップスイング。

 膝の曲げ伸ばしによって、スイングの回転軸の一つである左肩を上下にタイミング良く引っ張って、回転するクラブを加速させています。

 無意識の沈み込みとジャンプによって、ストレッチ・ショートニング・サイクルの原理をスイングに取り込んで、加速に利用しているのにはただただ驚くばかりです。

 スイングの再現性が悪くなるからといって、大人が止めさせる傾向があるのは残念なところでもあります。

 このジャンプアップスイングが再現性に対して悪さをするのは、正しい前傾姿勢を取っていない人、もしくは身体の硬い人だけの話。

 仮に前傾が浅い棒立ち姿勢だと、沈み込みにしても、ジャンプの伸び上がりにしても、その上下動がそのままスイング面を上下に揺さぶってミスが出てしまうことは、周知のとおりです。

 ただし、スイングの再現性を高める前傾姿勢の役割は、何が何でも前傾角度を保つということではありません。

 通常、沈み込みと伸び上がりの相殺で、上下動の帳尻を合わせて、頭の位置が上がり過ぎるのを防ぎ、スイングの再現性を妨げないというだけの目的ですが、さらなる進化形が存在します。

 飛ばすためのエネルギーがスイングの再現性に対して悪さをするのを柔軟性で吸収してしまうのがその役割です。

 そのためには前傾姿勢を保つ意識ではなく、股関節を柔らかく保ち、膝を曲げて沈み込んだ後、膝を伸ばすと同時に腰全体を後ろに引くことによって、前傾角を大きくする動作が利用させています。


 腰全体を後ろに引くことによって、前傾角を大きくして、より積極的に頭の位置を更に下げて、最終段階のフォロースルーからフィニッシュまでのヘッドの加速にも利用しています。

 インパクトで頭を下げて、深くなった前傾角の分だけ、左肩の回転を上向きに働かせる余地を作って、重力加速度の方向と合わせて、更なるスイング加速に利用している選手がいる点も見逃せません。

 積極的に足を使った上下の動きは、柔軟性を失った人にとってはマイナスになることも確かです。

 ですが、柔軟な身体を持つ者にとっては、股関節を柔らかく保ち、前傾姿勢を変化させた重心コントロールによって、再現性でマイナスにならずに、飛距離の面でプラスになる動かし方もあるということを覚えておいてくださいね。

 身体の硬くなった中年男性では、まずはストレッチからになりますが・・・。


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