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松山英樹の折れたドライバー!ルールでは取り換えできたのだが・・・

2014年06月02日 17:12

 松山英樹選手がPGAツアー参戦26戦目にして初優勝を飾り、日本人として青木功・丸山茂樹・今田竜二に続き、4人目の快挙を果たした。

 ケビン・ナとのプレーオフを制して、1ホール目で決着した形となったが、その前段階、第4ラウンドの18番ティーショットでドライバーのシャフトを折ってしまい、3番ウッドでのティーショットを強いられている。

 1打追いかける最終ホールのティーショットを右に打ち出し、カッとなって地面にクラブヘッドを叩きつけたとき、ティーマーカー(後日、ティーマーカー脇に刺してあったマイクスタンドと判明)にシャフトの部分が当たり、シャフトが真っ二つに折れた。

 本来、カーボンシャフトはカーボンシートを重ねて作られているので、いくらティーマーカーで力がかかったとしても、軽く叩きつけたくらいではそうそう折れたりしない。

 松山英樹プロがドライバーに使用しているシャフトは、グラファイトデザイン ツアーAD DI-9TXシャフト。

 市販品でも2009年に発売されたシャフトだけに、長年、松山英樹プロのスイングに耐え、かなりの負担がかかっていたのかもしれない。

 ただ、トーナメント中、ドライバーのティーショットの時だけ、スイング音に妙な風切音が混ざって聞こえていたのが、個人的には気になっていたのだが・・・。(こちらも松山プロ独特のフォローサイドの風切音だと判明、ときにはアイアンでのスイング時にも打った後にキュルキュルという松山プロ独特のスイング音をマイクが捕えることがある。)

 ともあれ、ルール上ではゴルフ規則裁定集(ゴルフ規則4-3/12)にもあるとおり、ストロークプレーのプレーオフにおいて、クラブを取り替えることは問題ない。

~ ゴルフ規則4-3/12 ストロークプレーのプレーオフのためにクラブを取り替える ~
質問:
ストロークプレーで、競技者はプレー中に怒ってクラブを1本折ってしまい13本でラウンドを終了したところ、ホール・バイ・ホールのプレーオフに残ったことを知らされた。この場合、その競技者はプレーオフのために折ったクラブを取り替えることができるか。

回答:
プレーオフは新しいラウンドとなる。したがって、その競技者は折ったクラブを取り替えることができる。
(2008年改訂)


 ここで今回問題となったのが、取り替えるべき予備のゴルフクラブがなかったこと。

 本来、契約プロをバックアップするはずのツアーバンが、次週テネシー州メンフィスのTPCサウスウィンドで開催される『フェデックス セントジュードクラシック』に向けて旅立ってしまい、ツアー会場にいなかったらしい。

 プレーオフの18番ホールの難度は高く、ザ・メモリアルトーナメントの最難関。

 松山英樹選手が練習ラウンドを踏まえた18番ホールの攻略でも、3番ウッドの飛距離だと、セカンドショットが立木でブラインドになるので、ティーショットはドライバーを選択するとコメントしているとおり、コースマネジメント的にもドライバーが無いのは明らかに不利。

 案の定、4日間バーディーを記録した最終ホールで、プレーオフのティーショットは立木脇のバンカーに入れてピンチになっていた。

 セカンドショットもギャラリーに当たり、ツキに見放されなかったから良かったものの。

 もし、松山英樹プロが優勝を逃していたら・・・。

 松山優勝で一番胸を撫で下ろしているのは、SRIスポーツ(スリクソン)のプロサービススタッフに違いない。


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