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グリップとナイスショット②

2011年03月23日 14:35

 前回に引き続き、グリップを機能面から考えてみたいと思います。

 ボールを遠くへ飛ばすためには、タメの効いたスイングが必要です。

 タメの効いたスイングは、ハーフウェイダウンの時にシャフトと左腕の角度が90度前後になった写真からイメージされる方が大半でしょう。

 ですが、自分でスイングする際、意識的に手首でタメをつくろうとして、上手くいかなかった方も多いのではないでしょうか?

 そもそもタメは上半身と下半身の捻転差をはじめとする体全体でつくるものなので、手首だけを強く意識しすぎると、飛距離を得られないばかりでなく、方向性も失う結果となります。

 手首のタメは手首をコックすることで生じ、コックする方向が重要です。

 手首を親指側に曲げるコックと左手の甲側に折るコックの2種類が一般的によく知られています。

 これは左手の甲がターゲット方向に向いたスクエアグリップでの状態を言い表しています。
 
 クラブの握り方をニュートラルに捉える上で、視点を手からクラブヘッドに移して考えてみましょう。

 手首を親指側に曲げるコックはクラブヘッドのトウ側にコックすると言い換えることができます。
 
 また、同様に手首を左手の甲側に折るコックはリーディングエッジ側にコックすると言い換えることができます。

 トウ側にコックする場合、クラブフェースは開く傾向にあり、スライスが出やすい状態とも言えます。

 リーディングエッジ側にコックする場合は、逆にクラブフェースはかぶる傾向にあり、引っかけが出やすい状態とも言えます。

 トウ側とリーディングエッジ側の両方でバランスのとれたコックが方向性の観点からは重要となります。

 ここで手の構造を実感する簡単な実験を紹介します。

 まず、机などの平らな所に自分の左腕の肘から手のひらまでを置いた状態で、手首を親指側に曲げてみてください。

 どうですか?

 手首を親指側に曲げる動作は、かなりしづらいことが分かります。

 今度は同じ状態で、手首を甲側に持ち上げてみてください。

 手首を甲側に持ち上げる動作は、簡単にできることが分かりますね。

 この結果を考慮すると、スクエアグリップでクラブを握った場合は、手の構造上、引っかけなどの左へのミスが出やすいことが推測できます。

 先程のトウ側とリーディングエッジ側の両方でバランスのとれたコックを実現するためには、スクエアグリップより左手の甲を右に回して調整する必要があります。

 左手の甲を右に回す程度は、個々人の手首の柔軟性によります。

 自分の手首が甲側に折れやすい程度と親指側に曲がりやすい程度を比較して、親指側に曲がりにくいほど、左手の甲を右に回してグリップ>してみてください。

 例えば、手首が親指側にまったく曲がらない人の場合は、左手の甲を45度右に回した状態をグリップします。

 この甲を45度右に回した状態を上限として、手首が親指側に曲がりやすい程度に応じて、左に戻すと認識して下さい。

 これで手首の機能に着目した体に優しいニュートラルグリップの完成です。

 すべてのスイング動作にも共通して言えることですが、意識しなくても自然におこなえる状態を事前に準備しておくことが大切。

 手首も意識せず扱えることが理想です。


 ニュートラルグリップで ナイスショット!!

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