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シャフトのしなり戻りはリリースのタイミングでナイスショット

2011年07月30日 10:25

 プロや上級者のショットをハイスピードカメラで撮影すると、インパクトの直前にシャフトが飛球線方向にしなることが観察できます。

 上級者のスイングでは、ダウンスイングの時、リストコックによって腕とシャフトの間にかなりの角度ができることはよく知られています。

 一般的に言うところのタメですね。
 
 このタメをリリースすると、腕の振りが遅くなる替わりに腕の力がクラブに伝わって、クラブヘッドが加速して腕を追い越していきます。

 リリースのタイミングがうまく合った時、クラブと腕の振りの速度差から、シャフトはインパクト前に前方にしなる現象が起こる訳です。

 ドライバーで飛距離を得るには、ヘッドスピードが速く、低スピンで、高い打ち出し角度が求められます。

 上級者の場合、リストコックをタイミングよく解くことによって、クラブヘッドを効率よく加速しつつ、前方へのしなり効果で、ドライバーのロフト以上の打ち出し角を達成しています。

 前方へのシャフトのしなりと聞くと、シャフトが一度後方にしなったものがシャフト自身の弾性でしなり戻って、ヘッドスピードを加速すると誤解しやすいのですが、このしなり戻りはヘッドスピードの加速には寄与しません。

 ここでのシャフトのしなり戻りは、インパクトの時ではなく、インパクトの前には既にしなっている状態のことです。

 そもそも、インパクトでクラブヘッドがボールに接触している時間は、1万分の数秒という世界ですから、インパクトのタイミングに合わせて、しなり戻りを利用することは至難の業、普通の人間には。

 また、このしなり戻りの現象は、初心者のスイングではほとんど観察することができません。

 初心者の場合には、スイングの早い段階でリストコックが解けてしまうことが多いので、シャフトも早い段階で飛球線方向とは違う方向にしなり、インパクトではシャフトのしなり戻りも無くなってしまいます。

 ゴルフクラブの性能を活かすには、正しいリストコックとリリースのタイミングを身につけることが第一です。

 それでも、なかなかうまくいかない人は、先調子のシャフトが装着されたクラブに換えるか、先調子のシャフトにリシャフトすれば、ヘッドスピードとロフト角の不足を少しは補うことができるので、試してみてください。

 ちなみに、リストコックをリリースしないで打つ技術もあります。

 タイガー・ウッズが風の強い状況でよく利用するスティンガーショットがこれに当ります。

 打ち出し角をかなり低く抑えるために、インパクト前にリリースしないことでシャフトのしなり戻りを極力押さえることを利用した打ち方です。

 スティンガーショットはほとんどプロ限定のテクニックですから、まずは正しいリストコックとリリースのタイミングを掴む練習を積んでみてください。


 シャフトのしなり戻りリリースのタイミングで ナイスショット!!

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