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球筋とナイスショット

2010年12月21日 22:54

 球筋弾道の高さを無視して平面的に観察した場合、9種類に分類できます。

 スイング軌道フェースの向きという二つの要素がその球筋に関わっています。

 スイング軌道には、上空からの視点で観察すると、スタンスの向きに対するクラブヘッドを振り抜く方向の違いで、一般的にはアウトサイドインインサイドインインサイドアウトの3種類に分類されます。

 このスイング軌道はボールを打ち出す方向に関わり、スタンスの向きに対して平行にボールを打ち出したいときはインサイドインのスイングをします。

 スタンスの向きとは平行ではなく、左に角度をつけて打ち出すときはアウトサイドインのスイングにし、逆に右に角度をつけて打ち出すときはインサイドアウトのスイングをします。

 また、スイング軌道に対するインパクト時のフェースの向きはボールが曲がる方向に関わっています。

 ストレートボールを打つときは、フェースがスイング軌道に対してスクエアに、つまりスコアライン打ち出し方向直角になるようにインパクトします。

 スライス回転の右に曲がるボールを打つときはフェースがスイング軌道に対して右を向くように開いた状態でボールにインパクトします。

 フック回転の左に曲がるボールを打つときはフェースがスイング軌道に対して左を向くように閉じた状態でボールにインパクトしましょう。

 図aは9種類の球筋とスイング軌道・フェースの向きの関係を示してあります。
球筋とスイング軌道・フェイス角

 図aでは⑤の打球が飛ぶ方向を目標方向(ターゲットライン)とすると、目標を狙える球筋は③⑤⑦の球筋だけとなり、他の球筋はミスショットということになりますが・・・。

 ただし、図aの⑤の打球が飛ぶ方向を目標方向(ターゲットライン)ではなく、スタンスの向きと考えれば、スイング軌道とフェースの向きに加えて、スタンスの向きを自在に調節できれば難易度の差はあれ、①~⑨のすべての球筋で目標を狙うことが可能となります。

 ④~⑥の球筋は、技術的にもシンプルに目標を狙えるやさしい球筋です。 

 ⑤のストレートの球筋は打った瞬間から終始、目標に向かう球筋なので異論はないと思いますが、実は⑤のストレートの球筋が打てる人は、フェースの向きを打ちたい方向に向けるだけで曲がり幅を調節することが可能となります。
図b【遮蔽物を回避する方法】
 図bのように目標との間に遮蔽物があって真直ぐ目標を狙えない場合には、スタンスの向きを遮蔽物から外すようにアドレスして、フェースを目標に向けるようにグリップし直して、スタンスの向きに対してインサイドインのスイングをするだけで左右のどちら側からもボールを回して目標を狙うことができます。

 厳密にはロフトとの関係で左から回した場合はストレートの場合に比べ、ロフトが寝て、スピン量が増える分だけランが減り、飛距離が幾分落ちます。

 反対に、右から回した場合にはストレートの場合に比べ、ロフトが立って、スピン量が減る分だけランが増え、飛距離が幾分伸びることを考慮する必要があります。

 また、どちら側から回す場合でも、曲げる度合に比例して回転にエネルギーが奪われるだけ飛距離が落ちることを考慮に入れることも大切です。

 ④~⑥以外の他の球筋ではスイング軌道の度合とフェースの向きの度合を相互に微調整しながらでないと目標を狙えないので、より複雑な技術と感性が必要となります。

 もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、図bの左側のスイングは目標方向(ターゲットライン)を基準とした場合、スタンスの向きを注視せずに肩のラインだけに着目していると、傍から見れば、インサイドアウトにスイングしたように見えます。


 また、図bの右側のスイングは目標方向(ターゲットライン)を基準とした場合、同様にスタンスの向きを注視せずに肩のラインだけに着目していると、傍から見れば、アウトサイドインにスイングしたようにも見えます。

 視点の違いで表現の仕方も変わってしまうので、同じ事を言っている場合でも誤解が生じやすい難しい事例といえます。

 そのひと個人の打ちやすい持ち球があるので、全ての球筋を打ち分られるようになる必要はないと思いますが、風などのスイング以外の要因も考慮して、状況に応じたベストな選択できるように練習しておきましょう。

 持ち球がまだ安定していない人は、目標にフェースやスイング軌道を合わせるだけという単純な基準である④~⑥の球筋をおすすめします。

 調子が悪くなった時に、立ち返るべき基準がスランプ脱出の大きな助けになってくれることでしょう。

 普段のコースマネージメントにおいても、図bのようなシンプルな方法や考え方が実践的で扱いやすいといえるのではないでしょうか?


 Simple is the bestで ナイスショット!!


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