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ティフトンとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年09月11日 12:00

 ティフトン(Tifton) とは ・・・

 バミューダグラス類から改良された芝(ハイブリッドバミューダグラス)の品種の総称です。

 米国ジョージア州ティフトンにある農業試験場で、バミューダグラスとアフリカンバミューダグラスの交雑によって作られたことから、この名で呼ばれています。

 一般的なバミューダグラスよりも葉は繊細であり、米国南部のゴルフ場でよく使用されてきました。

 日本には1960年代にゴルフ場関係者などによって持ち込まれ、関西以西のゴルフ場で多く利用されてきました。

 ティフトンは、三倍体で種子ができないため、張り芝まき芝(細かく切断したほふく茎をまく方法)などの栄養繁殖でしか増やせません。

 1年で10~20倍の面積に広がるほど生育は旺盛な方で、夏の繁殖力が強く、コウライ芝の成長量の約20倍にもなります。

 ティフトンのこの強い生育力を利用して、オーバーシーディングのベース芝として利用されています。

 オーバーシーディングとは、冬に暖地型芝が休眠して色が褪せてしまう地域で、芝を一年中緑に保つ方法です。

 オーバーシーディングでは、ティフトンなどの暖地型芝の上に、寒地型芝であるライグラス類の種を初秋に蒔き、暖地型芝が衰える冬に緑を補いますが、春以降にはオーバーシードしたライグラスだけを枯らす必要があります。

 この切り替えをトランジションと呼びますが、コウライ芝や野芝だと寒地型芝に負けてしまい、切り替えがスムーズに行えません。

 こうしたエバーグリーンに利用できる反面、生育が旺盛な分、良好な状態を保つためには頻繁な刈り込みが必要となり、管理に手間がかかります。

 また、日陰にとても弱いのも欠点と言えます。

 ただし、踏圧や擦り切れにも非常に強い芝なので、ゴルフ場ばかりでなく、他のスポーツ施設の芝生としてもよく利用されています。

 ティフウェイ(ティフトン419)、ティフグリーン(ティフトン328)、ティフドワーフの順に、徐々に葉のきめが細かい品種になります。

 ( )内は品種登録前に用いられた試験系統名。

 ティフグリーンはグリーン用に改良された品種であり、ティフドワーフはティフグリーンから突然変異からできた品種。

 最近、米国PGAのトーナメントグリーンでも使用されているバミューダ系のウルトラドワーフもティフグリーンの突然変異種です。

 コウライ芝・野芝に比べると、ティフトンの葉は柔らかいため、ラフではボールが沈みやすく、クラブの抜けが悪くなり、雨の日は特にボールの状態を注意深く判断する必要があります。

 フェアウェイからもダフリは禁物で、正確なインパクトが要求されるため、技術の幅が広がると言われています。

 コウライ芝や野芝のフェアウェイに慣れている人なら、普段よりもハーフトップぐらいの気持ちでクラブを入れるのがちょうどいいかもしれませんね。


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