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ゴルフ腰痛を予防する栄養素とは?

2017年03月17日 12:43

 ゴルファーが陥りやすい腰痛には、腰部を含む身体の背面部の筋・筋膜経線が引っ張られて、腰部の神経を圧迫していること。

 これには腰部を含む、腰部以外の身体の背面部の部位の筋膜も短縮に関係していること。

 更には、身体の背面部の筋・筋膜経線とは別の筋膜との癒着によっても、引き起こされること。

 肩甲骨周辺の筋肉をマッサージや筋膜リリースなどによってほぐしてあげると、ゴルファー特有の腰痛が軽減するケースがあることを前回紹介しました。

 ここでは筋膜の異常を食生活の上で補完する方法を紹介したいと思います。

 筋膜は、コラーゲン繊維とエラスチン繊維とが縦糸と横糸の関係なった網目状の膜で形成されています。

 コラーゲンやエラスチンを再合成してくれているのは、繊維芽細胞の働きです。

 古くなった糖化したコラーゲンやエラスチンの組織を分解して、新しい組織に作り直してくれる役割があります。

 このときコラーゲンの合成には、『プロリン』と『リシン』が材料となります。

 『プロリン』は体内で合成可能な非必須アミノ酸ですが、『リシン』については体内で合成できない必須アミノ酸であるため、摂取して補ってあげる必要があります。

 また、コラーゲン分子は3重らせん構造をしており、その規則的ならせん構造がコラーゲンの弾力性を生んでいます。

 この3重らせん構造を形成するためには、たんぱく質鎖の形成後にプロリンやリシンを水酸化する必要があり、その補酵素として働くのが『ビタミンC』であり、補因子となるのが『鉄』です。

 『ビタミンC』や『鉄』が不足していると、弾力性に富んだ良質なコラーゲンができないことになります。


 また、コラーゲンの合成には数種類の酵素が関わっていますので、酵素の構成成分でもある『亜鉛』が不足しても、再合成は進みれません。

 ただし、他の重要器官を常に支持していなければならない結合組織であるせいなのか、コラーゲンが再合成されて1日に入れ替わる量は、数グラム程度と非常に少ないものです。

 通常、コラーゲンの再合成サイクルは非常に遅いので、高分子であるコラーゲンの分解吸収という意味では、大量に経口摂取しても効果はないとされています。

 健康な人があえてコラーゲンを摂取する必要はありませんが、筋膜が歪んだり、癒着したりして、痛みが出ている人には助けになることも。

 コラーゲンを多めに経口摂取すると、血液中のヒドロキシプロリンペプチド濃度が高まり、繊維芽細胞がこれを体内のコラーゲンが壊れた状態と誤認してしまうため、繊維芽細胞が活性化されることが研究でわかってきています。

 このとき、身体のどこかに本当にコラーゲンやエラスチンが傷ついたところがあると修復が開始されます。

 怪我をしている時には、繊維芽細胞を誤認・活性化させて、補修を少しでも速めるという意味では、コラーゲンの摂取には意味があるというわけです。

 その際、口にするのは、値の張るコラーゲンと名の付く健康食品でなくても、料理に使う安価な『ゼラチン』で充分。

 実のところ、中身の成分は一緒です。

 これに加えて、コラーゲンの再合成過程で必要となる、必須アミノ酸である『リシン』、『ビタミンC』、『鉄』、『亜鉛』を含む食べ物をバランスよく摂取することが、コラーゲン繊維及びエラスチン繊維を保つのには大切になるというわけです。

 また、繊維芽細胞を活性化するには、ストレッチも効果があるとされています。

 腰痛の予防・改善として、トレーニング・練習後には併せて取り入れてくださいね。


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