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ゴルフ用語説明 た行 カテゴリ 〔サイトマップ〕

2001年02月10日 00:00



【た】項目  【ち】項目  【つ】項目  【て】項目  【と】項目


【た】
〔対角線戦略〕 

〔体重移動〕       

〔ダウン〕

〔ダウンブロー〕

〔ターゲットライン〕

〔ダフリ〕

〔ダブルグリーン〕

〔WD〕
         
〔ダブルブレイク〕 

〔タメ〕

〔たられば〕

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【ち】
〔チッピング〕

〔チーピン〕 

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【つ】
〔2グリーン〕  

〔つま先上がり〕  

〔つま先下がり〕

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【て】
〔DNS〕

〔DQ〕

〔ティーグラウンド〕

〔ティフトン〕      

〔ディボット〕

〔ティーボーラー〕

〔ディンプル〕

〔手打ち〕

〔テキサスウェッジ〕

〔テーパー〕

〔手引きカート〕

〔テンフィンガーグリップ〕

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【と】
〔トウ〕

〔ドッグレッグホール〕

〔トップ〕

〔トップドレッシング〕

〔ドーミー〕

〔ドライバー〕      

〔トランジションエリア〕

〔トルク〕

〔ドレスコード〕

〔トレーリングエッジ〕

〔とんぼ〕

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ティーグラウンドとは?〔ゴルフ用語説明〕

2005年01月03日 12:23

 ティーグラウンド とは ・・・


 ゴルフのプレーをするホールのスタート地点のことを言います。

 視認しやすいように、通常、盛土によって他の場所より少し高くなっている所にティーマーカーが置かれている場合が多いので誤解しやすいのですが、この盛り上がった場所のことではありません。

 ゴルフ規則では、正式にはティーインググラウンドと呼ばれており、2つのティーマーカーに挟まれた横幅と、ティーマーカーから2クラブレングスの奥行きをもつ区域 のことで、ティーマーカーの外側を結んだラインが示す長方形の範囲がティーインググラウンドとされています。

 ボール全体がこの区域の外に出ていると、そのボールはティーインググラウンドの外にあるとみなされ、少しでも区域内に含まれていれば中にあるとみなされます。

 体がこの区域から出ていてもルール上なんら問題ありません。

 特に、ティーマーカーよりも前にティーアップしてしまうことを『出べそ』などと呼びます。


 ティーインググラウンドの外からプレーした場合は・・・

 ストロークプレーなら2打罰を加えて、改めてティーインググラウンド内から打ち直さなければならず、そのままプレーを続けると競技失格となります。

 ただし、マッチプレーでは相手が打ち直しを要求することができますが、その場合の打ち直しは無罰です。


 自分が使用するティーグラウンドは・・・

 女性が使用するレディースティー(略称L.T)を赤、男性が使用するレギュラーティー(略称R.T)を白、競技で使用するバックティー(略称B.T)を青色のティーマーカーに色分けすること、及び、この順番で打つ場所が次第にカップから遠くなるように設定することが一般的な慣習となっています。

 近年ではフロントティー(略称F.T)を設けるコースも多くなっていますが、その使用目的や対象はコースによってまちまちです。

 フロントティーはシニアプレーヤーやコンペ使用が多いようですが、レギュラーティーの無いコースでは男性用として、レディースティーの無いコースでは女性用として使用しているところもあります。

 また、プレーヤーの高齢化にともない、更にゴールドティーを設けているゴルフコースもありますが、対象年齢も60歳以上だったり、65歳以上、70歳以上、75歳以上だったりとコースによってまちまちなのです。

 初めてプレーするゴルフ場では、スタート前にマスター室で使用ティーについて確認しておくことをおすすめします。

 ゴルフ人口の減少が予想される2015年問題の対策として、ゴルフの初心者がプレーしやすいように、通常のレギュラーティーの半分くらいの距離にビギナーズティー(ファーストティー)を設けるゴルフ場も出始めてきているのも面白い傾向です。

  コース攻略の観点では・・・

 ゴルフプレーの難易度は、コースの距離が長くなるほど高くなることは感覚的にわかることですが、フェアウェイに対するティーグラウンドの角度により難易度が変わるため、ティーグラウンドの向きが重要となります。

 また、ティーグラウンドがホール内の右側なのか、中央なのか、左側なのかといった横位置もこうしたフェアウェイとの角度に関係してきます。

 一般的にバックティーではレギュラーティーよりも距離が長い後方に位置しているのはもちろんのこと、この角度を考慮して、向きや横位置が難しいところに置かれています。

 


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トップとは?〔ゴルフ用語説明〕

2005年01月17日 20:11

トップ とは ・・・

 クラブフェースの下側でボールの上部を叩いてしまうことを言います。

 ボールは低く飛び出すか、転がってしまいます。

 グリーン周りのアプローチトップすると大たたきの原因になります。


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ドライバーとは?〔ゴルフ用語説明〕

2005年02月01日 11:21

 ドライバー とは ・・・


 ゴルフクラブの一種で、1番ウッドのことを言います。

 遠くに飛ばして距離を稼ぐことを目的とするため、クラブの中で最も長く、ロフト角も最も小さく設計され、遠心力の影響でヘッドスピードが加速する構造になっています。

 最近では製造技術の進歩でクラブヘッドを大型化しても軽量化できるため、ヘッド体積が460ccまでのドライバーが市販されています。

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トウとは?〔ゴルフ用語説明〕

2010年01月24日 01:02

 トウ とは ・・・

  クラブヘッドの先の部分のこと。

  シャフトを脚だと仮定して、クラブヘッドを靴に例えた表現でつま先部分です。

 クラブフェース


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ドッグレッグホールとは?〔ゴルフ用語説明〕

2010年02月01日 22:58

ドッグレッグホール とは ・・・


 犬の脚のように曲がっているホールのことを言います。

 右に曲がっているホール右ドッグレッグ、左に曲がっているホール左ドッグレッグと言います。

 ティーグラウンドからグリーンが直接狙えないように、コーナーの部分が林で遮られている造りになっています。
 
 コーナーの内側ぎりぎりが最短コースとなるため、コーナーぎりぎりを狙ってしまいがちだが、距離が不足した場合は次打でグリーンを狙えなくなったり、少しの曲がりで林に打ち込んでしまう危険をはらんでいます。
 
 一般的にドッグレッグホール攻略のセオリーは、コーナーの逆サイドを狙って安全に攻めることが、結果的には好スコアにつながります。

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トルクとは?〔ゴルフ用語説明〕

2010年03月11日 22:00

 トルク とは・・・


 ゴルフクラブは真直ぐなシャフトの先にクラブヘッドが片側に偏って取り付けてあるために、スイング中にヘッドの重さはシャフトにかかり、シャフトはねじれます。

 トルクとは、このスイング中にシャフトに加えられる力に対するねじれ抵抗を表すのに使われています。

 トルクが小さいほどシャフトがねじれにくくトルクが大きいほどシャフトがねじれやすい性質になります。

 スイングテンポが速い人はトルクが小さいシャフトスイングテンポがゆっくりな人はトルクが大きいシャフトを使うとタイミングがとりやすいと思います。

 トルク

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ダフリとは?〔ゴルフ用語説明〕

2010年03月24日 14:26

 ダフリ とは ・・・

 クラブヘッドボールに直接当たらずに手前のを叩いてしまうことを言います。

 ダフリの程度に比例して、飛距離が落ちます。

 ダッファーは下手なゴルファーの代名詞で、誰もができるだけ早くダフリを克服したいと願っています。


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ダウンブローとは?〔ゴルフ用語説明〕

2010年04月10日 08:00

 ダウンブロー とは・・・


 クラブヘッドスイング軌道の最下点の直前で、ボールを捉える打ち方のことを言います。

 ダウンブローと聞くと上から急激にクラブを打ち込む連想をしてしまいがちですが、クラブリーディングエッジをボールの赤道より下に入れ、ボールが置いてある位置よりも先の芝生をできるだけ薄く長く切り取るようなスイング軌道が理想のダウンブローと言われていています。

 最近のキャビティアイアンは、設計・製造技術の向上で昔に比べ総じて重心が低く作られていますから、以前ほどダウンブローに打たなくても、レベルブローで十分な高さにボールを上げることだけはできます。

 それでもプロのトーナメントでは、グリーンのコンパクションは高くて硬いため、落ちた後にスピンがほどけてグリーンをオーバーしないように調節することが必要となっています。


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つま先上がりとは?〔ゴルフ用語説明〕

2010年04月24日 19:53

 つま先上がり とは ・・・

 ボールに対してスタンスをとった時、体の前面であるつま先方向が上がっている斜面のことを言います。

 つま先上がりの斜面に沿って素直にショットすると、クラブロフト角ライ角がある構造上の理由から、傾斜の程度に比例して出球が左方向に打ち出される傾向があります。

 また、このライではクラブを横振りする度合いが増しますので、傾斜に比例して トウダウンも大きくなる特徴 もあります。

 極端に傾斜の強いつま先上がりでは、平らなライと同じようにボールにセットアップした場合、トウダウンの影響で体側にシャフトがしなり、空振りしてしまうほどクラブの軌道がずれることもあるので注意が必要です。

 特にスイング中にヘッドスピードを急激に変化させるヒッタータイプの方はスインガータイプの方に比較して、より強くトウダウンしやすいのでこのライが苦手に感じるはずです。

 つま先上がりの打ち方は・・・

 ボールへのセットアップ時点でクラブフェースヒール側にずらして構えます。

 傾斜が強い場合は傾斜の高い側にクラブヘッド一個分外して構えてちょうどいい時もありますので、空振りを怖がらず自分でいろいろ試して調整してみて下さい。

 また、スタンスは両足の踵を少し浮かし気味に構えると、傾斜を軽減できるとともに体が無意識にバランスをとろうとして強振できないのでトウダウンの度合いも軽減できます。

 普段よりスイングアークが小さくなる分飛距離が落ちますので、少し大きめのクラブを選択するようにしましょう。

 大きなクラブを使う利点は、クラブヘッドが軽い分だけトウダウンしにくいことと、ロフトが立っている分だけトウダウンの影響を受けにくくするためでもあります。


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つま先下がりとは?〔ゴルフ用語説明〕

2010年05月03日 21:11

  つま先下がり とは ・・・

 ボールに対してスタンスをとった時、体の前面であるつま先方向が下がっている斜面のことを言います。

 このライではボールの位置が立っている場所より低いのでクラブをインサイドに引きづらく、本能的に傾斜に逆らって左腰が後ろに引けるため、自然とスイング軌道もアウトサイドインになりやすい傾向があります。

 つま先下がりの斜面に沿って素直にスイングすると、クラブにロフト角ライ角がある構造上の理由から、出球は傾斜の程度に比例して右方向に打ち出され、スライスしやすいライと言えますが、左腰が引けて左へのミスショットも出やすいのもこのライの難点です。

 また、このライではトウダウンの度合いが少なくなる分、シャンクする確率が高まります。

 日頃からスライスに悩んでいる方にとっては苦手に感じるライのひとつ。

 河川敷コースではホールを区切る排水溝に水が流れやすくするため、各ホールの両サイドが少し傾斜していますから、スライスを繰り返して毎度右サイドを進まざるを得ない方には、河川敷の右サイドは危険地帯となります。

 逆に山岳コースでは各ホールがすり鉢状になっているため、スライスを嫌ってヒッカケやチーピンが出た場合、左サイドがつま先下がりのライとなりますので、スライサーにとって山岳コースの左サイドは危険地帯に。

 自分の持ち球の傾向を把握して危険地帯に打たないようにコースマネージメントをすることが大事ですが、そうは言っても打っていけないところに打ってしまうのがゴルフの常ですから、つま先下がりの打ち方を覚えておきましょう!

 つま先下がりの打ち方は・・・

 つま先下がりのライにおけるスタンスは、ボールが立っている場所より低いため、そのままではクラブがボールに届かないので、両膝を曲げて構えるようにします。

 左腰が後ろに引けるのを防止するために、左足を低い側に少しずらしてクローズドスタンスで構えますが、スウェイしないように左足のつま先は少し開いて構えます。

 ボールの位置は、トウダウンが平らなライに比べて少なくなる分だけ、クラブフェーストウ側にセットして下さい。
 
 傾斜地では普段よりバランスがとりづらいので、ミート率を上げるためにスイングアークを小さくします。

 このために飛距離が落ちる分、少し大きめのクラブを選択するようにしましょう。

 日頃から空気椅子トレーニングや60cm位の練習用超ショートアイアン(パワーストライク)を使用した練習などの膝を曲げた状態を保つトレーニングをしていると、スイング中に膝の高さが変わらず、つま先下がりのライでのスタンスが苦にならなくなりますので、頑張ってトレーニングして下さいね。


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たらればとは?〔ゴルフ用語説明〕

2013年05月18日 18:27

 たら・れば とは ・・・

 「あの時、○○していたら、」「あの時、△△していれば、」といった具合に、過去に何か別の選択をしていたら、結果は違ったものになっていたと嘆く様を言います。

 「ドッグレッグのコーナーまでの距離を知ってい、突き抜けてOBになる可能性の高いドライバーなんか持たなかったのに」とか「あの時のミスショットがなければ、ベストスコア更新だったのに」とか。

 ゴルフのラウンド後には、それこそ、いろんな『たられば』を耳にします。

 いずれも後悔の念から、そう口にせざるを得ないのですが、実際にそこに選択肢があったかどうかは疑わしい限りです。

 冷静な判断が下せる今だからこそ、そこに別の道が存在していたことがわかるのであって、その時には確かに見えなかった道。

 明るいところまでやって来て、振り返って見なければ、気がつかないような暗がりの扉といった感じでしょうか。

 また、『たられば』を口にする人は、ストレスを溜め込みやすい傾向があります。

 メンタルトレーニングの分野では、自分の力の及ばない事はできるだけ無視することを勧めています。

 強風などの気象条件やボールがランディングするときのキックする方向といった運など、人知の及ばないこと、人の手で管理することができないことには心を留めないこと。

 それがストレスを溜めない秘訣とされています。

 『たられば』のその時に見つけられなかった選択肢も同様に、この管理できない部類に属します。

 反省しているようで、その実、心が過去に行っているだけのこと。

 次に同じような局面に遭遇したときに、別の選択肢が見えてくればいいのですが、実際には過去と同じように、失敗の一本道を辿ることが多いようです。

 心が過去に囚われてしまう『たられば』ではなく、「あのようにしたら、このようになるだろう」とか、「このようにすれば、おそらくこうなる」といった具合に、未来を予測する『たられば』に変えていけば、ゴルフは見違えるほど変わってきます。

 がんばりましょうね!


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トランジションエリアとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年02月22日 17:05

 トランジションエリア とは ・・・

 砂漠地帯に造成されたコースにおいて、サボテンなどが自生しているような、手つかずの裸地が残されたコース内区域のことを言います。

 砂漠の中のゴルフコースは、目に鮮やかな常緑のフェアウェイ・グリーンと砂漠のコントラストがはっきりとして綺麗ですが、この常緑の芝生以外の場所は、手つかずの裸地であることが多く、一見すると大きなバンカーに囲まれているようにも見えます。

 ただし、ルールの上はスルー・ザ・グリーンと定義され、バンカーではないので、クラブをソールすることも許されています。

 ちなみに、トランジションエリアとはまったく関係ないのですが、芝生の管理用語には『トランジション』という用語があります。

 日本の場合、冬の間は高麗芝などの暖地型シバが枯れてしまうので、夏の終わりから秋にかけて、冬でも常緑である寒地型シバの種を蒔くこと(ウィンターオーバーシーディング)があります。

 このオーバーシーディングした芝は、春には枯らして、高温に強い暖地型シバに戻すのですが、この作業のことを『トランジション』と呼んでいます。

 肥料の濃度を変えたり、通常の刈り高よりも低く刈り込んだり、除草剤を蒔いたりと、芝の性質に応じた方法でトランジション作業は行われています。


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テキサスウェッジとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年08月14日 10:18

 テキサスウェッジ とは ・・・

 サンドウェッジやピッチングウェッジなどといったウェッジの種類を指す言葉ではなく、グリーンの外からパターを使ってアプローチすることを言います。

 名前の由来となっているテキサス州は強烈なハリケーンが襲う地域として有名ですが、中でも乾燥地帯が広がる西部周辺のゴルフ場は非常に風が強い。

 グリーン周りからのショートアプローチであったとしても、乾いた強い風によって水分を奪われた地面は硬くなっているため、球を上げること自体にリスクがあり、上手く球を上げられたとしても風の影響を強く受け、おまけに落下地点も硬いので転がる方向も予測しづらいといった具合に、寄せるのが非常に難しい状況にあります。

 その対策として考え出されたのが、パターによる転がしのアプローチ。

 一般的に転がしのアプローチは、ボールを上げるよりも技術的には簡単と言われていますし、一度転がした後ならグリーン上の転がりも推測しやすいので、次のパットがより安全になるといった具合に、コースマネージメント的にも有利と考えられています。

 通常は転がしのアプローチでもグリーン面まではキャリーで運ぶタイプのアプローチが一般的ですが、『テキサスウェッジ』はグリーン以外の部分も転がすという変わり種です。

 技術的には簡単な『テキサスウェッジ』の使用を躊躇する最大の要因は、「グリーン以外の部分のボールの転がり」が予測しにくいこと。

 この「グリーン以外の部分のボールの転がり」という不確定要素よりも、テキサスの「風」は更に不確定な要素だったため、こうした風が強くて地面が乾燥した地域に限っては、『テキサスウェッジ』の使用は合理的な判断だと言えます。

 現在、テキサスのゴルフコースは水利施設が充実したため、地面は昔ほど硬くはなく、以前ほどは『テキサスウェッジ』の有効性は無くなりつつあると言われますが、スコットランドやイングランドのリンクスコースにあっては、今なお有効な選択肢として残っています。

 ところで、あまり知られていないことですが、パターにも少しだけロフトがついています。

 これはキャリーを出すためというよりは、転がりを良くするための工夫です。

 昔のゴルフ場は芝の管理技術が今ほど発達していなかったため、芝の刈高も高く、グリーン上に乗ったボールは今よりも沈みがち。

 そのため、その当時のパターのロフトは、現在のパターと比較してもロフト角が大きく、その当時のグリーン上の芝の長さに対応してボールを拾い上げやすい設計になっていました。

 とは言っても、当時のフェアウェイやラフの芝の刈高も、グリーンの刈高に比例して高かったわけですから、当時テキサスウェッジとして使用した場合には、現在のパターで現在のフェアウェイやラフからアプローチするのと状況はさして違いはありませんでした。

 ここで言いたいことは、芝の上をできるだけ抵抗なく転がすためには、芝の長さに比例して沈んでいるボールを適度なロフトでピックアップしてあげることが大事ということです。

 その有効性を示したのは、かの有名なタイガー・ウッズ。

 グリーン周りからドライバー、フェアウェイウッドやハイブリッド(ユーティリティ)を使ったアプローチは、グリーン面までキャリーさせるという一般的なアプローチというよりは、『テキサスウェッジ』のようにグリーン以外の部分も転がすタイプのアプローチに該当します。

 これは、グリーン以外の部分に沈んでいるボールに対して、その都度、適度なロフトでピックアップし、出足の抵抗をできるだけ抑えてボールに素直な順回転を与えるというグリーン上のパッティングの原理の応用に他ならず、『テキサスウェッジ』の発展形と言えるでしょう。

 テキサスウェッジにしても、本来は単なるパターによるアプローチというだけでなく、ボールが沈んでいるのに合わせてパターのロフトを少しだけ寝かせて打つ秘訣があったのかもしれませんね。


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ディボットとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年08月18日 10:37

 ディボット(divot) とは ・・・

 ゴルフショットによって削り取られた芝生の塊、並びにゴルフショットで削り取られた地面の跡のことを言います。

 ゴルフクラブの構造及び芝の種類、ボールのライ、打ちたい球種などの理由から、『ターフを取る』打ち方をするわけですが、意識的にターフを取った場合もダフってボールの手前の地面を削ってしまった場合も、出来上がったものは分け隔てなくディボットです。

 ゴルフ規則の規定では、ディボットの定義はされていませんが、第1章エチケット>コースの保護において、「自分で作ったディボット跡や・・・を入念に直しておくべきである。」とか、「練習スイングでディボットを取ったり、・・・コースを傷つけたりすることのないようにすべきである。」と表現されています。

 また、第3章プレーについての規則>ゴルフ規則13-2球のライや、意図するスタンス・スイングの区域、プレーの線の改善においては、「元に戻してあるディボット・・・を取り除いたり押し付けること。」というように表現されていることから、ゴルフ規則の条文上ではディボットは『ゴルフショットによって削り取られた芝生の塊』の方の意味合いで使用されてます。

 ただし、R&A公式サイトでも、R&AのCEOピーター・ドーソン氏やゴルフルールのエグゼクティブディレクターであるデビット・リックマン氏が、「ディボットからの救済はないのか?」の質問に対して回答しているように、『ゴルフショットで削り取られた地面の跡』、つまり、ディボット跡の意味で、ディボットという表現を使用することも一般化しており、どちらの意味でも通じます。

 なお、ナイスショットでフェアウェイにいったはずのボールがディボット(ディボット跡の方ね)に填まっていれば、かなり落胆するでしょうが、今のところ、ディボットから救済されるルールはありません。

 両方の意味で同時に文章の中で使用する場合、混乱を招く恐れを避けるために、芝の塊の方を『ディボット』、地面の跡の方を『ディボット跡』と呼び分けることもありますが、少し慣れれば、文脈・会話の流れで充分判断がつくようになるはずです。

 エチケットとして、ゴルフルールでディボットの修復はすべきことのひとつになっているわけですが、修復の仕方は・・・。

 ディボットの塊が大きければ、ディボットをディボット跡に戻してあげます。

 ディボットが飛散してしまった場合には、ディボット跡に目土袋に入っている砂を入れすぎないように薄く少しだけ入れて、芝が伸びやすい状態にしてあげると良いでしょう。

 本来、目土とは芝の根元の乾燥を防ぐためなどに、ふるいを使って芝の上からサラサラとかけてあげる砂のことですから、ディボット跡にも薄く入れてあげてくださいね。

 日本のトーナメント中継でプロゴルファーがショットの後に、ゴルフクラブのトウ部分を使って、ディボット跡の付近の地面を軽くトントンと叩いているシーンが映るときがありますが、これは何もダフって、いじけているわけでも、頭にきてやっているわけでもありません。

 和芝、高麗芝、バミューダ芝などの暖地型の芝は、ほふく茎が横に伸びて育つため、ディボット跡の縁の土を崩してやるだけでも、芝の養生になることを教わっていて、手近なところに目土(砂)がない場合における簡易的なディボット修復を実践しているというわけなんです。

 プロの場合、ランの計算がしにくいとの理由から、目土(砂)が入りすぎたディボットからのショットをアマチュア以上に嫌いますので、目土を入れるよりもこうした措置でディボットを修復するのを好む傾向があるようです。

 最後に、ディボット跡からの打ち方の基本は、ボールに直接コンタクトする目的から、通常のショットよりもハンドファースト気味にして、ダウンブロー気味にして打つことになります。

 ダウンブローにクラブを入れる分、弾道は低くなり、ランも出るのでグリーンには止まりにくくなることを考慮してクラブ選択をします。

 ディボット跡の前もしくは後の端にボールがくっついている状態が一番難しいと言われ、ディボット跡の中で止まったボールの位置、ディボット跡の深さや向きなど、状態によっても難易度が大きく変わることも厄介なところです。


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ティフトンとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年09月11日 12:00

 ティフトン(Tifton) とは ・・・

 バミューダグラス類から改良された芝(ハイブリッドバミューダグラス)の品種の総称です。

 米国ジョージア州ティフトンにある農業試験場で、バミューダグラスとアフリカンバミューダグラスの交雑によって作られたことから、この名で呼ばれています。

 一般的なバミューダグラスよりも葉は繊細であり、米国南部のゴルフ場でよく使用されてきました。

 日本には1960年代にゴルフ場関係者などによって持ち込まれ、関西以西のゴルフ場で多く利用されてきました。

 ティフトンは、三倍体で種子ができないため、張り芝まき芝(細かく切断したほふく茎をまく方法)などの栄養繁殖でしか増やせません。

 1年で10~20倍の面積に広がるほど生育は旺盛な方で、夏の繁殖力が強く、コウライ芝の成長量の約20倍にもなります。

 ティフトンのこの強い生育力を利用して、オーバーシーディングのベース芝として利用されています。

 オーバーシーディングとは、冬に暖地型芝が休眠して色が褪せてしまう地域で、芝を一年中緑に保つ方法です。

 オーバーシーディングでは、ティフトンなどの暖地型芝の上に、寒地型芝であるライグラス類の種を初秋に蒔き、暖地型芝が衰える冬に緑を補いますが、春以降にはオーバーシードしたライグラスだけを枯らす必要があります。

 この切り替えをトランジションと呼びますが、コウライ芝や野芝だと寒地型芝に負けてしまい、切り替えがスムーズに行えません。

 こうしたエバーグリーンに利用できる反面、生育が旺盛な分、良好な状態を保つためには頻繁な刈り込みが必要となり、管理に手間がかかります。

 また、日陰にとても弱いのも欠点と言えます。

 ただし、踏圧や擦り切れにも非常に強い芝なので、ゴルフ場ばかりでなく、他のスポーツ施設の芝生としてもよく利用されています。

 ティフウェイ(ティフトン419)、ティフグリーン(ティフトン328)、ティフドワーフの順に、徐々に葉のきめが細かい品種になります。

 ( )内は品種登録前に用いられた試験系統名。

 ティフグリーンはグリーン用に改良された品種であり、ティフドワーフはティフグリーンから突然変異からできた品種。

 最近、米国PGAのトーナメントグリーンでも使用されているバミューダ系のウルトラドワーフもティフグリーンの突然変異種です。

 コウライ芝・野芝に比べると、ティフトンの葉は柔らかいため、ラフではボールが沈みやすく、クラブの抜けが悪くなり、雨の日は特にボールの状態を注意深く判断する必要があります。

 フェアウェイからもダフリは禁物で、正確なインパクトが要求されるため、技術の幅が広がると言われています。

 コウライ芝や野芝のフェアウェイに慣れている人なら、普段よりもハーフトップぐらいの気持ちでクラブを入れるのがちょうどいいかもしれませんね。


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チッピングとは?〔ゴルフ用語説明〕

2014年09月29日 12:15

 チッピング(chipping) とは ・・・

 グリーン周りからグリーン上をできるだけ転がしてカップインを狙うアプローチショットのことを言います。

 チップショット、又はランニングアプローチとも呼ばれています。

 ゴルフ中継でもよく聞く表現である『チップイン』とは、こうした転がし系のアプローチが直接カップインしたときに使われます。

 『チップ(chip)』とは、『削る。薄く切る。砕いて細かくする。欠け落ちる。』などの意味がありますから、地面からボールを削り取るような小さな動作で、掻き出されたボールがすぐに地面に落ちて転がるショットとでも言いましょうか・・・。

 チッピングでの距離の調節は、クラブを持ち替えることによって行い、基本的には毎回同じ小さな振り幅でスイング します。

 そのため、一度覚えてしまえば、再現性も高く、非常に簡単でミスの少ないタイプのアプローチです。

 ゴルフスクールなどでは最初にカリキュラムに組まれるほど基本的なアプローチですが、初心者向けで簡単という理由だけではなく、どこまでゴルフが上達してもコース攻略上必要とされる技術でもあります。

 グリーン周りからのミスはパッティングのミスに匹敵するくらいスコアの悪化に直結しますから、状況が許すかぎり、よりミスの少ないチッピングでカバーすることを一番最初に模索する習慣を身につけましょうね。


 チッピングの打ち方は・・・

 ボールの位置は、打ち出しを低くしてよく転がるように、右足の外側にあるくるぶし前方 が基本。

 最初はこんなに右なんだと思えるほどでしょうが、これより更にボール1~2個分くらいなら右でもかまいません。

 アプローチでのざっくりのミスは、手の甲側に手首を曲げる動きによるものです。

 ざっくりのミスが多い人はこの位置にボールを置くだけで、甲側に手首を曲げる動作を抑制してミスが激減しますので、チッピングにおけるボールの位置は非常に重要なことと心に留めておいてください。

 もうひとつだけ気をつける点は、スイング中、グリップは終始インパクトのハンドファーストの状態をキープして手首の動きをできるだけ使わず、ボールを掃除用具のほうきでゴミを掃くように払うこと。

 遠くの草を鎌で刈り取るようなイメージでスイング すれば、さらにミスは減り、ダフリやトップといった種類のミスは、ほとんど皆無となります。

 チッピングの振り幅は、時計の文字盤で例えるとバックスイングで5時~4時の間を目安に、自分の感覚で振りやすいところを探してください。

 フォローの位置も、バックスイングでの文字盤の対称的な7時~8時の間にしますが、クラブを払う関係上、クラブヘッドが指す位置ではなく、手の位置を目安にします。

 気持ちのいい振り幅を見つけたら、その振り幅でひたすら練習して、いつも同じスピード・振り幅でスイングできるようにします。

 更に微妙な距離感を出す練習は、こうした基本ができあがった後にしましょうね。


 コースで活かすには・・・

 アプローチグリーンのあるゴルフ場では、できるだけ平らな場所を探して、7番アイアンからサンドウェッジまで、それぞれのクラブを使用した時のチッピングの距離を歩測 しておきます。

 ただし、アプローチグリーンは、普通の練習グリーンよりも芝の刈り高が高いことが多く、ボールの転がりが悪いので、アプローチグリーンと練習グリーンの両方でパッティングをして転がりの差を補正 しておきましょう。

 コースラウンドでチッピングが可能な状況になったときは、この歩測・補正により算出した距離を目安に、上りや下りの傾斜を加味し、番手を選んで、後はアプローチするだけ。

 非常に簡単かつ有効ですよ。


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体重移動とは?〔ゴルフ用語説明〕

2015年01月11日 12:31

 体重移動〔ウェートシフト〕 とは ・・・


 ゴルフのスイング過程に発生する左右の足にかかる荷重変化のことを言い、ウェートシフトとも呼ばれています。

 バックスイングでは右足荷重に、フォロースルーでは左足荷重になりますが、一般的にはヘッドスピードを上げるための運動によるベクトル変化がその中心となります。

 これとは別に、ショットの安定性を図るために、スイング過程の各ポジションで教科書的なポーズに変化させて、身体バランスをとる動作も広い意味での体重移動に含めることができます。

 体重移動で誤解されやすいのは、体重移動自体を行うことによって飛距離が伸びたりするわけではなく、ヘッドスビードを加速させる身体の動きが原因となって、結果的に体重移動という現象が生じているということです。

 『体重移動』という言葉から、体重計にのるときのように静止した時の体重を連想して、身体を横に揺さぶることをイメージしやすいのでしょうが、そうした動作をしても体重の重心は左右に移動しますが、その動作によって飛距離が伸びることはほとんどありません。

 それでは『体重移動』が発生してしまう原因となる『ヘッドスピードを上げるための運動』とはどんなものでしょうか?

 まず、バックスイングからトップホジションまでの間、アドレス時の右膝の位置を動かさないように保ち、股関節から上の半身だけで捻転させる動作がそのひとつです。

 この動作というかポジションでは右膝にかなり負荷がかかるのが感じられると思います。

 右膝の位置を動かさないように保つことによって、捻転で溜められたパワーが右膝から右足首の方向に向かって働き、結果として右足裏で斜め後方に地面を押すことで、切りかえし直後から捻転の力をスイングスピードに変換することが可能となります。

 これがバックスイングでの右足荷重というウェートシフトの正体であり、ポイントです。

 もちろん、こうした右膝の保持をしなくても、バックスイングでトップまでクラブを上げれば、余程変わった動きをしない限り、スイングポーズを変えたことによって体重の重心が右足側に移りますが、こうした重心管理はバランスを崩さないための体重移動の類です。

 次にフォロースルー側での左足荷重ですが、インパクト以降のクラブヘッドを加速されるために行う動作がその主な原因となっています。

 ゴルフスイングではインパクト以降のヘッドスピードが最大になるように、風切り音が左足の前辺りで聞こえるようにクラブを振ることが推奨されています。

 ゴルフスイングのような回転運動を比較的簡単に加速させるには、糸を付けた重りを回転されるときのように、糸を持った手元を回転運動させるのではなく、糸を持った手元を直線的に往復運動されて、重りの回転運動を促進します。

 インパクトからフォロースルーにかけて、頭の位置をボールよりも右側に保ちつつ、スイング中に移動するハンドポジションに合わせて、タイミングよく左足を斜めに踏むと同時に頭を後ろ引く動作によって、クラブヘッドと頭との引っ張り合いを利用して、ヘッドスピードを上げていきます。

 飛球線方向に対して頭をボールの後方に保つビハインド・ザ・ボールの姿勢をとるため、身体の重心は右足寄りになっていますが、杭を斜めに刺すように左足を踏ん張ることによって生じた力で左足に荷重がかかります。

 足を踏ん張る動作がアイソメトリックス的な運動であるため、見た目で左足の動きを確認しにくいのですが、フォロースルー側の体重移動のポイントは右重心&左足荷重

 また、ゴルフスイングではショットの正確性を保つために、頭の上下動は極力小さくすることも基本となっています。

 クラブヘッドの重量に比べて、人間の頭は圧倒的に重いので、頭の動き自体を極めて小さくしても、ある程度ヘッドスピードを上げる効果は残ります。

 そのため、飛距離よりもショットの正確性の重視するプロのスイングでは、頭の動きは必要最小限に抑えられており、左足のアイソメトリックス運動と併せて、見た目ではわかりにくい動きとなっています。

 フォロースルー側の左足荷重を力ではなく、重さと勘違いしてしまうと、頭を飛球線方向にスライドさせて、ビハインド・ザ・ボールが崩れ、加える力の向きが狂って、ヘッドスピードを加速される方向に働かなくなってしまいます。

 また、ビハインド・ザ・ボールを維持していても、左足を踏んで力の方向を変えてやらなければ、いわゆる明治の大砲(右重心の右足荷重)となり、インパクト前にヘッドスピードは減速して、当たり負けを起こすスイングになってしまいます。

 連続写真などで各スイングポジションの模範的な形による体重移動はわかりやすいのですが、こうした飛距離アップのための動きに内包される荷重移動など、力の方向変化や力の合成は、足を蹴るような激しい動きを伴わないので、見た目の形だけでは動きの要旨を理解しにくく、難易度の高い技術と言えるかもしれません。


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テンフィンガーグリップとは?〔ゴルフ用語説明〕

2015年03月14日 11:35

 テンフィンガーグリップ(10 finger grip) とは ・・・

 オーバーラッピンググリップやインターロッキンググリップとは違い、右手の小指を含めた左右の人差し指から小指まで8本の指が並ぶようにグリップを握るゴルフクラブの持ち方 のことを言います。

 ベースボールグリップとも似ていますが、親指と人差し指で輪になるようにグリップを包んで握るベースボールグリップとは違い、以下の点がオーバーラッピンググリップやインターロッキンググリップと共通しています。

 ①左手の親指を右手の生命線に重ね合わせて右手に包み込む。
 ②右手の中指と人差し指の間が指一本分空くように、人差し指の第三関節(根元)を伸ばす。
 ③右手の親指と人差し指のなす角が鋭角でV字形になるように握る。


 親指と人差し指のなす角の二等分線が右肩を指すように握るのが理想的なグリップと言われています。

 このテンフィンガーグリップは、ボールの弾道が極端に低い非力な女性 であったり、番手ごとの飛距離が変わらない場合 などに向いています。

 ボールの揚力は、ボールのバックスピンによって得られます。

 同じクラブで同じ入射角で打ち出した場合、基本的にヘッドスピードが速いほど、バックスピン量は増えるため、ボールはより長く空中を浮遊することに。

 ロングアイアンを打ってもミドルアイアンと飛距離が変わらない理由は、ロフト角の小さいロングアイアンでは得られるバックスピン量が相対的に少なくなるため、ヘッドスピードが遅いと、揚力に必要なバックスピン量まで足りず、ロングアイアンの低い打ち出し角を維持できずに落下してしまうことが原因です。

 そもそも、オーバーラッピンググリップやインターロッキンググリップは、利き手の小指一本をグリップから外すことによって、利き手でない手との腕力のバランスをとって、多少飛距離には目を瞑る代わりに、より正確な方向性を重視したグリップになります。

 ヘッドスピードが遅いため、バックスピンが足らず、ボールがすぐに落ちてしまう場合には、利き手の小指一本分だけでも余分に、ヘッドスピードへ寄与してくれるテンフィンガーグリップの方が有利になるというわけです。

 ボールの浮き上がらない非力な女性がすべてのゴルフクラブで採用するのに有効であるばかりでなく、ロングアイアンに必要なヘッドスピード40m/s(ドライバー換算47m/s相当)にちょっとだけ足りない男性の場合でも、ロングアイアンだけテンフィンガーグリップを試してみるのも面白い実験かもしれませんね。


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手引きカートとは?〔ゴルフ用語説明〕

2015年03月30日 09:50

 手引きカート とは ・・・

 ゴルフクラブ等を入れたキャディバックを運ぶための荷車のことを言います。

 現在ではカート道路が整備されて、乗用カートが普及したため、人力で引っ張る必要のある手引きカートを採用しているゴルフコースはだいぶ少なくなっています。

 手引きカートのメリットは、ショットを打つ付近まで全部のゴルフクラブを運ぶことができるため、14本すべてのゴルフクラブが選択可能になることです。

 クラブ選択では残り飛距離だけでクラブを決めるのではなく、ボールのライを確認した上で、風向き・風の強さ、コースの起伏などショットに関わる要因すべてを総合的に判断した結果、初めて適切なクラブが決定します。

 そのため、ある程度の状況を想定した上で、乗用カートから数本のゴルフクラブを持ってボールのある場所に行ったとしても、想定外の状況が積み重なって、別のゴルフクラブが必要になることもあります。

 そうした状況下では、乗用カートまで戻って必要なクラブを取ってくると時間がかかるため、時間を気にするあまり打ち急いでミスをしたり、スロープレーに配慮してカートに戻らないケースでは、合わないクラブで無理やり打ってミスをしたりと、良いことはありません。

 その点、状況に応じて14本すべての選択肢が実質的に使えるのは、手引きカートの魅力 です。

 これに加え、自分の足でフェアウェイを歩くことによって、コース全体の起伏や風を感じたり、グリーンの立体形状が視認できたりと、乗用カートに乗っていたのでは見過ごしてしまいがちなことが自然と身体に入ってくるのも、スコア上も精神衛生上でも魅力的な一面です。

 乗用カートでフェアウェイへの乗り入れができるコースであれば、ある程度までは可能なことかもしれませんが、乗用カートの重量を考えると、芝生の保護の観点から乗用カートのフェアウェイ乗り入れを勧めるべきだとはとても言えません。

 同様の理由から、軽量な手引きカートであっても、往来が集中するグリーン周りからは迂回するように注意書きの看板があったり、進入禁止のロープが張られていたりするのが普通です。

 一か月当たり180kg/㎠の荷重がかかると、芝生は損傷すると言われていますので、使用頻度の高いグリーンやグリーン周りの保護に協力することはプレーヤーの義務であり、自分が快適にプレーするためにも必要なことです。

 この迂回看板・ロープに関連して、コースマネジメントで注意すべきことがあります。

 ギリギリまでフェアウェイの真ん中を歩きたいというプレーヤーの心理から、迂回看板・ロープを見てから、ロープに沿って迂回するルートを辿るため、この部分は踏圧によってグラウンドが硬かったり、芝が傷んでベアグラウンドの部分があったり、ぬかるんだ状態の後はカートの車輪によってわだちが出来たりと、ボールの落としどころとして最悪です。

 こうした迂回看板・ロープがあるエリアの前には、ショットが行かないようにレイアップするなりして、残り距離よりも打ちやすさを優先させた方がスコアは良くなること請け合いです。


 ゴルフ規則の上では、カートは『携帯品』に分類されています。

 他人の『携帯品』にボールを当てても無罰(規則19-1)ですが、自分の『携帯品』にボールを当てた場合には1打罰を受け、そのボールをあるがままの状態でプレーしなければなりません(ゴルフ規則19-2)。

 また、止まっている自分のボールをカートで動かしてしまった場合には、ボールをリプレースして、1打罰を加えて、プレーしなければならない(規則18-2a)のですが、ボールを捜しているときにカートで自分の球を動かしてしまっても罰はない(規則18-3a)と規定されています。


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ドレスコードとは?〔ゴルフ用語説明〕

2015年05月18日 08:33

 ドレスコード(dress code) とは ・・・

 ゴルフ場への来・退場時、クラブハウス内、並びに、プレー中の服装に関する規則のことを言います。

 最近ではネットで誰でも気軽に予約できるゴルフ場が増え、そうしたパブリックコースでゴルフを始めた人にとっては、時代錯誤で堅苦しいと感じるかもしれませんが、歴史のある会員制のゴルフ場ではゴルフのエチケットの一部として、伝統的なゴルフに相応しいとされる服装が定められていることが一般的です。

 地域によって多少の違いはあるものの、日本のメンバーコースでは夏季に当たる6~9月を除いて、来・退場時には上着(ブルゾン、ジャンパー類を除く、背広、ブレザー、ジャケット等)の着用であったり、スラックスの着用が求められ、ジーンズ、ジャージ、短パン等での出入りは禁止されています。

 プレー中の服装にしても、Tシャツやタンクトップは禁止され、襟付きのシャツを着用し、シャツの裾はズボンの中に入れることが基本とされています。

 ハイネック、または折り返し可能なシャツの場合、襟の長さが4cm以上のものと具体的に規定されていたり、ショートパンツでプレーする場合には、ハイソックスの着用を義務付けていたりと、普通の感覚からすると、多少、変てこなものもあります。

 たとえゴルフウェアとして販売されているものであっても、そのコース独自のドレスコードにそぐわないものもあるので、事前にチェックしておく必要があります。

 ただし、ゴルフの歴史から見たら、独自のしきたりがあるのがむしろ当然のことです。

 現在のようにストロークプレーのプレースタイルが主体となる以前は、マッチプレーがゴルフの主流であり、ゴルフ規則もマッチプレーを行うプレーヤー同士が了解していれば、事足りたことから、ルールも非常に簡略で独自のものでした。

 ストロークプレーとは違って、ゴルフコースのホール数が18ホールと決める必要もなく、ゴルフ黎明期にあっては自然の地形をそのまま活かして利用していたため、ゴルフコースのホール数すらゴルフ倶楽部によってまちまちだったくらいです。

 R&Aが統一的な規則を取り決める以前から、ゴルフにはそれぞれの地域のゴルフ倶楽部で育まれたコミュニティ独自のしきたりが存在し、継承されてきたものがあります。

 日本でも、ゴルフ発祥の国であり、当時の世界的な主流であった英国スタイルでゴルフが始められています。

 当時の財界・政界などの有力者が有志を集い、ゴルフ倶楽部という会員制の組織をつくって、会員の出資を元にゴルフコースがつくられたのが始まりです。

 当初のゴルフコースはこうしたプライベートコースが中心。

 今では信じられないかもしれませんが、プロゴルファーはアマチュアゴルファーよりも地位が低く、裏口からしか出入りを許されていなかった時代でもあります。

 だれでも気軽にプレーできる現在のパブリックコースでは、公共のスポーツ施設の利用者として、料金を支払ってくれる顧客として扱われる要素が強くなりますが、会員制のプライベートコースにおいて、ビジターは招待された客人として扱われる要素が強くなります。

 ゴルフに限らず、招待された客人が快く受け入れられるためにはその場のしきたりに従う方が自然で、客だからといって我が物顔で振舞うのは無礼なことでしょう。

 ドレスコードはゴルフ倶楽部の構成員である会員が快くプレーできるようにと考えられて定められたものですが、こうした歴史的な背景を知れば、ビジターも当然守るべきルールであることは礼儀として理解できることだと思います。

 こうした古いしきたりに抵抗を感じる人は、米国スタイルのパブリックコースが向いているかもしれません。

 ゴルフ場の破綻による管理形態の変更であったり、セルフプレーの増加であったり、科学技術の向上による乗用カート・ゴルフナビの利用であったり、ボール・クラブの高性能化など、伝統的なプレースタイルは日に日に失われつつありますが、大衆化の方向でより便利でより手軽にゴルフができるのは歓迎すべきことです。

 だからといって、ゴルフ規則の第1章でエチケットをうたうゴルフにおいては、何でも許されているわけではないので、まわりへの心配りを忘れず、節度ある振舞い・服装で、みんなでゴルフをたのしみましょうね。


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ターゲットラインとは?〔ゴルフ用語説明〕

2015年07月05日 13:31

 ターゲットライン(飛球線) とは ・・・

 目標とボールの位置を通って、延長された仮想の直線のことを言います。

 スイング自体が完璧なものであっても、向いている方向に狂いが生じていれば、ボールは打ちたいと思っている方向に飛んでくれません。

 ターゲットラインはスイング軌道・クラブフェースの向き・身体の向きなど、ボールの方向性を決める基準 となるため、スイング理論を問わず、最重要視されている項目となっています。

 ゴルフの基本とされるスクエアスタンスでは、ターゲットラインに対して①足首、②膝、③腰、④肩、⑤目線のラインを平行 に構えます。

 その中でも、出球のコントロールにあっては膝と腰の関係が重要で、左太ももの向きをターゲットラインに対して平行にできるかが肝とされています。

 ただし、身体の向きというのは気がつかないうちにずれてくるので厄介です。

 その結果、ミスショットをした原因を正しく構えられないというアライメントの問題ではなく、スイングの中に原因を求めてしまうと、スイング調整を際限なく繰り返す迷走状態に陥ります。

 ひいてはスイングを壊してしまうことも少なくありません。

 構えた後に目標を見てしまうと、正しく構えられている場合でも、目標が右にずれているように見えてしまい、その違和感から身体の向きを右に向き直すアライメント上のミスが発生しやすくなります。

 ターゲットラインに対して正しく構える方法として、スパットの利用したインターメディエイト・ターゲット・プロセスが有効です。

 また、右向きアドレスを矯正する方法としては、オープンスタンスで構えた後、ターゲットを見ながら、スタンスを少しずつ閉じていくのも有効な方法のひとつとされています。

 ターゲットラインに対して正しく構えられているかどうかのチェック方法としては、仰向けに寝たときに左右のどちらかのお尻が浮いたり、歩いたときにズボンのポケットが左右のどちらかにずれてこないか確認してみてください。

 左のお尻が浮いていたり、ポケットが左にずれる人は右向きに構える傾向があり、正しい方向にボールを打ち出せないばかりでなく、ターゲットラインに対して正しく振ろうとすればするほど、回りにくい背中側に身体を回そうとして腰痛の原因ともなるので、できるだけ早く直した方がよさそうです。

 正しい構えでは目標が右にずれているように見えるという錯覚をお話ししましたが、こうした錯覚を利用して、ボールの打ち出しの高さを調節する方法もあります。

 高い角度で打ち出されたボールというのは、自分の目の位置から見た場合、平面的に認識すれば、ターゲットラインに対して右に打ち出されたようにも見えます。

 逆に、低い角度で打ち出されたボールでは、自分の目の位置から見た場合、同じように平面的に認識すれば、ターゲットラインに対して平行に打ち出されたようにも見えます。

 こうした2次元的な錯覚のイメージを利用すると、簡単に弾道の高さを打ち分けることができるというわけです。

 同様に、ロフト角の大きいウェッジ類が左に打ち出すミスをしやすいのも、元々左に行きやすいというクラブ構造の問題だけでなく、ターゲットラインに対して右に打ち出されたように見える高い打ち出し角が、視覚的な錯覚を引き起こしていることも考えられます。

 右に打ち出したように見える弾道を本能的に嫌がって、ターゲットラインに対して平行に打ち出そうとすれば、結果的に左にひっかける球筋になってしまうので、ウェッジなどの高ロフトクラブでは注意が必要です。

 こうしたターゲットラインに関する錯覚に惑わされないために、日頃から方角を意識することが大事です。

 屋外から室内に入っても、身体の向きが回転したとしても、東西南北の方角がわからなくならないように、頭の中にコンパスのイメージをつくってみてください。

 方角の感覚が鋭くなれば、ターゲットラインに対して平行を保つことも容易くなります。

 とはいえ、ボールを打つ意識が強すぎたりすると、正しい向きもずれやすくなるので、ボールを運ぶ意識も大切にしてくださいね。


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ダブルブレイクとは?〔ゴルフ用語説明〕

2015年08月08日 11:04

 ダブルブレイク(double-breaking putt) とは ・・・

 パッティンググリーンにおいて、右へ左へと複数回曲がるラインのことを言います。

 蛇行するように曲がりくねったライン形状に見えるため、日本では『スネークライン』、もしくは『S字ライン』とも呼ばれます。

 この場合の『ブレイク(break)』は『曲がる』という意味で使われています。

 ロングパットなどパッティングの距離が長ければ長いほど、ボールの転がりに影響する要素が複数になることもあり、ブレイクポイントもそれに応じて増えることがあります。

 グリーン上でのボールの転がりに影響する要素は、グリーンの全体傾斜であったり、2段グリーンなどの段差であったり、小さなマウンドであったり、暖地型芝草の強い芝目などです。

 こうした要素は、転がす方向との位置関係によって、ボールスピードに影響したり、ボールの曲がりにも影響します。

 グリーンの全体傾斜で言えば、フォールライン(グリーン上で水が流れ落ちる方向)に対して平行に転がす場合にはボールスピードに影響しますが、フォールラインとは異なる方向にボールを打ち出す場合にはボールの曲がりにも影響してきます。

 日本で数の多い受けグリーンでは、ピンハイ(ピン位置と同じ高さのエリア)からのパッティングはフォールラインに対して直角に位置するため、位置的には最も曲がるラインとなります。

 芝目も同様で、順目や逆目はボールスピードに影響しますが、横目が最も曲がりに影響してきます。

 ただし、単純に最も曲がるラインが一番難しいかと言えば、けっしてそうではなく、フォールラインに対して平行や直角でない斜めの場合には、ボールスピードと曲がりの両方に影響を与えるため、その度合いを読み取ることが必要となるため、慣れるまではより難しさを感じるかもしれません。

 曲がるラインではタッチとラインは一対一の関係になることも意識する必要があります。

 特にスティンプ値の高いグリーンスピードの速いグリーンでは、ライン読みが正確であっても、タッチによってラインが変わるため、タッチで許される誤差がより小さくなります。

 最も厄介なのは小さなマウンドや馬の背で、ボールが転がる位置が少し変わるだけで、影響の度合いが変わるばかりでなく、正反対の方向にも転がることもあるので、大きくラインを外してしまう原因にもなりえます。

 ダブルブレイクのラインではこうした要素が複数絡み、より複雑さを増すわけですが、単純化して考えることも可能です。

 ブレイクポイントの数に応じて、エリアごとに分割し、それぞれを単純に一度だけ曲がるラインとして捉える と、比較的簡単にライン読みすることができます。

 この際、注意すべき点は『ラインを読む順番』と『ボールスピード 』です。

 カップに近いエリアからライン読みを始め、最後にボールに近いエリアのラインを読む順番で行います。

 カップに近いエリアのライン読みは、単純に一度だけ曲がるラインの時とまったく同じでかまいませんが、その時のボールの打ち出しスピードを意識に留めることが大切です。

 分割した次以降のエリアのライン読むでは、カップに近いエリアでの打ち出しスピードを確保できるようなタッチでライン読みを重ねていきます。

 曲がるラインでの曲がる度合いは転がる時間との相関関係があり、ボールスピードが速くなるほどボールの曲がりは少なくなることを考慮すると、分割したラインの最終地点(全体ラインの中間地点)でボールを止めるわけではないので、必然的にボールに近いエリアでのライン読みは普段のラインよりは薄く読むことになります。

 一見すると、複雑に入り組んだラインであっても、すぐに諦めてしまわずに、手順を踏んで、丁寧にラインを読んでみてくださいね。


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ディンプルとは?〔ゴルフ用語説明〕

2015年12月11日 10:41

 ディンプル とは ・・・

 ゴルフのボール表面に加工されてつけられた窪みのことを言います。

 元々のゴルフボールにはディンプルは存在していませんでしたが、使い込まれて傷だらけになったゴルフボールの方が新品のボールよりも飛距離が出ることが経験によって知られていました。

 メーカーの試行錯誤の結果、無数の丸い窪みが空気抵抗を抑えて、飛距離アップに効果があることがわかってきています。

 現在でもディンプルの数・大きさ・形状・配置など、ボールメーカーごとに様々な研究がなされています。

 物理的に考えてみると、静止しているボールは、大気圧の影響によって、あらゆる方向からほぼ均等に空気の圧力を受けています。

 飛んでいるボールの周囲では、ボールの進行方向とは反対方向に空気の流れができますが、表面にディンプルの無いつるつるなボールの場合、空気の流れはボールから剥がれやすく、進行方向とは反対側のボールの裏側では空気の薄い(圧力の低い)領域が幅広くできてしまいます。

 空気に薄い所があれば、空気の濃い所から空気が流れ込んでしまうように、ボールも圧力の低い方へ引っ張られてしまいます。

 これがボールの進行方向とは反対向きの抗力(空気抵抗)とし働き、ボールが減速して飛距離を損なう原因となります。

 一方、表面にディンプルを施したボールの場合、空気の流れはボールの表面から剥がれにくく、進行方向とは反対側にできる空気の薄い(圧力の低い)領域の幅が狭くなってくれます。

 相対的に圧力の低い領域の小さくなるために、ボールには進行方向とは反対向きの抗力が少なくなって、減速の度合いを弱めてくれるために、飛距離が伸びてくれる構造になっています。

 ゴルフの最大の魅力は、他のスポーツでは味わうことのできない桁外れな飛距離と言われています。

 プロゴルファーの中でも飛ばし屋と呼ばれる人達のドライバーの飛距離は350mを越えることもあって破格ですが、男性なら一般のアマチュアであっても200m、女性でも150mくらいならすぐに越えることが可能です。

 野球場のフェンスを越えてしまうような打球が相当な確率で打てるわけですから、爽快感で言えば、ホームラン王クラスの選手が絶好調のときの感覚を素人でも味わえるようなものです。

 一度でもドライバーでナイスショットを経験してしまうと、一生忘れられない感覚として記憶に残ります。

 その主な原因のひとつとなっているのがボール表面のディンプルと云うわけです。


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手打ちとは?〔ゴルフ用語説明〕

2016年01月11日 09:21

 手打ち とは ・・・

 手や腕の筋力を主体として行うバックスイングやダウンスイング動作のことを言います。

 この用語は一般的にはミスショットした時の原因として使用されることがほとんどで、スイング加速の技術として使用されることは稀です。

 ゴルフスイングでは手でクラブを握って速く振るという動作が必要とされるため、ゴルフ初心者でなくても、誰しも手や腕の力に頼って振り回すイメージを連想するのは当然のこと。

 ただし、ゴルフスイングに限らず、打撃系や投擲系の競技において、リリース以前のスイングの序盤から中盤にかけて、手や腕の腕力を使って始動することは加速の原理に反しています。

 効率の良い加速をするには大きな筋肉を主体的に使用することが欠かせません。

 これは、ゴルフでのスイング軌道がほぼ円軌道を辿るため、角運動量保存の法則で考えるとわかりやすくなります。

 角運動量保存の法則は、慣性モーメントと回転スピードを掛けた値が常に一定になるということですが、これは慣性モーメントが大きいと回転スピードは遅く、慣性モーメントが小さいと回転スピードは速くなるということを意味しています。

 人間の身体は、骨と骨の間は関節で繋がり、関節の動きを筋肉の収縮によって変化させることによって動作が生まれる構造になっています。

 身体の中心部から末端部に行くほど、骨や筋肉は相対的に小さくなっていく傾向もあり、この構造を活かすことで効率良いスイングとなります。

 まず、各関節が動きやすいように、その関節に関わる筋肉の力をできるだけ弛緩させた状態を保ちます。

 この状態で、身体の中心部の大きな筋肉を主体として回転運動を稼動させると、慣性モーメントの大きい部位からそれよりも小さい部位に伝わるだけで、自然に回転スピードは速くなります。

 大きい部位から中程度の部位、中程度の部位から小さい部位へと伝わる度に加速する原理を利用すると、筋肉単体や筋肉全体で出力したとき以上のスピードを得ることができるため、スピード競技全般に共通した技術となっています。

 これに加えて、上級者ではキネティックチェーンと呼ばれる筋出力の連鎖をうまく活用しています。

 大きな筋肉が力を出して動き出し、次の部位に力を伝えると同時に、この大きな筋肉が次の筋肉の土台となって働きます。

 大きな部位は加速した後、土台となって減速しますが、次の部位はその土台を踏み台として、加速を上乗せしていくことによって、更なる加速を生み出します。

 こうした構造でタイミングよく加速が連鎖していくことがキネティックチェーンの仕組みです。

 中心部である体幹の大きな筋肉が弱いか、もしくは上手く使用できていない場合には、腕の筋肉がいくら強くても、宇宙空間や氷の上でスイングしたときと同じように、本来の力を発揮することはできません。

 力を発揮するには、作用・反作用の法則に従って、土台となるべきものが安定することが大切です。

 手打ちと呼ばれる状態は、末端に近い部位の筋肉だけを使用した加速効率の悪いスイングというだけではありません。

 収縮のタイミングが悪く、筋肉が必要以上に収縮して関節を固めるため、アクセルとして加速するよりもブレーキとしての減速機能となって働いてしまっています。

 『手打ち』の状態がミスショットの原因と言われるのはこうした理由からです。


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テーパーとは?〔ゴルフ用語説明〕

2016年03月19日 10:46

 テーパー(taper) とは ・・・

 ゴルフクラブのグリップやシャフトの先端部などに採用されている手元側よりも先端側の径の太さが先細りになっている構造のことを言います。

 テーパー構造になるのは、大きな力が負荷としてかかる部分に対して、その部分を太くして強度を保つためです。

 試しにコピー用紙などを丸めて筒を作る場合でも、先端と手元側を同じ直径にした筒よりも、先端側を細くして手元側を太くした筒の方が強度は強くなったように感じられるはずです。

 ゴルフのスイングでもグリップエンド側に近い部分を支点とするほど、クラブを長く扱う分だけ大きなエネルギーを必要とし、その部分に大きな負荷がかかります。

 また、スイング中にはシャフトの先端方向に向かって遠心力が作用しますが、そうした遠心力に対抗する意味でも、グリップエンド側が一番太くなる構造を採っています。

 ゴルフ初心者はスイングでクラブがすっぽ抜けるのを心配してしまうため、グリップを必要以上に強く握ってしまう傾向にあります。

 しかし、強く握り締めなくても掌を開かない限り、グリップにはこのテーパー構造があるのでグリップエンドが掌や指に引っかかって、クラブが飛んでいってしまうことはありません。

 強く握り締めるのではなくて、スイング中もグリップの形に沿って曲げた指の関節の角度を変えないように保つだけで、力としては十分です。

 プレーヤーが大きな力を出す必要はないように、クラブの構造自体が負荷のかかる部分を補ってくれる構造になってくれているので、道具に対してできるだけ優しく接してあげてくださいね。

 プロや上級者の中には利き手のグリップ部分の下巻テープを多めにしてグリップエンドとの太さの差を小さくしている人がいますが、これは飛ばしのためではなく、距離感や方向性を重視しているためです。

 上級者になればなるほど、スコアに対してショートゲームの感覚を重視する傾向が強くなるのですが、テーパー構造では、右利きの場合、利き手である右手の指にかかる感覚が細く頼りないので、そのままだとより強い力を必要として、微妙な力の調節が難しくなります。

 利き手で握る部分を太くすることによって、必要とする力は抑えられるため、より大きな幅で力の調節を行うことができ、利き手の感覚を最大限に活用することができます。

 ただし、利き手の部分に大きな力が加わりやすい構造ですから、スイング中のクラブの支点がクラブヘッドに近い側に移ってしまい、スイング的にはクラブを短くしか使えなくなるため、当然ヘッドスピードは落ちることになります。

 加えて、利き手のグリップが太くなる分だけリリースもしにくくなるので、飛距離性能は落ちてしまいます。

 初心者は初期のテーパー構造のままで充分ですが、上手くなって微妙な距離感を出しにくいと感じ始めたら、距離感がより必要とされるウェッジやショートアイアンなどのグリップの太さだけを下巻テープで自分に合うように調節してみるもいいかもしれません。


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対角線戦略とは?〔ゴルフ用語説明〕

2016年06月18日 12:15

 対角線戦略 とは ・・・

 インテンショナルで曲げる球筋のショットにおいて、ストレートボールと同程度にフェアウェイキープ率を高めることを主眼に置いたコース戦略の考え方のひとつです。

 真っ直ぐに伸びるフェアウェイの場合、ストレートボールの球筋であれば、フェアウェイを縦長に使うことができるため、攻略上で非常に有利になります。

 たとえば、仮にティーグラウンドの先100ヤード地点から300ヤード地点まで30ヤード幅で真っ直ぐに伸びるフェアウェイがある場合、30ヤード幅に収まる横へのミスの範囲内であれば、ティーショットは100ヤード以上飛ばし、300ヤード以上飛ばさなければ、ボールをフェアウェイに置くことができます。

 これは横のミス30ヤードに加えて、縦のミスが200ヤードという広い範囲で許されるため、コースレイアウトを有効に使用している攻め方と評価されます。

 これに反し、インテンショナルで曲げる球筋の場合には、30ヤード幅に収まる横へのミスの範囲内であっても、縦のミス、特に飛び過ぎた方向へのミスは、フェアウェイを斜めに進んでいってしまうことから、縦方向と比較して圧倒的に狭い横方向への制限を受けて、フェアウェイから外れるミスに繋がりやすくなります。

 曲げる球筋は、縦方向のミスが横方向へのミスにも変換される要素を持っているわけで、その分、ストレートボールと比較して、一般的にフェアウェイキープには不向きです。

 ただし、インテンショナルで曲げる球筋であっても、こうした縦方向へのミスに対して寛容な攻め方があります。

 それが対角線戦略になります。

 対角線戦略では、できるだけフェアウェイを縦長に利用することが主目的です。

 想定上の球筋でボールがロール(ラン)していく方向が、フェアウェイに対してできるだけ直進していく向きになるように目標を設定することが、ここでの最重要ポイントになります。

 具体的にやるべきことは、ティーアップ位置と打ち出し方向の設定だけです。

 ティーアップする位置は、上記の目的を達成しやすくするために、曲げたい方向と同じ側のティーマーカー寄りにティーアップすることになります。

 スライス・フェード系の球筋ではティーマーカー右端寄りにティーアップし、フック・ドロー系の球筋ではティーマーカー左端寄りにティーアップするわけです。

 スタンスの向きは、曲げたい方向と反対側のフェアウェイサイドに対して出球の打ち出し方向を合わせますが、その縦位置は曲げる度合いによって異なります。

 これから打つ予定の球筋をイメージして、その球筋でロール(ラン)していく方向がフェアウェイに対してできるだけ直進していくようになる位置に、出球の打ち出し方向を個々に設定していくことになります。

 スライス・フェード系の球筋ではフェアウェイの左サイドに打ち出し方向を設定し、フック・ドロー系の球筋ではフェアウェイの右サイドに打ち出し方向を設定するわけです。

 後は普段通りショットをするだけ。

 これが対角線戦略の具体的な方法ですが、曲球のデメリットをストレートボールに似せた軌道に変更して打ち消しただけのメリットしかありません。

 横方向に対してのミスの幅の寛容度は、ストレートボールとほぼ同等ですが、逆球になったときのリスクの影響度の高さは、ストレートボールでより大きなミスをした場合に匹敵します。

 逆球にならないような技術が前提となる戦略とも言えます。

 ただし、ストレートボールで真っ直ぐ狙うことがすべての状況において勝るわけではありません。

 フェアウェイに対して、ティーグラウンドが正対していることも、真ん中に配置されているとも限らないからです。

 合わせて、ゴルフ規則上、ティーアップできる幅が二つのティーマーカーが置かれた範囲に限られていることも大いに影響してきます。

 フェアウェイに対して斜めにボールを入れざるを得ないティーグラウンドの配置では、ストレートボールよりもインテンショナルボールでコースレイアウトに沿ってボールを入れた方が、縦・横両方向のミスに対して寛容な状況となります。

 ティーショットの難易度を上げるコース設計上のレイアウトとして、ティーグラウンドの位置と向きを中央からずらして、フェアウェイに対して角度を付けて配置されてすることは一般的な方法です。

 当然のことながら、難易度の関係からレディースティーよりもレギュラーティー、レギュラーティーよりもバックティーで採用される傾向が強くなります。

 より高いレベルになるほど、どんなレイアウトであっても、弾道の軌跡すべてがフェアウェイ内に収まるように設定できる技術と戦略を持つことが求められます。

 より安全にコース攻略を実現するために、対角線戦略の考え方はコース難易度が高いコース・ホールほどより重要性を増すというわけです。


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タメとは?〔ゴルフ用語説明〕

2016年08月09日 13:50

 タメ とは ・・・

 インパクト時のクラブの運動エネルギーを高めるために、クラブの動きのタイミングを身体の動きよりも一拍遅らせて、力を溜め込む動作のことを言います。

 前腕とシャフトがなす角度(手首の親指側の角度)が90度よりも鋭角になるのが、腕のタメの顕著な特徴です。

 そのため、意図的に手首を折り曲げて、クラブを遅らせれば良いと勘違いする人が続出します。

 仮に、手の力を使ってこうした形を上手く真似できたとしても、レイトヒットとは違う単なる振り遅れであって、飛距離アップにはむしろ逆効果となります。

 そもそも、タメとは運動連鎖の利用したものだということをまず理解する必要があります。

 大きくて重い筋肉を動かす際には、大きなエネルギーが必要となることは、感覚的にも理解できると思います。

 それに比べて、小さくて軽い筋肉をそれと同じスピードで動かす際には、小さなエネルギーで済みます。

 元々、人間の身体は、身体の中心部である体幹に位置する筋肉は大きて重く、末端部に近づくほど、素早く動かしやすいように、筋肉も次第に小さく軽くなっていく構造になっています。

 体幹の大きくて重い筋肉を動かすことによって、それよりも少しだけ小さくて軽い筋肉に力が伝達する際には、それだけでスピードが勝手に上がってしまう構造です。

 スイングスピードの如何を問わず、クラブを持ってスイングした場合、胴体の回転スピードよりも速くハンドスピードが上がり、ハンドスピードよりも速くクラブのヘッドスピードが自然に上がってしまうのはこうした理由からです。

 ただし、こうした仕組みをより効率良く利用するには、関節でエネルギーが無駄に浪費されてしまわないように、関節が自由に動くように余分な力を抜いた状態を保つ必要があります。

 とはいうものの、スイングプレーンの方向以外にも自由に動いてしまうほど、関節が緩んでしまうのは問題です。

 あらぬ方向へ力が逃げてしまったり、スイングプレーンに対してブレーキとして働く方向に力が溜まらないように、力のかかる方向を常に考慮しながら、スイング作りをしていく必要があります。

 また、腕の力を抜く以前に、体幹の筋力を動きの主動力としなければなりません。

 腕の力を主動力とした場合、こうした運動連鎖は腕から先のごく短いものとなってしまい、非常に効率が悪いものです。

 運動連鎖を最大限に発揮させるには、ボディターンスイングが大前提となるわけです。

 タメというのが必ず一拍遅れたタイミングになるのは、このボディターンスイングによる運動連鎖で、力が次々と伝達される際に起こるタイムラグに過ぎません。

 意図的にクラブや腕を遅らせようとすれば、遅れは一拍どころでは済まなくなってしまいます。

 むしろ、体幹と腕とクラブを同調させるくらいの意識でスイングすると、末端に行くほど各部に一拍ずつ遅れて伝わり、程良い運動連鎖を生じるくらいです。

 この他、タメにはスイングの慣性モーメント的な要素も含まれます。

 スイングを回転運動として捉えると、各部の重さの他、さらに回転半径という要素が加わります。

 回転半径が大きいほど、また、回転軸から離れた位置に重いものが存在するほど、慣性モーメントは大きくなり、回転しにくくなります。

 反対に回転半径が小さいほど、また、回転軸から近い位置に重いものが存在するほど、慣性モーメントは小さくなり、回転しやすくなるという理屈です。

 バックスイングで右肘を折り曲げるのも、手首を折り曲げるのも、スイングの慣性モーメントを下げて、回転をしやすくするためです。

 一見これに反する左肘を伸ばすという動作も同じ理屈に沿っています。

 クラブの長さは腕の長さの2倍ほども長いため、扱い方次第でスイングスピードに大いに影響してきます。

 左肘を伸ばして、手首をできるだけ折り曲げることによって、シャフトの丁度真中くらいの位置に回転軸をもってくることができます。

 シャフト(腕の長さの2倍)の延長線上に腕(1倍)を伸ばした長さに比べて、これで回転半径を3分の1程度に抑えることができるというわけです。

 運動連鎖と慣性モーメントを理解せずに、形ばかりを真似ても飛距離アップに繋がらないのは、こうした理由からです。


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ティーボーラーとは?〔ゴルフ用語説明〕

2016年12月17日 11:24

 ティーボーラー(Tee Borer) とは ・・・

 ティーペグを刺す穴を開けるための金属製の針が付いた補助具のことを言います。

 地面凍結によってティーペグが刺しにくくなる冬季の朝に重宝するというか、無いと困るほどのもので、ゴルフ場側が用意してくれる道具です。

 少し野暮ったい言い方になりますが、『ティーボーリング具 』とも言います。

 『ボーリング(boring)』は、道路や地下鉄などのトンネルを掘る際にも使われる用語ですから、ニュースなどで聞いたことがある方もいると思います。

 『ボア(bore) 』はその動詞で『穿つ・穴を掘る』の意味です。

 シャフトの先端がソールまで貫通しているクラブ構造の『スルーボア(through-bore) 』のボアですから、ゴルファーにはこちらの方が馴染み深いかもしれません。

 ちなみに、『ボーリング(boring) 』は『穿孔(穴を開けること)、もしくは開けた穴』のこと。

 『ボーラー(borer) 』は『穿孔器(穴あけ器)』を意味します。

 ティーボーラーは、稀に長さの違う複数の針のタイプのものもありますが、通常、穴を開ける太い針が1本だけ付いたものです。

 鉄を主体とする金属製で、かなり重量があって重いので、勢いよく突き刺して使う人をたまに見ますが、危険な行為なので止めてください。

 この道具は穴を開けたい地面のところに針を立てて、刀の鍔に当たる部分を足で踏んで、穴を穿つタイプの道具になります。

 穴の深さは足の踏み加減で調節するのですが、寒い中で不器用な足での作業なので、これがなかなか自分の思い通りの深さにならないものです。

 そこで、改良されたのが長さの違う複数の針が付いたタイプというわけです。

 ただし、これでも神経質な人にはなかなか思い通りの長さにならないことも。

 そんな方も道具は使い方次第です。

 一般的な1本針のものでも大丈夫。

 事前に目土ボトルなどの使いやすい目土入れを用意して、目土を入れて準備します。

 まずは鍔の根元まで踏み込んで、穴を最大限の深さまで開けます。

 その穴に目土を擦り込んで入れるだけ。

 これでティーアップの高さが自由に調節できる、普段通りの硬さの地面になるというわけです。


 そう!これは芝草管理上のエアレーションと同じ作業です。

 ゴルフ場でのエアレーションでは、穴をくり貫いて地面に溜まった老廃物を取り除きますが、家庭などの狭い芝生の管理でも、ティーボーラーと同じような単に穴を開けるだけの道具を地面に突き刺して行います。

 そこに目土入れをして、通気性と透水性の改善を図るというわけです。

 余りにも近い場所に穴を開けると、土が寄せ集まって硬くなってしまいますが、均等な間隔で穴を開けていけば、芝の生育にとっても良いことです。

 春先の芽吹き後、ティーグラウンドのコンディションが早く整うのを助けることにも繋がります。

 ただし、ディボット跡の目土入れ同様、目土の入れ過ぎは芝の生育を損なうこともあるので、薄目・控えめに入れるのがコツ。

 スロープレーにならないように、手早くスマートに行ってくださいね。

 ティーアップのためにそこまでしたくないと思った人も、将来的に気持ちよくゴルフをするためにも、試してみてください。


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トレーリングエッジとは?〔ゴルフ用語説明〕

2017年03月05日 08:55

 トレーリングエッジ(trailing edge) とは ・・・

 ゴルフクラブのソールとバックフェースとの縁のことを言います。

 日本ではなぜかゴルフ業界関係者までもが、トレーディングエッジと誤用していることが多いのが不思議なところです。

 『トレーリング(trailing)』のtrail(トレイル)は、『遅れをとる』『~の跡を追う』『引きずる』といった意味があります。

 日本でも牽引タイプの大型輸送トラックを『トレーラー(trailer)』を呼びますよね。

 正確には動力を持たずに牽引されているコンテナ車両の部分が『トレーラー』ですが。

 リーディングエッジ(leading edge)とトレーリングエッジ(trailing edge)は対で使われるように、『先頭の』という意味の『リーディング(leading)』との対で使われています。

 おそらく、この『リーディング』のディングに引っ張られて、トレーリングがトレーディングに間違えられたのでしょうね。

 リーディングエッジと違い、トレーリングエッジはゴルフレッスンではほとんど取り上げられることはなく、日本人にとっては耳慣れない言葉であることも影響しています。

 ウェッジを使用する際に、スイングの入射角を緩やかにして、バウンスを滑らすように着地させてやると、多少のダフりも許されるのですが、こうした場合でも、バウンスで着地させると表現されても、トレーリングエッジの言葉が使用されることはまずありません。

 トレーリングエッジを意識しているのは、クラブデザイナーくらいでしょうか。

 ウェッジのソールをどのように削って、地面に弾かれずに、芝からの抜けが良い形状にできるのか?

 また、ガードバンカーでのエクスプロージョンショットでは、反対に飛ばしたい方向へ砂を多く弾くのにはどんな形状が適しているのかを考えてデザインされています。

 フェースの形状にも影響を与えるリーディングエッジと違い、バックフェース側にあるソールはいろんな形に削られるため、結果的にトレーリングエッジは一様な形状ではなくなっています。

 そのため、クラブ毎にその扱い方も変わり、ゴルフレッスンにもこの用語を使用しづらいというわけです。


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