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ディボットとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年08月18日 10:37

 ディボット(divot) とは ・・・

 ゴルフショットによって削り取られた芝生の塊、並びにゴルフショットで削り取られた地面の跡のことを言います。

 ゴルフクラブの構造及び芝の種類、ボールのライ、打ちたい球種などの理由から、『ターフを取る』打ち方をするわけですが、意識的にターフを取った場合もダフってボールの手前の地面を削ってしまった場合も、出来上がったものは分け隔てなくディボットです。

 ゴルフ規則の規定では、ディボットの定義はされていませんが、第1章エチケット>コースの保護において、「自分で作ったディボット跡や・・・を入念に直しておくべきである。」とか、「練習スイングでディボットを取ったり、・・・コースを傷つけたりすることのないようにすべきである。」と表現されています。

 また、第3章プレーについての規則>ゴルフ規則13-2球のライや、意図するスタンス・スイングの区域、プレーの線の改善においては、「元に戻してあるディボット・・・を取り除いたり押し付けること。」というように表現されていることから、ゴルフ規則の条文上ではディボットは『ゴルフショットによって削り取られた芝生の塊』の方の意味合いで使用されてます。

 ただし、R&A公式サイトでも、R&AのCEOピーター・ドーソン氏やゴルフルールのエグゼクティブディレクターであるデビット・リックマン氏が、「ディボットからの救済はないのか?」の質問に対して回答しているように、『ゴルフショットで削り取られた地面の跡』、つまり、ディボット跡の意味で、ディボットという表現を使用することも一般化しており、どちらの意味でも通じます。

 なお、ナイスショットでフェアウェイにいったはずのボールがディボット(ディボット跡の方ね)に填まっていれば、かなり落胆するでしょうが、今のところ、ディボットから救済されるルールはありません。

 両方の意味で同時に文章の中で使用する場合、混乱を招く恐れを避けるために、芝の塊の方を『ディボット』、地面の跡の方を『ディボット跡』と呼び分けることもありますが、少し慣れれば、文脈・会話の流れで充分判断がつくようになるはずです。

 エチケットとして、ゴルフルールでディボットの修復はすべきことのひとつになっているわけですが、修復の仕方は・・・。

 ディボットの塊が大きければ、ディボットをディボット跡に戻してあげます。

 ディボットが飛散してしまった場合には、ディボット跡に目土袋に入っている砂を入れすぎないように薄く少しだけ入れて、芝が伸びやすい状態にしてあげると良いでしょう。

 本来、目土とは芝の根元の乾燥を防ぐためなどに、ふるいを使って芝の上からサラサラとかけてあげる砂のことですから、ディボット跡にも薄く入れてあげてくださいね。

 日本のトーナメント中継でプロゴルファーがショットの後に、ゴルフクラブのトウ部分を使って、ディボット跡の付近の地面を軽くトントンと叩いているシーンが映るときがありますが、これは何もダフって、いじけているわけでも、頭にきてやっているわけでもありません。

 和芝、高麗芝、バミューダ芝などの暖地型の芝は、ほふく茎が横に伸びて育つため、ディボット跡の縁の土を崩してやるだけでも、芝の養生になることを教わっていて、手近なところに目土(砂)がない場合における簡易的なディボット修復を実践しているというわけなんです。

 プロの場合、ランの計算がしにくいとの理由から、目土(砂)が入りすぎたディボットからのショットをアマチュア以上に嫌いますので、目土を入れるよりもこうした措置でディボットを修復するのを好む傾向があるようです。

 最後に、ディボット跡からの打ち方の基本は、ボールに直接コンタクトする目的から、通常のショットよりもハンドファースト気味にして、ダウンブロー気味にして打つことになります。

 ダウンブローにクラブを入れる分、弾道は低くなり、ランも出るのでグリーンには止まりにくくなることを考慮してクラブ選択をします。

 ディボット跡の前もしくは後の端にボールがくっついている状態が一番難しいと言われ、ディボット跡の中で止まったボールの位置、ディボット跡の深さや向きなど、状態によっても難易度が大きく変わることも厄介なところです。


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