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バンプ&ランとは? 〔ゴルフ用語説明〕

2014年11月16日 10:15

 バンプ&ラン(bump and run) とは ・・・

 グリーン周りからのアプローチの状況において、ほとんどボールを上げずに大部分を転がして寄せるアプローチショットのことを言い、別名『チップ&ラン(chip and run)』とも呼ばれています。

 ゴルフ発祥の地であるリンクスコースでは、非常に風が強いばかりでなく、その影響でグリーンやフェアウェイの表面が乾き、非常に硬く締まった状態になることが多い上、元々海岸線の砂丘地帯に自然に形成されたゴルフコース故、強風が創り上げた風紋(砂紋)がそのまま残った複雑なアンジュレーションがそこかしこに存在しています。

 ボールの弾道が高いピッチショット系のアプローチでは、グリーン周りからの寄せであっても、唸る風によってボールの勢いが殺されたり、強められたりと影響するため、アプローチの方向性や距離が狂わされます。

 高い弾道のショットで落下地点が狂わされると、風紋(砂紋)の名残りである複雑なアンジュレーションが効き、弾んだボールの行方が不確定になるので、アプローチの難しさに拍車をかけます。

 こうしたリンクスでのアプローチでは、転がしが主体になるのは必然と言えます。

 そもそもウェッジによるアプローチが主流になるのは、ゴルフの歴史から見ればごく最近のことですから、6番~8番アイアンくらいのロフト角の小さいクラブで転がす『バンプ&ラン』がアプローチの原型と考えて差支えないでしょう。

 最近ではもうひとつ『バンプ&ラン』が別の意味で使われることがあります。

 それは「ワンクッション」「ツークッション」などと言われるクッション系のアプローチショットという意味です。

 硬く締まった高速の砲台状のグリーンなどで、かつフリンジの芝の高さにまでグリーン周りの芝が刈り込まれている場合、グリーンから少しでもこぼれたボールはコレクションエリアまで転がり落ちてしまいます。

 こうしたコレクションエリアから見て、グリーン面が受けておらず、ピン方向に向かって下っている場合、ふわりと落とすフラップショットでも、スピン系のショットでも止めることが難しい状況に陥ることがあります。

 この場合、『バンプ&ラン』では一度斜面になっている土手の部分にぶつけることによって、ボールのスピードを落とした上で、弾道の方向を上向きに変えて、グリーンにやさしく着地させることができ、その後のグリーンの下り傾斜を最小限の転がりで抑えることができる ので、有効な技術となります。

 この手のクッションショットはボールの反射角は比較的簡単に予測できそうですが、ぶつける斜面の状態を見極めるには経験が物を言い、元来、イマジネーション力の高い人向きの感性を活かした技術と言えます。


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