人気ブログランキングへ 

ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕

2012年03月01日 00:00

 スロープレー解消に寄与!国内女子ゴルフツアーでイエローカード導入


 マウスピースで尾崎直道選手失格!医学的根拠の判断は?


 堀 奈津佳、初優勝!ルール誤解の顛末


 R&AとUSGA、アンカーリング禁止ルール14-1b最終承認


 新ハンデキャップ制度スロープシステムで何が変わる?


 R&A、主宰アマチュア競技で距離測定器使用許可


 バッバ・ワトソン、ルール熟知で首位の座を守る


 ボウディッチが受けた救済の真相!岩の除去で発生した新たな救済


 松山英樹の折れたドライバー!ルールでは取り換えできたのだが・・・


 アン・ソンジュが全英女子オープンのバンカーで受けたペナルティ


 初心者だけでラウンドするわけにはいかない理由とは


 ボールを取り替えできる場合とは?



 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
スポンサーサイト

スロープレー解消に寄与!国内女子ゴルフツアーでイエローカード導入

2012年03月02日 15:45

 今日開幕した女子ゴルフの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。

 ギャラリーの方は今までと違った、なんだ!と思わせられる光景を目にするかもしれない。

 サッカーでお馴染みのイエローカードが導入される。

 そもそも、ゴルフには審判が存在しない稀な競技。

 貴族のたしなみとして始まったゴルフでは紳士的な振舞いが求められる。

 それゆえにゴルフ規則の第1章はエチケットから説かれていることはよく話に上る。

 当初、ゴルフはマッチプレーが基本だったので、お互いが了解していればいいことで、公平・公正の基本から外れていなければ、事前に細かい取り決めをしていなくても、特段問題にはならなかったことも関係している。

 その後、ストロークプレーが普及し、マッチプレーのような直接対決ではなく、大勢のプレーヤーがスコアで競争するためのルール作りがなされてきた。

 近年では競技ゴルフを観戦する機会が増えてきたため、見る者にもわかりやすいルールとして配慮された結果がこのイエローカード導入という訳だ。

 昨今、国内女子ゴルフツアーでスロープレーに対するペナルティの問題が話題を集めている。

 2010年「サロンパスワールドレディス」の三塚優子プロの棄権騒動や昨年「マンシングウェアレディース東海クラシック」で同組だった横峯さくらプロと金田久美子プロともに2打罰が課せられたもの記憶に新しい。

 ところで、ゴルフ規則の中では、第3章でプレーについての規則として、プレーヤーの責任が課せられている。

 スロープレー(不当の遅延)についての記述はJGAゴルフ規則6-7で、
「プレーヤーは不当に遅れることなく、委員会がプレーのペースについてのガイドラインを決めているときはそれに従ってプレーしなければならない。なお、1ホールのプレーを終えたあと次のティーインググラウンドからプレーするまでの間も、プレーを不当に遅らせてはならない。」とされ、

 その違反の罰はマッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2打罰と規定されている。

 具体的にプレーのペースについてのガイドラインを決めるのは委員会とあるように、国内女子ゴルフツアーではLPGAが競技規定を定めている。

 LPGAと言っても、『全米女子プロゴルフ協会』の方が大本で、LPGA Pace of Play Policy and Rulesにプレーのペースについての記述があった。

 『日本女子プロゴルフ協会』でもこれを準用しているのだろうが、LPGA日本女子プロゴルフ協会の公式サイトにこの手の規定の原文・翻訳が掲載されていない残念なことだ。

 さて、当の規定内容は・・・

 前の組と間隔が空いた場合、競技委員から口頭で警告され、計測が開始される。

 計測対象となった組では、1ストローク(パットを含む)の所要時間が60秒以上の場合の者はペナルティ対象。

 また、1ホールでの平均的な所要時間は1打当たり平均30秒が目安となり、ホールアウトした打数×30秒+11秒以上がペナルティの対象となる。

 これはティーアップしてからホールアウトまでにかかった時間ではなく、自分の持ち時間の合計。

 3打でホールアウトした場合、101秒(1分41秒)でアウト。
 4打の場合、131秒(2分11秒)
 5打の場合、161秒(2分41秒)
 6打の場合、191秒(3分11秒)がペナルティと例示されている。

 ただし、2フィート(50センチ)未満のタップインでのパットを10秒以下で打った場合、ストロークの所要時間には含めないとも決められている。

 ゴルフ漫画『ゴルフ煮っころがし』でも、以前に30秒ルールというテーマを取り上げていました。

 前の人が打ち終わってから、自分が打ち終わるまで30秒というのは、やってみると意外と大変。

 情報収集やクラブ選択などは移動中に効率よく行うことが大事なのがよく理解できるようになります。


 今回のイエローカードは、プレー時間計測を始める注意喚起である警告が競技委員による口頭では曖昧との理由から導入されたもの。

 最近、大活躍の韓国勢を始め、海外選手の参加機会が増えていることも少なからず影響しているらしい。

 イエローカードが出された時点では、あくまでも警告で、2打罰を受けた訳ではないことに注意して観戦してみてください。
[スロープレー解消に寄与!国内女子ゴルフツアーでイエローカード導入]の続きを読む

マウスピースで尾崎直道選手失格!医学的根拠の判断は?

2012年04月12日 19:16

 GDOの東建ホームメイトカップ『練習場Live』を見ていたら、ライブ放送中に「尾崎直道プロが失格」というニュースが入ってきた。

 日本ゴルフツアー機構のホームページにも「ゴルフ規則14-3(人工の機器、異常な用具と、用具の異常な使用)により失格」となっている。

 『練習場Live』のソーシャルストリームにも質問があがり、周りの記者さんに聞いても具体的な理由はわからなかった。

 番組内で解説していた金谷多一郎プロの知り合いであるテレビプロデューサー?の方がたまたま通りがかり、JGAに確認してもらったところ、『マウスピースの使用で失格』ということだったようだ。

 当初、金谷多一郎プロも『インビザライン』というオーダーメイドの歯科矯正器具を作ったことがあるらしく、マウスピース使用の失格に納得がいかない様子だった。(当の本人は名称を忘れて「インなんとか」というマウスピースみたいな物を知らないか?とライブ放送で視聴者に投げかけていたが)

ゴルフ規則14-3(人工の機器、異常な用具と、用具の異常な使用)では、「a.ストロークをしたりプレーする上でプレーヤーの援助になるようなもの」の使用を禁じている。

 マウスピースはこれに該当するらしい。「飛距離が出る」との発言が問題だったようだ。

 ゴルフ規則裁定集2011-2012年版では直接的な表記はないが、過去のゴルフ規則裁定集において、マウスピースの使用についての裁定があったようだ。

 2008年版か、2009年版のゴルフ規則裁定集をお持ちの方は裁定14-3の頁を調べてみては?


 ゴルフ以外の分野のスポーツ選手がスポーツマウスピースを使用するケースはある。

 激しい接触プレーがある競技で、歯を保護したり、脳しんとうの軽減などの理由からだ。

 でも、歯の噛み合わせを矯正すると、体幹が安定し、本来のパワーが発揮できるという理由で利用しているケースも多い。

 ゴルフ規則14-3の例外規定で「1.プレーヤーは次の場合にはこの規則の違反とはならない;(a)そうした携帯品や機器が病状を緩和するためにデザインされているか、そうした効果を持っており、(b)プレーヤーにはそうした携帯品や機器を使用する正当な医学的根拠があり、そして(c)そうした携帯品や機器を使用することによってプレーヤーは他のプレーヤーよりも不当な利益を得ることはないと委員会が認めた場合。」とある。

 尾崎将司プロのほか、他のプロゴルファーもスポーツマウスピースを使用しているという記事を載せている歯科クリニックのホームページがあった。

 委員会は医学的根拠をどう判断するのだろうか?

 スポーツマウスピース使用の判断は、今後波紋を呼ぶかもしれない。

 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
 〔解決ナビ スタート〕に戻る

堀 奈津佳、初優勝!ルール誤解の顛末

2013年03月31日 20:32

 今年新規開催のアクサレディスゴルフトーナメントにおいて、2011年プロテスト合格フル参戦2年目の堀 奈津佳選手が初代女王に輝いた。

 大会2日目アテスト後に生じた問題を跳ね返しての見事な優勝だった。

 その問題とは?

 アクサレディスゴルフトーナメントの大会初日・2日目において、雨でコースがぬかるんでいたため、LPGAは追加特別競技規則で「スルーザグリーンにある球は罰無しに拾い上げて拭くことができる。球を拾い上げる前に、プレーヤーはその位置をマークしなければならない。(マークしなかった場合は1打の罰)」と規定していた。

 雨が降ってコースコンディションが良くない場合、フェアウェイに打ったボールに関しては、拾い上げて拭いて、置き直すことが許される『プリファードライ(preferred lies)』というローカルルールが適用されることが多い。

 その場合、6インチや1クラブ以内にプレースすることが大会ごとに規定され、6インチ以内を1クラブ以内と勘違いして失格になることがたまに発生する。

 今回は、このプリファードライではなく、LPGA側は『リフト・アンド・リプレース』の意味合いで、追加特別競技規則を設定したようだが、「リプレースしなければならない」と明記していなかったため、混乱が生じた。

 堀選手は大会初日5~6回にわたり、『プリファードライ』と誤解し、マークした場所から6インチプレースをしている。

 堀選手が参加した昨年の『サイバーエージェントレディス』で適用された特別競技規則での6インチと早合点した可能性は高い。

 実際、LPGAの関係者から『プリファードライ』と言われたとも伝えられている。

 他の選手が競技委員に問い合わせたときには、「6インチではなく、元の位置に戻すリプレースなので注意してください」と言われたとも伝えられている。

 こうした状況を受け、LPGAは処置の際に誤解を招く文章であったことを認め、※ゴルフ裁定集34-3/1.5により、堀選手の誤所からプレーを無罰としたという顛末だ。

 今回は「江連忠ゴルフアカデミー」の先輩である諸見里しのぶ選手に指摘され、LPGAに申告した結果になる。

 良い先輩に恵まれた。

 指摘した諸見里しのぶ選手も、さぞ辛かったことだろう。

 優勝が決定したとき、堀選手より先に涙を浮かべていたのが印象的だった。

 意を決しての申告も、LPGAの冴えない対応によって、中途半端な形に。

 通常、こうした精神状態では普段のプレーはままならないものの、最終日圧巻の3バーディーノーボギーでラウンドした堀選手の精神力もたいしたものだ。

 せっかくの優勝に変な形でケチがついたが、この心の強さがあるのなら、2勝目もそう遠いことではないだろう。

 早く2勝目を挙げて、二人ともすっきりした気持ちで優勝の美酒を味わってほしい。

 今はとにかく、初優勝おめでとう!!お疲れ様でした。

※ ゴルフ裁定集34-3/1.5
『ストロークプレーでの委員会の誤りとスコア』
 プレーヤーは規則を知っておく責任がある(規則6-1)が、正規のラウンドの直前や、そのラウンド中、委員会を代表する委員がプレーヤーに規則上の間違った情報を与えるような可能性がある。
 プレーヤーには以後のプレーでそのような情報に基づいて行動する権利がある。委員会は委員によって与えられた間違った情報に従って処置した結果、プレーヤーが規則違反の罰に対して責任がある場合に、プレーヤーの権利がいつまで続くか、またプレーヤーの適切なスコアの両方について判断を求められることになるであろう。
 これらの状況で、委員会はすべての事実を考慮して、プレーヤーが不当に利益を得たり、不利益を受けたりすることがないことを目的に、プレーヤーが最も公正と思われる方法で問題を解決するべきである。
間違った情報が競技の結果に重大な影響を及ぼす場合、委員会にはそのラウンドをキャンセルするしかない。
 公正の理念(規則1-4)に従って、次の方針が適用される。

~ 1. と2.と4. 省略 ~

3.ローカルルールや競技の条件に関するガイダンス
 委員会のメンバーやレフェリーが制定されているローカルルールや競技の条件のいずれかについて間違った情報を与えた場合、プレーヤーはその情報に基づいて行った行為に対する罰を免除されるべきである。
 この免除は、誤りが早い段階で修正され、その時点で免除を停止すべき場合を除いて、そのラウンド終了まで継続されるべきである。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
 〔解決ナビ スタート〕に戻る

R&AとUSGA、アンカーリング禁止ルール14-1b最終承認

2013年05月22日 22:58

 R&AおよびUSGA(全米ゴルフ協会)は、アンカーリング(ストロークの際に手以外の身体の部位を活用してクラブを体に固定すること)を禁止するゴルフルール14-1bの採用を発表しました。

 これは中長尺パターの使用禁止ではなく、パッティングの方法としてのアンカーリングの禁止を意味します。

 ベリーパター(中尺パター)では、グリップエンドを腹の部分に固定したり、ロングパター(長尺パター)では、グリップエンドを握った拳を胸に固定させたりするパッティング方法が一般的だが、この身体にパターを固定するパッティング方法ができなくなります。

 アンカーリングさえしなければ、今後も中長尺パターを使用しても問題ありません。

 新しいゴルフルールは、4年周期で改定される通常のルール変更にともなって、2016年1月1日から実施される予定です。

 R&Aからの説明USGA(全米ゴルフ協会)の説明は公式サイトで閲覧することができます。

 JGAからも日本語訳が出ているので、参考にしてみては?


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る
 〔解決ナビ スタート〕に戻る

新ハンデキャップ制度スロープシステムで何が変わる?

2013年10月05日 15:55

 いよいよ来年の2014年1月1日より、従来のJGAハンディキャップに替わり、スロープシステムが正式導入されます。

 スロープシステムは、従来のJGAハンディキャップと何が違うのでしょうか?

 従来のJGAハンディキャップの算定基礎になっているコースレーティングは、別名スクラッチレーティングと呼ばれるように、スクラッチプレーヤー(ハンデ0)にとってのコース難易度を表しています。

 問題となるのは、これをすべてのハンデプレーヤーに適用した場合、スクラッチプレーヤー以外の方には、コース難易度が正しく反映されないという点です。

 これは、スクラッチプレーヤーはコースに対応する能力が高いが、それに比べハンデの多いゴルファーは対応力が低いことに起因しています。

 つまり、難しいコースでは実力差が大きく現れて、スコアの差はお互いのハンデの差以上になりますが。

 逆に、やさしいコースでは実力の差が見かけ上小さくなり、スコアの差はお互いのハンデの差以下になる傾向があるということです。

 こうした問題点を改善し、すべての技量のゴルファーにとってより公平で、いろいろなゴルフコースで互換性のあるように改良されたものが、スロープシステムなのです。

 簡単に言えば、『コースの難易度によって変わるハンデ』と言えます。

 スロープシステムでは、スロープレーティングというものが新たに採用されています。

 これは、従来のスクラッチレーティングに加えて、ハンデ20前後のゴルファーにとってのコース難易度を示すボギーレーティングを査定し、2つのレーティングの差を標準化し、すべての技量のゴルファーに汎用できるようにしたものです。

 スロープレーティングは55~155の範囲の整数で、従来のコースレート同様、数値が大きいほど難易度が高いことを意味します。

 スロープレート113が標準値に設定されていて、取得したハンデをそのまま適用しても、問題のない標準的なコース難易度になっています。

 実際の使い方は?と言うと・・・。

 所定の要件を満たすと、証明書の形で、『ハンディキャップインデックス』というものが与えられます。

 これは従来どおり、ゴルファー自身が持つハンデとなります。

 来年以降、それぞれのゴルフコースには、『コースハンディキャップ換算表』が用意されます。

 プレーするゴルフ場に行ったら、『コースハンディキャップ換算表』で、自分の『ハンディキャップインデックス』に対応する欄を見れば、そのコースでの調整されたハンデである『コースハンディキャップ』が分かるような仕組みになっています。

 例えば、ハンデ30前後のゴルファーにとって、100を切ることが目標でしょうが、同じスコアを出しても、やさしいコースと難しいコースでは意味合いは違い、スコアだけに着目していると、ご自分のプレーの評価を見誤ることがあります。

 スロープシステムで算出されたコースハンディキャップを活用すれば、自分がプレーするコース、使用するティーでの目標スコアが明確になります。

 コースレーティングにコースハンディキャップを足したもの(四捨五入)がターゲットスコアです。

 このターゲットスコアは、ハンデの性質上、常に出せるスコアではなく、4・5回に1回の確率で達成できるように設定されていて、正に絶好の目標スコアとなります。

 実際のスコアとターゲットスコアとの差や比を比較することにより、その日のプレーの出来不出来をより正確に判断できるわけです。
 
 このように競技ゴルファーでなくても、利用価値はあるみたいですよ。

 スロープシステムの最大の利点は、男女混合・異なるコース・異なるティーでも公平に競い合えることです。

 極端な話、全世界の複数ゴルフ場で同時開催され、史上最大参加者数の男女混合ゴルフトーナメントも可能です。

 世界中のゴルファーが繋がるイベントとしては最高ですよね。

スロープレート・コースレートの高い!難しいゴルフ場[都道府県別ベスト3]
[北海道地方]
  【北海道】
[東北地方]
  【青森県】 【岩手県】 【宮城県】 【秋田県】 【山形県】 【福島県】 
[関東地方]
  【茨城県】 【栃木県】 【埼玉県】 【千葉県】 【群馬県】 【神奈川県】 【東京都】
[中部地方]
  【岐阜県】 【静岡県】 【愛知県】
  【山梨県】 【長野県】
  【新潟県】 【富山県】 【福井県】 【石川県】
[近畿地方]
  【兵庫県】 【京都府】 【三重県】 【滋賀県】 【和歌山県】 【大阪府】 【奈良県】
[中国地方]
  【岡山県】 【広島県】 【山口県】 【島根県】 【鳥取県】
[四国地方]
  【高知県】 【愛媛県】 【徳島県】 【香川県】
[九州地方]
  【福岡県】 【大分県】 【熊本県】 【佐賀県】 【長崎県】 【宮崎県】 【鹿児島県】
  【沖縄県】



スロープレート・コースレートの低い!やさしいゴルフ場[都道府県別ベスト3]
[北海道地方]
  【北海道】
[東北地方]
  【青森県】 【岩手県】 【宮城県】 【秋田県】 【山形県】 【福島県】
[関東地方]
  【茨城県】 【栃木県】 【埼玉県】 【千葉県】 【群馬県】 【神奈川県】 【東京都】
[中部地方]
  【岐阜県】 【静岡県】 【愛知県】
  【山梨県】 【長野県】
  【新潟県】 【富山県】 【福井県】 【石川県】
[近畿地方]
  【兵庫県】 【京都府】 【三重県】 【滋賀県】 【和歌山県】 【大阪府】 【奈良県】
[中国地方]
  【岡山県】 【広島県】 【山口県】 【島根県】 【鳥取県】
[四国地方]
  【高知県】 【愛媛県】 【徳島県】 【香川県】
[九州地方]
  【福岡県】 【大分県】 【熊本県】 【佐賀県】 【長崎県】 【宮崎県】 【鹿児島県】
  【沖縄県】


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る

R&A、主宰アマチュア競技で距離測定器使用許可

2014年01月29日 11:18

 R&A競技委員会は、R&Aが主宰する2014年アマチュア競技において、距離計測器の使用を認める決定をしたことを報じた。

 距離測定器の使用はついては、2006年以降、ゴルフルール規則14-3(人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用)の規定、及び、付属規則Ⅳ(機器と他の携帯品)> 5距離測定器の規定で、ローカルルールで定められた場合に限って、距離のみを測定する機器の使用が認められている。

 『委員会がそれを認めるローカルルールを制定している場合』と規定されているように、その使用許可は各ゴルフ協会の委員会であったり、ゴルフ倶楽部などに委ねられている。

 今回の発表は、R&Aがこのローカルルールを自身が主宰する2014年のアマチュア競技に限って導入する決定をしたということ。

 他の委員会等に対して、距離測定器の使用許可を推奨するものではないことを強調している。

 なお、全英オープンや予選には適用されないとのこと。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る

バッバ・ワトソン、ルール熟知で首位の座を守る

2014年02月02日 14:36

 TPCスコッツデールで行われている『ウェイストマネジメント フェニックスオープン』で初日から3日目まで首位に立っているのは、飛ばし屋屋でも知られるバッバ・ワトソン。

 3rdラウンドの13番ホールPar5のティーショットを曲げ、大会名にもなっているウェイストエリアのブッシュの中に打ち込む。

 ウェイストエリアとは、見かけ上は芝が植えられていない裸地なので、一見すると大きなバンカーに見えなくもないが、ルール上、スルーザグリーンに該当するため、クラブソールを地面につけても構わないことになっている。

 今回、問題となるのはウェイストエリアの処置ではなく、ボールがブッシュの中に入り、打つことができない場合の処置について。

 通常、打つことができないと感じた場合、ボールがウォーターハザード以外であれば、プレーヤー自身の判断でアンプレヤブルを選択することができることはよく知られている。

 アンプレヤブルの場合、1打罰を付加した上で、以下のいずれかの処置を選べる。
 ①最後にプレーした場所のできるだけ近くの場所
 ②ホールとボールを結んだ延長線上の後方で、任意の場所にドロップ
 ③ボールのある場所から2クラブレングス以内で、ホールに近づかない場所にドロップ

 バッバ・ワトソンがトレードマークであるピンク色のドライバーを持ち出して、ボールからの距離を測ったので、③の2クラブレングス以内のドロップを選択したかに見えたが、明らかに1クラブレングス以内の位置にボールをドロップをしていた。

 直前に競技委員と相談していたこともあり、どんな救済を受けたのかその時はわからなかったが、1クラブレングス以内にドロップする処置は、明らかに無罰の救済。

 その後の放送で、ボールのそばに『鳥の巣』があったための処置であることが伝えられた。

 ゴルフ規則1-4(適用できる規則がない場合)では、公正の理念に照らして裁定されることになる。

 ゴルフ規則裁定でも、『ストロークを妨げる鳥の巣』のケースが取り上げられているとおり、鳥の巣を壊してまでプレーさせることは不合理であると判断されている。

 球がスルーザグリーンにある場合、プレーヤーは、罰なしに、その巣を壊さずにストロークを行うことができ、ハザード内でもパッティンググリーン上でもない所でホールに近づかない最も近い箇所からホールに近づかない1クラブレングス以内に球をドロップすることができる。ドロップした球はスルーザグリーンのコース上に直接落ちなければならない。

 バッバ・ワトソンはこの救済を知っていて競技委員に判断を仰ぎ、アンプレヤブルの1打罰を払わずに、無罰で救済を受けている。

 1クラブレングス以内ということもあって、ブッシュ後方ほど近い場所からのショット。

 高い弾道が要求されるが、カメラマンが見失うほど高い球を打つバッバ・ワトソンは、難なくクリア。

 Par5ということもあって、なんとかパーで凌いでいる。

 結果として、2位とは2打差でホールアウトしているので、この1打罰の回避は関係ないように思われるが、生来、短気のせいで失敗したことも多いバッバ・ワトソンにとっては単なる1打罰とは言えない。

 その後もショットはぶれるものの、17番ではバーディーを奪い、首位の座を維持できたのも、ルールを熟知していたことが多分に影響していると思われる。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る

ボウディッチが受けた救済の真相!岩の除去で発生した新たな救済

2014年03月30日 11:44

 TPCサンアントニオで開催されている『バレロテキサスオープン』の2日目から首位に立っているスティーブン・ボウディッチ。

 3日目もスタートホールからショートゲームの冴えをみせ、首位でプレーしている最中、事件は起こった。

 第3ラウンドの12番ホールPar4のティーショットをプッシュアウトし右のラフへ。

 小石とは言えないほどの大きさの岩の後ろに、ボールが止まる。

 テレビ中継では、その岩を退かすボウディッチの姿が映し出される。

 その傍らにはオフィシャルが立っていたので、確認した上での処置だと思える状況だった。

 まず考えられるルールは、ゴルフ規則23(ルースインペディメント)の規定で、地面に固く食い込んでいる岩はルースインペディメントとして認められないが、それ以外は大きな岩であってもルースインペディメントとして認められることがある。

 過去に、フェニックスオープンでタイガーウッズのファン数人が持ち上げて退かした巨石は度が過ぎるとして・・・。

 ボウディッチの退かした岩は、多少地面に食い込んでいる印象を受け、あれって取り除いてもライの改善にならないのと疑問に感じた人も多いと思う。

 よくあのシーンを観察していると、1クラブレングス以内にドロップしており、ボールが元あった場所から移動している。

 障害物自体を移動させるルースインペディメントの処置とは明らかに違う。

 こうした1クラブレングス以内のドロップは無罰の救済措置の方法で、他の救済を受けたことを示している。

 今年の『ウェイストマネジメントフェニックスオープン』のバッバ・ワトソンが「ストロークの妨げとなる鳥の巣」で、救済を受けているのを思い出した方はかなりのゴルフ通。

 そうなんです。ここでも、ボールのそばにある『動物の巣』の救済をボウディッチはオフィシャルに確認したようです。

 ゴルフ規則1-4(適用できる規則がない場合)では、公正の理念に照らして裁定されることになる。

 ゴルフ規則裁定でも、『ストロークを妨げる鳥の巣』のケースが取り上げられているとおり、動物の巣を壊してまでプレーさせることは不合理であると判断されています。

 球がスルーザグリーンにある場合、プレーヤーは、罰なしに、その巣を壊さずにストロークを行うことができるところから1クラブレングス以内に球をドロップすることができます。

 今回、岩を退かして見つかったのは、火蟻の巣。

 大きな岩の下には、どこにでもありそうなものですよね。

 無用の殺生は当然ながら控えるべきことですが、あんな大きな岩まで動かした上で発見したものから、救済を受けるなんて『あるがまま』の精神はどこへいったのやら。

 一打で人生の変わるプロゴルフではしかたがないとはいえ、プロがゴルフの基本精神を忘れてプレーを続けた結果、ファンがひき、スポンサーが退いたら、巨額な賞金のトーナメントも存在しなくなることを自覚して、アマチュアの手本となる行為をしてほしいものだ。

 ルール熟知はプロとして立派な行為だが、度が過ぎるルールの乱用は・・・。

 プレー自体は素晴らしいものがあるだけに、残念でならない。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る

松山英樹の折れたドライバー!ルールでは取り換えできたのだが・・・

2014年06月02日 17:12

 松山英樹選手がPGAツアー参戦26戦目にして初優勝を飾り、日本人として青木功・丸山茂樹・今田竜二に続き、4人目の快挙を果たした。

 ケビン・ナとのプレーオフを制して、1ホール目で決着した形となったが、その前段階、第4ラウンドの18番ティーショットでドライバーのシャフトを折ってしまい、3番ウッドでのティーショットを強いられている。

 1打追いかける最終ホールのティーショットを右に打ち出し、カッとなって地面にクラブヘッドを叩きつけたとき、ティーマーカー(後日、ティーマーカー脇に刺してあったマイクスタンドと判明)にシャフトの部分が当たり、シャフトが真っ二つに折れた。

 本来、カーボンシャフトはカーボンシートを重ねて作られているので、いくらティーマーカーで力がかかったとしても、軽く叩きつけたくらいではそうそう折れたりしない。

 松山英樹プロがドライバーに使用しているシャフトは、グラファイトデザイン ツアーAD DI-9TXシャフト。

 市販品でも2009年に発売されたシャフトだけに、長年、松山英樹プロのスイングに耐え、かなりの負担がかかっていたのかもしれない。

 ただ、トーナメント中、ドライバーのティーショットの時だけ、スイング音に妙な風切音が混ざって聞こえていたのが、個人的には気になっていたのだが・・・。(こちらも松山プロ独特のフォローサイドの風切音だと判明、ときにはアイアンでのスイング時にも打った後にキュルキュルという松山プロ独特のスイング音をマイクが捕えることがある。)

 ともあれ、ルール上ではゴルフ規則裁定集(ゴルフ規則4-3/12)にもあるとおり、ストロークプレーのプレーオフにおいて、クラブを取り替えることは問題ない。

~ ゴルフ規則4-3/12 ストロークプレーのプレーオフのためにクラブを取り替える ~
質問:
ストロークプレーで、競技者はプレー中に怒ってクラブを1本折ってしまい13本でラウンドを終了したところ、ホール・バイ・ホールのプレーオフに残ったことを知らされた。この場合、その競技者はプレーオフのために折ったクラブを取り替えることができるか。

回答:
プレーオフは新しいラウンドとなる。したがって、その競技者は折ったクラブを取り替えることができる。
(2008年改訂)


 ここで今回問題となったのが、取り替えるべき予備のゴルフクラブがなかったこと。

 本来、契約プロをバックアップするはずのツアーバンが、次週テネシー州メンフィスのTPCサウスウィンドで開催される『フェデックス セントジュードクラシック』に向けて旅立ってしまい、ツアー会場にいなかったらしい。

 プレーオフの18番ホールの難度は高く、ザ・メモリアルトーナメントの最難関。

 松山英樹選手が練習ラウンドを踏まえた18番ホールの攻略でも、3番ウッドの飛距離だと、セカンドショットが立木でブラインドになるので、ティーショットはドライバーを選択するとコメントしているとおり、コースマネジメント的にもドライバーが無いのは明らかに不利。

 案の定、4日間バーディーを記録した最終ホールで、プレーオフのティーショットは立木脇のバンカーに入れてピンチになっていた。

 セカンドショットもギャラリーに当たり、ツキに見放されなかったから良かったものの。

 もし、松山英樹プロが優勝を逃していたら・・・。

 松山優勝で一番胸を撫で下ろしているのは、SRIスポーツ(スリクソン)のプロサービススタッフに違いない。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る

アン・ソンジュが全英女子オープンのバンカーで受けたペナルティ

2014年07月14日 12:12

 ロイヤルバーグデールGC(英国)で開催されている全英リコー女子オープンの3日目。

17番ホールまで単独首位にいたアン・ソンジュだったが、最終18番ホールの2オンを狙う第2打目の切りかえしの瞬間において、後方にいたカメラマンのシャッター音によってタイミングを崩し、悔しくもボールはガードバンカーへ。

 第3打目を打つ前に、問題は発生した。

 ホールアウト後、大会運営側よりゴルフ規則13-3(スタンスの場所を作る)の規定に抵触するとの裁定を受けている。

 プレーヤーはスタンスをとるときに両足をしっかりと据えることは認められているが、スタンスの場所を作ってはならない。

 通常、バンカーショットにおいて、よく目にするようなグリグリと埋めてスタンスを確保する行為は、ライの改善や砂質のテストなどの目的ではなく、フェアにスタンスを取ろうとしている範囲内ではゴルフルールに辛うじて抵触しない。

 ただし、バンカー内で何度も何度も仕切り直ししている場合は、ルール違反を指摘されても申し開きができなくなるので注意が必要だ。

 特に注意が必要なのは、リンクスコースのバンカー。

リンクスコースとは海岸沿いの砂丘地帯にあるコースを指すが、コース全体を覆っている芝や草の真下には、長年、波と風で洗われた風化した砂になっている。

 そのため、砂丘・砂漠の砂のイメージのように、砂質は細かく、サラサラと崩れやすい。

 フェアにスタンスを取ろうとしても、砂は崩れやすく、スタンスを一度で取りにくいことも事実。

 もう一度VTR映像で問題のシーンを確認すると、バンカーショットを打つ前に、左右の足の裏で3度ほどずつ、バンカーの斜面の砂を崩して均しているように見える。

こうした行為はゴルフ規則裁定集13-3/3(水平なスタンスがとれるように、バンカーの側面を足で崩す)にも裁定されているとおり、ルール違反とみなされてもしかたがない。

 質問 : 両足が水平になるように、プレーヤーがバンカーの側面を片方の足で崩してスタンスをとったが、そういうことは許されるか。
 回答 : 許されない。そのような行為は規則13-3に違反してスタンスの場所を作ったことになる。

 元々、心無いシャッター音がなければ、起きなかったかもしれないバンカーショットだけに、アン・ソンジュ選手には同情するものの、ゴルフ規則の勉強になったのも確か。

 誰もが羨む才能を持つスター選手だけに、素晴らしいプレーとアマチュアの手本となる行為をこれからも期待。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る

初心者だけでラウンドするわけにはいかない理由とは

2014年09月03日 12:12

 ゴルフを始めたばかりの頃にラウンドしようと思うと、自分がダントツに下手なわけですから、どうしても気後れしてしまいますよね。

 初心者だけで気兼ねなくラウンドしてみたくなる気持ちはよくわかります。

 だからと言って、初心者だけでラウンドするのは考え物です。

 その第一の理由はプレー時間の問題です。

 ゴルフのラウンドというのは、初心者にはシビアすぎるほど、時間的に余裕のないものです。

 プロのトーナメントで10分間隔、一般開場のゴルフ場では組(2~4人)ごとに大体6~8分間隔で次々とスタートしていきます。

 ゴルフ規則でも規定されているとおり、前の組から離されずにプレーしていくことが大原則となります。

 技術的に劣る場合、ホールアウトまでにより多くの打数を要するわけですから、前の組との間隔を空けずにプレーを続けていくには、1打にかけられる時間はその分減って少なくなってしまいます。

 そもそも、ゴルフのラウンドというのは、スコットランド、イングランドの伝統に倣って、ハンデ20以下のプレーヤーを想定して組み立てられています。

 次第にゴルフの中心が米国に移行していく流れの中、ハンデ36でもラウンドが許されるようになっていった経緯も。

 現在、競技会でもない限り、ハンデなどでプレーが制限されることは特に規定されているわけでもなく、ハンデがなくてもプレーできますが、プレーの流れを乱さない程度の実力があることが暗黙の了解となっています。

 それでも、スタート間隔は特段長くなったわけではないので、ハンデ20(平均スコアで言うと約95)以上の場合、依然として、プレー中のどこかの時間をかなり削らない限り、スロープレーに陥ってしまう状況に変わりはありません。

 プレーのペースは、何も初心者に限った問題ではなく、今やゴルフ界全体の問題となっています。

 プロゴルファーがショット・パットを打つ前にかなり時間をかけている様子を普段トーナメント中継で見慣れていますから、何の気なしにアマチュアも真似をしてしまいがちですが・・・。

 プロの場合、アマチュアに比べて打数が少ない上に、移動するのにもかなり早足で移動して、状況判断する時間をできるだけ稼ぐようにしているので、余程のことがない限り、スロープレーになりません。

 パーオン、ボギーオンしたときならともかく、それ以外の場合、アマチュアがグリーン上でのんびりラインを読んだりする暇は残っていないのが実情です。

 初心者だけでラウンドするということは、高速道路で全ての車線を塞ぐように、遅い車が並走しているようなものです。

 1つの組のペースが落ちることによって、後ろについた組だけでなく、全ての組に波及していまう問題なのは少し想像してみれば、わかることですよね。

 プレーのペースは前が詰まっていない状況でハーフ2時間15分が最低ラインの目安、2時間以内であれば、後ろの組以降に待ち時間が生じないペースと言われており、実際にプレーしてみなければわからないとは思いますが、これは初心者だけではつくれない相当厳しいペースです。

 もし、初心者の方を一人、ゴルフのラウンドに連れていく場合、初心者を逐一サポートしながら、組全体のプレーのペースを維持するためには、相当高いレベルのベテラン二人が協力しなければ無理なんですよ。

 他にも初心者だけでラウンドしてはいけない理由は、他人に怪我をさせたり、自分が怪我をしないための安全上の問題やエチケット学習の問題などいくつもあるのですが、これ以上続けると、説教じみた形になってしまうので、これでおしまい。

 ゴルフは初心者にとってなかなか厳しいスポーツですが、あるところまで辿り着けると、とことん楽しめるスポーツに変貌するので、ゴルフを楽しめるようになるまで諦めずに頑張ってみてくださいね。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る

ボールを取り替えできる場合とは?

2017年04月08日 11:23

 原則として、ゴルフ規則にはプレーヤーはティーインググラウンドからプレーした球でホールアウトしなければならない(規則15-1)と規定されていますが、例外として、ボールを取り替えることができる場合も明示されています。

 ゴルフ規則をよく読んだことがある人はお気づきの方もいるかと思いますが、ゴルフ規則の『球』という表記の中には、一部、太字かつ下線で『』と表記されているものが含まれています。

 ゴルフ規則の注釈にもあるとおり、別の球に取り替えることが許されている場合に限り、この太字下線の『』という表記が使用されています。

 具体的には、以下の条文の中に使用されており、その際に別の球に取り替えることができます。

  プレーに適さない球(規則5-3)
  プレーの中断からプレーを再開する場合の処置(規則6-8d)
  プレーの順番>マッチプレー>1ホールのプレー中(規則10-1b)
  プレーの順番>マッチプレー>違った順番でプレーした場合(規則10-1c)
  ティーインググラウンドの外からプレー(規則11-4)
  ウォーターハザード(ラテラル・ウォーターハザードを含む)(規則26)
  ストロークと距離に基づく処置(規則27-1a)
  アウトオブバウンズの球(規則27-1b)
  5分以内に見つからない球(規則27-1c)
  アンプレヤブルの球(規則28)

【その他のプレー形式】
  スリーサムとフォアサム>ストロークプレー(規則29-3)
  ベストボールとフォアボール・マッチプレー>誤球(規則30-3c)
  フォアボール・ストロークプレー>誤球(規則31-5)


 この場合の「別の球に取り替える」とは、ボールのプリントナンバーは異なっても良いが、あくまでも同じメーカーの同一ブランド・同一モデルのボールへの取り替えができるということです。

 ホールアウトするまでのプレー中には、2009年以降のワンボール条件が課されていないアマチュア競技においても、別のモデルのボールに取り替えることはできません。

 つまり、ティーショットにディスタンス系ボールをした後、アプローチではスピン系ボールに変えたり、パッティングで柔らかい打感のボールに変えたりなどといったことはルール違反というわけです。

 逆を言えば、ホールアウトした後であれば、アマチュア競技の場合、公認球リストに掲載されているボールという制約はあるものの、ホール毎に使用球を変えることができます。

 ですから、グリーンの止まりにくいホールでは、バックスピン量の多いスピンタイプのボールを使用し、距離の長めのホールでは飛距離の出るディスタンスタイプのホールを使用することはルール上では問題ありません。

 実際には、距離感を揃えることが難しくなって、かえってスコアが悪くなることもあるでしょうが・・・。

 ワンボール条件はもともとゼネラルルールではなく、ボールの種類を取り替えることによって、何らかのメリットが得られるプロゴルファーのようなエリートゴルファーにのみローカルルールで適用するのが適切とされたもの。

 故に、現在、プロのツアー競技にのみ採用されているローカルルールです。

 とはいうももの、通常、プロのトーナメントは数日に渡って開催されるわけですが、ワーンボール条件が課されるのはラウンド単位だけです。

 プロツアーであっても、ラウンド毎に異なるモデルのボールを使用しても、ワーンボール条件の規定に抵触はしません。

 プロツアーであっても、公認球リストに掲載されているボールの中から、その日のコンディションに合わせて、最も条件の良いモデルのボールを選択することだけはできるというわけです。


 ゴルフルール カテゴリ 〔サイトマップ〕に戻る
 サイトマップ〔トップ〕へ戻る


最新記事