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ピッチマークとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年07月23日 17:11

 ピッチマーク とは ・・・


 地面がぬかるんでいるような柔らかい状態で高い球を打った場合、球の落下の衝撃でボールが地面に食い込むことがあり、そのときできた穴のことを言います。

 ゴルフ規則や裁定集では、スルーザグリーン(パッティンググリーン・ティーインググラウンド・ハザード以外の区域)内で『芝草が短く刈ってある区域』にできたものを「ピッチマーク」、グリーン上にできたものを「ボールマーク」と呼び、処置の違いによりそれぞれを区別しています。

 ゴルフ規則25-2 (地面にくい込んでいる球)では、ピッチマークに入った球は拾い上げて拭くことができ、ホールに近づかず、しかも球のあった箇所にできるだけ近い所に無罰でドロップすることができると規定されています。

 『ピッチマーク』から拾い上げたボールをドロップする場合、グリーン上にできた『ボールマーク』は修理することができますが、ピッチマークを修理することはできません。
 【ゴルフ規則裁定集13-2/10

 『芝草が短く刈ってある区域』とは、フェアウェイの芝の刈高が基準となり、それよりも芝が短く刈ってあれば、これに該当します。

 ラフもスルーザグリーンに含まれますが、ラフのようにフェアウェイよりも芝の長い区域ではボールがどれほど地面に食い込んでいても、そのままの状態でプレーを続けなければなりません。

 ただし、通常はラフのエリアであっても、トーナメントなどでコースを横断するために作られた『クロスウェイ』など、フェアウェイ以上に芝が短く刈ってあれば、上記の処置の適用が許されます。

 また、地面に食い込んでいるとみなされるためには、
  ① 球の落下の衝撃が地面にピッチマークを作ったこと
  ② 球は自らが作ったピッチマークに入っていること
  ③ 球の一部が地表面の下にあること
        という3つの条件をすべて満たしている必要があります。

 ちなみに、ツアー競技のローカルルールとして、『芝草が短く刈ってある区域』を『スルーザグリーン』全体に拡大適用するローカルルールが設定されることがあり、この場合にはラフであっても、上記の地面に食い込んでいる条件を満たしていれば、無罰で救済を受けることができます。

 こうした救済を受けるシーンがテレビ中継されることはあっても、この種のローカルルールの説明が皆無であるため、何の疑問を持たずにゼネラルルールであるゴルフ規則による処置だと勘違いしている人もいることでしょう。

 また、マナーを始めとするルールの周知も大事な仕事の一つであるはずのJGTOやLPGAといった協会ですら、公式サイトでこうした競技に限定されたローカルルールを一般公開していないのは根本的に問題があると言えます。


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