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ヒンジングとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年03月21日 12:23

 ヒンジング(hinging) とは ・・・

 身体の関節を蝶番のような方向に曲げ伸ばしを行うことを言います。

 『hinge(ヒンジ)』とは、文字通り、そのまま『蝶番』という意味です。

 特にゴルフでは手首の関節を甲側やてのひら側に折る動作のことによく使われています。

 手首の関節は、圧倒的に曲げやすいのは蝶番のように動く甲側・てのひら側ですが、実際には蝶番関節ではないので、親指側にも、小指側にも幾分曲げることができます。

 こうした方向性の自由度が高い関節運動で、別の方向への動作と区別するために、ある特定の方向、つまり、ゴルフの場合では蝶番関節があるようにも見える甲側・てのひら側に曲げる動作を『ヒンジング』と呼んでいます。 

 肘関節は蝶番関節ですので、本来的には純粋な『ヒンジング』なのですが、一定方向しか動かない肘の曲げ伸ばし動作を日本ではあえて『ヒンジング』と強調して呼んでいないというわけです。

 ゴルフ用語としての『ヒンジング』はコックと深い関係があります。

 コックとは一般的には手首を親指側に曲げる動作のことを言いますが、手首の構造上、親指側へは一番曲げにくく、可動域が狭いのが現状です。

 人間の身体は動きやすい方向へ動いてしまうのが常ですから、コックを意識すればするほど、手首の関節はより曲げやすい甲側やてのひら側に折れる傾向にあります。

 これをスクエアグリップで行ってしまうと、フェース面の向きが変わってしまうため、インパクトで元の位置に正しく戻すという動作が必要となり、ゴルフを難しくしています。

 フックグリップでは、左手の甲が目標方向から少し空を向くように時計回りに回しますが、これによって、フェース面の向きを変えてしまうはずの甲側への動きが本来的に必要なコック側への動きに方向転換されています。

 近年のゴルフでフックグリップが推奨されているのは、左手のヒンジングをコック動作として利用できることが大いに関係しているとも言えます。

 右手のヒンジングもまたゴルフでは重要な役割を担っています。

 オンプレーンスイングは現代ゴルフの要とも言えるものですが、いつも同じ位置にクラブを上げる上で、右肘の方向を地面に向けるとともに、右手首を甲側に折って、クラブを右手で支えることがスイングの再現性で大切となります。

 また、切り返しにおいて、本来、右手は飛距離的な面では機能しないのですが、ヒンジングした右手の指の基節部分でクラブを受け止めることによって、細部のストレッチ・ショートニング・サイクルを引き出します。

 切り返しでのストレッチ・ショートニング・サイクルの主役である左広背筋の伸張反射のタイミングと合わさると、意識せずにスイングを反転させ、クラブを立てたまま、落下させることができるので、ヘッドスピードを上げるのに役立ちます。

 方向性と飛距離の両面に影響するヒンジングですが、ゴルフの技術の中では比較的扱いがやさしく、ほんのちょっとの意識するだけでゴルフが格段に優しくます。


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