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猿腕(猿手)でないとドローボールは打てない?!

2017年01月10日 14:07

 ゴルフスイングとクラブデザインの規則上の縛りから、ゴルフでは初心者の大部分がクラブフェースの開きから、スライスボールになりやすいもの。

 ゴルフスイングのコツを修得するまでは、スライスからなかなか抜け出せません。

 そんな中、初心者でもいきなりドローボールが打ててしまう人が稀に存在します。

 そんな人の身体的特徴は猿腕(猿手)。

 人の腕は手のひらを上に向けたまま、腕を前に伸ばした際には前腕と上腕がほぼ真っ直ぐ伸び、前腕が上腕よりも10~20度程度の範囲内でやや外側を向くのが普通です。

 猿腕では、同じように腕を伸ばした際に、両手の小指の先から肘までがぴったりと付けることができるほど、前腕が上腕よりも外側に大きく開いた状態のことを言います。

 猿腕は華奢な身体つきの若い女性に多い特徴ですが、最近では筋力不足の男性でも見かけることが多くなりました。

 生まれつき手足の骨が細長く、筋力が弱い人は、関節の可動域が過剰に広くなりがちで、こうした猿腕にもなりやすくなります。

 普通、腕を使うスポーツでは猿腕がマイナスに働くことが多いのですが、ゴルフではプラスに働く部分も少なからずあります。

 それがドローボールを打ちやすいという利点です。

 実用的なドローボールの打ち方は、ほぼ2種類のタイプに限定されますが、その内、最も一般的なドローボールとされるオープンスタンス・シャットフェース・インサイドアウトのスイング軌道によるプッシュフック系のドローボールには猿腕の柔軟性が適しています。

 まず、反対にスライスになりやすい中年男性の身体的特徴から考えてみましょう。

 一般男性の場合、女性に比べると、生まれついて腕力が強いことから、常日頃から腕の力に頼った生活習慣が身についています。

 そのため、腕や肩の筋肉がこわばり、年齢を重ねるほど、肘関節の可動域は狭くなる傾向にあります。

 それに加え、のこぎりの構造が東洋と西洋で違うことからもわかるように、東洋人の男性は押すときよりも引くときに力が発揮しやすい身体構造をしており、肘を引く動作に慣れ親しんでいます。

 こうした身体的特徴によって、バックスイングでは肘が外側に開いたまま、トップポジションを作るため、フライングエルボーになってインサイドからダウンスイングすることができにくくなります。

 また、インパクトで力を込めようとすれば、肘を引く習慣から腹切りのように、左肘を身体の外側に抜く動作にもなりやすいというわけです。

 これではどんなに頑張ってみても、プルフック系の左にひっかける球筋にしかなりません。

 正しいスイング方法をいくら学んで理解していたとしても、どうしてもフライングエルボー&腹切りスイングになってしまう方は、スイングイメージよりもまず先に、肩と肘の柔軟性を改善しなければ、いつまでもそのままです。

 そのお手本となるのが、猿腕の人の肘の柔軟性というわけです。

 ドローボールでは肘の外側が下向きのまま、両肘を身体の幅の範囲内に収めたままスイングすることがその第一歩となります。

 猿腕ほどでなくても、前腕が並行に近づくことによって、力の働く方向が揃い、非力であっても、力を有効に利用することもできるため、そういう意味でもスライスよりもドローの方が飛距離的にも有利に働きます。

 まず、スイングを始める前に、身体のチェックをしましょう。

 床の上で仰向けになった状態で、肘を直角に曲げて床につけてみてください。

 力を込めて押し付けなくても、指先から手首・肘・肩がぴったり付くようでないと、スイング練習をするにはまだ早い段階と判断します。

 肘の関節の柔軟性を上げるのには、ストレッチで伸ばしていくわけですが、頻繁に使われる肩と腕の筋肉はこわばっているため、まずは筋膜をリリースすることで、ストレッチ効果を高めていきます。

 筋膜リリースの方法は、肩や腕の筋肉の部分に手のひらを押し当てて、筋肉全体を前後左右に小刻みにずらすだけ。

 ストレッチの方法は、身体チェックと同じ様に、床の上で仰向けになった状態で、肘を直角に曲げて床に押し付けたり、肘の下に本などを挟んで、肘の高さを上げて、手首を床に押し付けたりしていきます。

 一日1回左右20秒ずつ程度でOK。

 ただし、身体の硬い人は、筋肉細胞の入れ替わる周期を考慮して、最低でも3か月間以上は続ける必要があります。

 毎日寝る前の習慣にでもすると、気が付いたときには驚くほど肘の関節が柔らかくなっているのを実感できるはずです。

 関節の可動域は広過ぎても、スイングプレーンを安定させるために、別の筋力が必要となり、デメリットになる部分もあります。

 元々、猿腕で肘の関節が緩過ぎる人は、逆に三角筋と上腕二頭筋の筋トレを行って、肘関節の可動域を制限していくことが大切です。

 硬過ぎず、柔らか過ぎず、中庸を目指してくださいね。


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